アウトドア・キャンプ初心者必見!火起こしに必要なおすすめアイテムと焚き火をするまでの手順を解説

アウトドアで焚火を行おうか検討しているものの、火起こしに必要なアイテムが分からない。
このような疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
アウトドアで火起こしを行い過ごすキャンプでの夜は、焚火を起こすことでより一層楽しむことが可能です。
ですが必要なアイテムを忘れてしまうと火起こしが行えず、折角のキャンプで焚火が楽しめないことも。
そんなトラブルを未然に防ぐために、当記事では火起こしの手順や必要なアイテムの数々などの詳細を解説していきます。
これからキャンプで火起こしを行い、焚火を行おうか検討している方に最適な内容になっています。
キャンプやアウトドアでスマートに火起こしができるよう、事前に準備を行いたい方は是非当記事を参考にしてみて下さい。

アウトドアの火起こしに必要なアイテム


キャンプで火起こしを行い、焚火を行おうか検討している方で気になるのが必要なアイテムの数々ではないでしょうか。
そこで火起こしに必要なアイテムの一例として、以下の5つのアイテムについて役割等を解説していきます。

  • 焚き火台
  • 斧・ナタ
  • 着火剤
  • 火ばさみ
  • 火吹き棒

以上の内容について、順を追って解説していきましょう。

焚き火台

地面で直接火を起こす直火が禁止されているキャンプ場が多いため、キャンプ場で火起こしを行うのであれば必然的に必需品となる焚き火台。
焚き火台は地面を傷めずに焚火を行うことができるアイテムで、地面から一定の空間を空けることによりダメージを防ぐことができます。
また焚き火台はコンパクトに折り畳める製品が大半で、荷物として気にならないほどの大きさに収納できるのも嬉しいアイテムでしょう。

【おすすめアイテム例】「UJack(ユージャック) メッシュファイアスタンド」

最大荷重5kgまで薪をくべることができ、燃焼効率を考えた通気設計なされている焚き火台。
トライポッドや、五徳と併用することでより実用的に活用できます。

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斧・ナタ

道中で薪を購入し現地で割る必要がある場合に準備が必要なアイテムが、斧やナタといった薪割り用のアイテムです。
特に薪はナイフなどで割るにはバトニングナイフなどの専用品でなければ難しい上に、怪我や道具の破損といったトラブルに繋がることも。
また斧やナタであれば薪を割るパワーも良好で、振り下ろすたびにスコッと割れる感覚が病みつきになること間違えなし。
ナタはパワー不足により真部分が割れないなどのトラブルが発生しがちなため、積載量に制限がない場合は斧の導入をオススメ致します。

【おすすめ製品例】「ハスクバーナ 手斧 38cm」

林業大国であるスウェーデンで開発された、職人が一品一品手作りで仕上げているにも関わらずコスパ良好な製品。
頑丈で人工工学に基づいて設計された、ヒッコリー製のハンドルから薪割りが楽しくなるアイテムとなっています。

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2021年3月7日

着火剤

気温が低い場合や雨上がりの湿り気が強い場合などで、中々火が起こせない時に活躍するアイテムが着火剤。
ヤシ殻を利用した天然素材であれば焚き火台にも利用することが可能なので、スムーズな火起こしを行いたい場合には是非持参しておきたいアイテムの一つでしょう。
ただし液体タイプは使用不可能な焚き火台が多く、破損や火傷などのトラブルを引き起こすため十分注意して導入を行いましょう。

【おすすめ製品例】「固形燃料 エコココロゴス」

ロゴスのピラミットグリル用に設計され、ライターで簡単に着火可能なヤシガラを燃料にしたエコな着火剤。
液体タイプのように焚き火台本体に悪影響を与えることがないため、安心して利用可能な着火剤となっています。

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2021年4月6日

火ばさみ

焚火中に火力調整や、撤収時の灰処理などに活躍するアイテムが火ばさみ。
一度火を起こしてしまうと割り箸などで対応するには危険がつきまとう上に、重たい薪を動かすには厳しいのが現状です。
そこで専用品であるアウトドア用の火ばさみを導入することで、スムーズに火起こしや火力調整を行うことができます。
複数人数でアウトドアやキャンプを楽しむ場合には、事前に持参しておきたいアイテムの一つではないでしょうか。

【おすすめ製品例】「スノーピーク(snow peak) Pinchers Hibasami 火ばさみ」

高値の花になりがちなアウトドアの最高級ブランド「Snow Peak」でも、火ばさみなら手頃な価格帯で導入することが可能。
扱いやすい木製ハンドルとSnow Peakのロゴがたまらない、末永く使用しても飽きがこない製品ではないでしょうか。

火吹き棒

火起こしの際には火を大きくするために酸素供給を口で行う方も多いですが、舞い散る火の粉で火傷などの危険がつきまとうもの。
また場合によっては呼吸の際に吸い込みすぎた一酸化炭素で重症を引き起こしたり、髪の毛に火がついたりするなどのトラブルにも発展してしまいます。
そんなトラブルを未然に防ぐことができる上に、手頃な価格帯と荷物量で実現できるアイテムが「火吹き棒」です。
火吹き棒を導入することで、より火元に近い場所まで一気に酸素を供給できるため火起こしをスムーズに行うことができます。
また折りたたみ式でコンパクトに収納できる製品が数多いのも、火吹き棒を手軽に導入できるメリットの一つでしょう。

【おすすめ製品例】「Maxboost(マックスブースト) ポケットふいご」

アウトドア火器を専門に取り扱うMaxboost(マックスブースト)社の、紛失対策と衛生対策となるケース付き火吹き棒。
熱に強いステンレス構造を採用しており、シンプルながらも妥協のないデザインから良いものを長く使いたい方にピッタリの商品でしょう。

アウトドアでの火起こしの手順


アウトドアやキャンプの火起こしで必要なアイテムを紹介した所で気になるのが、具体的な火起こして順ではないでしょうか。
そこでキャンプで焚火を行うために必要な火起こしの手順について、以下の3ステップを交えて紹介してきます。

  • 燃料を分ける
  • 着火剤に火を付ける
  • 徐々に火を大きくしていく

以上の内容について、順を追って解説していきましょう。

燃料を分ける

まずは燃料となる薪や小枝などを細さごとに「大・中・小」と、大雑把にジャンル分けしておきます。
理由としては、いきなり大きな薪などの燃料に着火できないので、小さい燃料を利用して火を大きくしていく必要があるため。
特に大きな薪や炭など着火するまでに時間の掛かる燃料を持参している場合ほど、最初の火起こし手順が重要になります。
薪などを持参している場合には周囲の迷惑にならないよう、明るい時間に薪割りを済ませてしまいジャンル分けを行っておきましょう。
また夜間には暗くなってしまい燃料の分別が行えなくなってしまうので、事前に準備を済ませておくとスムーズに火起こしを行うことが可能です。

着火剤に火を付ける

大まかに燃料のジャンル分けが済んだ後には、一番小さい燃料を集めて着火剤と共に火を付けます。
ポイントとしては最初の小さな火は非常に消えやすいため、着火剤の上に紙や小枝などの燃料を利用すると効果的。
また着火剤の持参を忘れた場合には、松ぼっくりや松の葉が多めに樹脂を含んでいる天然素材なので代用することが可能です。

徐々に火を大きくしていく

小枝などに火がついたら、事前にジャンル分けしておいた薪を小さい順に追加しながら火を大きくしていきます。
どうしても途中で火の勢いが弱まる場合には、火吹き棒を利用して火元に酸素の供給を行いながら火力の調整を行いましょう。

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火起こしを行う上での注意点


火起こしを行う際には、燃えやすい化学繊維の衣服の場合は火の粉などで穴あきトラブルが発生する恐れがあります。
また穴が空くだけではなく、燃え上がるなどの事故にも発展する恐れがあるためダウンなどの衣服は利用しないようにしましょう。
キャンプ場は芝生などを敷いて整備されている場所も珍しくないため、直接地面で火を起こす直火を行うとダメージを与えてしまいます。
そのため焚き火台を持参しなければ、キャンプ場では基本的に火起こしを行うことができない点に注意が必要です。
まれに存在する直火可能なキャンプ場でも完全に燃焼した灰であれば土壌の有効な肥料となりますが、不完全燃焼の炭は分解されず残り続けるゴミとなってしまいます。
そのため不完全燃焼の炭などのゴミは持ち帰り、綺麗にキャンプ場を利用するように心がけましょう。

まとめ

アウトドアやキャンプの火起こしに必要な道具を把握したい方は、参考としてお役立て頂けたでしょうか。
肌寒い季節には一層キャンプの夜が楽しくなる焚火を行うためには、火起こしアイテムを入念に揃えておく必要があります。

社長
火起こし道具選びの参考として、当記事が焚火初心者の方々へ参考としてお役立て頂ければ幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!