テントにタープ、ランタンにテーブルなどなど、
本格的にキャンプをこれから始めようと思っている人に最初に立ちはだかる壁はキャンプ道具の問題です。
道具の種類もめちゃめちゃ多くて何から選んだらいいのかわからない!
そんな初心者キャンパーさんに特におすすめのキャンプ用品を厳選してご紹介します。
Contents
今回のキャンプはデイキャンプか宿泊キャンプか?
まずは大前提になってくるのですがデイキャンプ(日帰りキャンプ)とステイキャンプ(宿泊キャンプ)とでは装備がだいぶ異なってきますのでご注意ください。
デイキャンプであれば基本的に装備も軽く、撤収もしやすいものを使用するケースが多いですが、
ステイキャンプの場合だとかなり荷物が増えてくることになります。
なお本記事では主にステイキャンプを対象とした記事構成となります。
キャンプ道具の構成テーマは以下
- 3~4人でのファミリーキャンプ
- キャンプを始めるうえで絶対に外せない道具のみ
- 口コミや商品評価が高いアイテムを厳選
- 価格、機能性、見た目全てが良いものだけを厳選
つまり今回の内容さえ押さえておけば初めてのキャンプでも道具選びで迷うことはなくなります!
口コミ評価から選ぶコスパ最強の初心者向けテント
ビギナーさんにとってやはり最初の課題はテントを選ぶことになります。
名だたるキャンプブランドから様々な形状、機能を持ったテントが販売されております。
またテントはキャンプ用品の中でももっとも高額な買い物になりますが、
ここをきちんと押さえておかないと初めてのキャンプが地獄になってしまう恐れもありますので慎重に選びたいところです。
まず絶対に避けなければならないのはアマゾンなどで良く販売されている激安テント。
モノによっては名前だけテントのサンシェードが届くことがあります、
雨が降ろうものなら車退避を余儀なくされますのでご注意を。
さて特に初心者キャンパー向けとしておすすめできるテント形状は主に2つです。
- ドーム型
- ワンポール型
初心者おすすめのドーム型テントはColeman(コールマン)?
よくキャンプ場で見かけるのは上のドーム型ですね、
ドーム型は外骨格をもつテントになりますので幕内部(テント内)にポールなどのフレームがないため空間を広く作ることができ、特に複数人数でのキャンプにその真価を発揮します。
ただし難点もあって、組み立てが少し難しいということもあり始めてドーム型を組み立てるとなるとテント設営だけで1~2時間程度の時間を吸われてしまうケースもあるので事前リハーサルや予習などをしておくことがマストです。
ドーム型のテントの代名詞と言えばやはりコールマンです。
特にタフドームのスタートパッケージはグランドシートとインナーマットが付属しているのでコスパ抜群です。
一方で欠点としてはフライシートもインナーシートもポリエステル繊維で出来ているため、
朝晩はほぼ確実に結露が発生します。
結露が発生した場合は寝心地が悪くなることは当然として、
撤収時の乾燥工程に時間が掛かったりカビや経年劣化の度合いに影響を及ぼします。
こういったリスクを予め回避するのであればコットンを混紡したテントを使用すると良いでしょう。
そこで登場するのは上記で紹介したタフドームよりもコスパが良く、かつインナーテントにコットンを混紡したUJackエントリードームテントです!
大抵はオプション品として別売りにされるグランドシート、インナーマット、キャノピーポールがすべてセットになって価格は、な、なんと3万円!(゜o゜;
メーカー公式が赤字覚悟の価格設定で販売したところ在庫はあっという間に完売、長期入荷待ちとなってしまうが手に入ればラッキーです!
初心者おすすめのワンポールテントはUJack(ユージャック)
実は上記の二つのデメリットを払しょくしたものしてワンポールテントがあります。
ワンポールテントは文字通り、
骨格がメインポール一本のみで構成されるので設営するのに予習などしなくてもぶっつけ本番で設営できる手軽さが売りになります。
またインナーシートにコットンを混紡しているので結露のリスクが格段に低くなっておりますので、設営も撤収も簡単でまさに初心者のためのテントと言えます。
見た目に関してもTheテントといった感じでフィーリングも去ることながら、
初心者でワンポールを使っている人は意外と少ないので他の人と被ったりそういった恥ずかしさがないのも嬉しいポイントですね。
ユージャックのワンポールテントの詳しい解説はこちらにも書いたのでこちらも参考にしてみてください。
前室付きのテントを選べばタープは不要?
テントの中には前室が付いているものもあります。
上で紹介したユージャックのワンポールテントも前室が付いているので3~4人であればdesert450サイズのテントの前室でカバーできます。
こういった前室が比較的大きいテントを選んでおけば不用意にタープを購入しなくても良い場合があります。
タープもテントの次に高い買い物になり得ますのでここがなくても済むのはかなりの節約効果があると思います。
寝心地の良い寝袋(シュラフ)を選ぼう
寝心地の良さが初めてのキャンプ体験を素敵なものにしてくれます。
逆にこれが悪いと特に奥方様からのクレームによってもう二度とキャンプなんかやるものか!となりかねませんのでテントと同じくらい慎重に選びたいものです。
ただキャンプに行く時期によってもだいぶ選び方が変わってきます、
キャンプのベストシーズンとなる4~6月、9~11月くらいだと朝晩の冷え込みは意外とありますので気を付けてください。
寝袋自体にもいろいろな形状がありますが、初心者キャンパーならばレクタングラー(封筒型)を選びましょう。
封筒型ならば空間が広いのでゆったりと眠ることができます。
中綿にはできればダウンのものがおすすめですが、コスト的に割高になってしまうのと夏に近いシーズンならばオーバースペックとなり得ますので時期さえ見誤らなければ化繊のものでも十分かもしれません。
シュラフにはシーズン指定というものがあり、3シーズン用、冬用、オールシーズン用のような感じで分かれていますので3シーズンのものをとりあえず選んでおけば間違いはありません。
最低使用温度を5~7度くらいを目安に選ぶとするとこのあたりが最適かと思います。
寝心地の良さを決めるのは下地にあり
キャンプ場で快適な一夜を過ごすために必要なのは寝袋だけではありません。
寝袋の下にはしっかりとした下地を作ることで快適さは格段に変わってくるのです。
そのために必要なものは以下のようになります。
- 銀マット
- インフレータブルマット
- エアーベッド
- コット
初心者キャンパーには最低限でも厚めの銀マットを用意してほしいところです。
より快適性を求めるならばエアーベッドがおすすめです。
ただし使用するのに準備や撤収に時間が掛かるのでその点を考慮したうえで検討する必要があります。
安価なテーブルと椅子でコストカットを計れ!
次にキャンプサイトを構成するうえでどうしても必要になってくるのがファニチャー類です。
ただここにはあまりコストを掛けなくても良いと思います。
何故ならキャンプに何回か行くようになってくると、
テーブルや椅子といったものは後から絶対に買いなおしたくなるからです。
最初から高額なものを購入するとスタイルを変更したくなっても手軽にそれができなくなります。
最近ではロースタイルが主流になっているというのもありますのでセーブできるところはセーブしていきましょう。
椅子についてはリクライニングチェアなどは荷物になってかさばるのでコンパクトでコスパの良いものをチョイスするのがおすすめです。
それに人数分を揃えるのは結構な出費になりますので予想外の出費に気を付けてください。
初めてのキャンプ飯作りにおすすめなのはツーバーナー
キャンプと言えばアウトドア料理、色々なインスタ映えなキャンプ飯を楽しみたいですよね。
ベテランキャンパーだと焚火で調理したりしますが、なかなか火加減の調整が難しかったり、ご飯を炊くだけでもどうしても慣れが必要です。
気合入れた初キャンプで焦げ飯を食べるのもそれはそれでいい思い出になるかもしれませんがそこはお父さん、ビシッと決めてやりましょう。
アウトドアフィールドでも自宅で調理するのと変わらないキッチン環境を提供してくれるのがツーバーナーです。
夕方、夜の灯りを確保しよう、初めてのランタンにはこれがおすすめ
キャンプと言えばテントの次に連想するのがランタンです。
ランタンには燃料式のものがあり、
これらは非常にキャンプらしい雰囲気を作ってくれますが初心者キャンパーにはあまりおすすめできません。
何も考えなくても使用できるLEDランタンが最も使い勝手がよくおすすめです。
またLEDランタンならテントの中に持ち込んで使用することができますので完璧です。
ただしLEDランタンは明るさが不足しがちなのでメインランタンには最低でも1000ルーメン(明るさの単位)以上のものを選びましょう。
それと基本的にランタンは1個では絶対に足りませんので最低でも2個以上は持っていくことです。
夜が深まるにつれてまわりのキャンプサイトではランタンが灯されていき明るくなっていきますが、
自分のところだけ真っ暗だと初心者丸出しになってしまうかもしれません。
メインランタンにおすすめのLEDランタン
サブランタンにおすすめのLEDランタン(テント持ち込みにも◎)
それとランタンを吊るすためのランタンスタンドをお忘れなく。
その他初めてのキャンプに必要になるキャンプ用品たち
ここからの調達は任意ですが、はじめてのキャンプを最高に盛り上げてくれる定番のアイテムを紹介しておきます。
キャンプと言えばキャンプファイヤーが定番
つまり焚き火台です。
焚火をさらに盛り上げるグッズ
キャンプサイトまでの移動をもっと便利にする道具
オートキャンプ場ならば車を自分のサイトに横付けできるので移動の手間がありませんが、
駐車場から自分のサイトまで移動する必要がある場合はリヤカーがないキャンプ場もありますので移動用のワゴンがあると良いでしょう。
薪割から調理まで、サバイバルナイフのすすめ
ベテランキャンパーになると大体お気に入りのサバイバルナイフを持ち歩きます。
これがあるとキャンプ場で購入した薪をバドニングしたりなどよりキャンプライフを楽しむことが出来るでしょう。
有名ブランドものは高額なのでとりあえず安価なシースナイフなどが一本あると良いかと思います。
細かな必須キャンプ用品は家から持っていこう
上にあげたもの以外にも以下のような道具が必要となりますが、
これらは家にあることも多いので可能な限り買わずに持参するのが限られた予算のなかで最大のパフォーマンスをだす秘訣です。
- 調理器具
- 着火器具
- 食器類
- ウォーターボトル/水筒
- クーラーボックス
まとめ
今回は初めてのキャンプに必要なキャンプ用品を紹介しました。
これらのものを一通り揃えておけば快適なキャンプになることは間違いなしです。
キャンプ=道具のような風潮があるように、
道具選びがキャンプライフの全てを決定していきます。
なのでまずは無難な選択から始めてみて、
自分のキャンプスタイルに合わせて道具を変えていくのがおすすめです。
そのためには初めてのキャンプで気合を入れすぎないでキャンプを手軽に始めてみてはいかがでしょうか。
佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!