ファミリキャンパーを中心に人気のある「お座敷スタイル」ですが、アイテム選びやサイトコーデが結構難しく、センスあるサイトにするにはコツが必要です。
今回はインスタグラムのおしゃれお座敷スタイルキャンパーを紹介し、おしゃれなお座敷スタイルのポイントを解説いていきます。
Contents
インスタグラムで発見!お座敷スタイルキャンパーのこだわりは?
インスタグラムに投稿しているキャンパーの中で、特に技ありなお座敷スタイルキャンパーを紹介します。
良いところは真似しちゃいましょう!
hiyoshun2 さん
hiyoshun2 さんのお座敷スタイルは、王道中の王道であるコタツを中央に据えたスタイルです。
スノーピークのリビングシェルの中に寝室用のドーム型テントを配置するカンガルースタイルで場所を有意義に使っています。
2ルームテントは天井からインナーテントを吊り下げるため圧迫感があるのですが、カンガルースタイルはインナーテント上部にも空間が広がっているので、室内空間が広く感じますね。
サイトの中で目を引くのはチャムスの大きなタペストリー。
よくよく見るとあらゆるところにチャムスのロゴやブービーバードが見受けられ、かなりのチャムスファンであることが伺えます。
また、コタツの布団カバーに使用しているのは、お財布にも優しい「しまドルトン」。
ペンドルトンのようなキリム柄がしまむらで買えるという事で非常に人気のある商品です。
しまむらに行っても中々希望通りのものはないので、頻繁に通う事をおすすめします。
banben519さん
banben519さんはスノーピークの特殊構造タープ「ランドステーション」の中にモンベルのクロノスドーム2型をインストールするカンガルースタイル兼、お座敷スタイル。
ランドステーションは非常に大きいシェルターになるので、スノーピークのフロアマットを敷いてもなお地面が見えるその広さは圧巻です。
安心のトヨトミ品質でしっかり幕内を暖めてくれる上に、レインボーに彩られるガラスがおこもりキャンプのチルアウトにうってつけです。
意外と明るく、白熱級相当の40wの明るさがあるので、暗い中でも素敵な雰囲気を演出してくれること間違いなし。
kumabokkocamp さん
Kumabokkocampさんの場合は、コールマンのトンネル2ルームハウスを使用しており、インナーテントからリビング部分までを広く使うお座敷スタイルです。
用途としては奥は寝室、手前はリビングと2ルームの使用方法そのままですが、不思議と広く感じます。
リビングの角にはレインボーストーブを配置し、一枚ものの大きなラグが配置されており、その上にモフモフの座布団、スヌーピーのクッションをちりばめられています。
一見ものが少なくシンプルな構成ですが、ゆっくり寛ぐためにはあまりものを置きすぎない方がいいので、ある意味お座敷スタイルの理想形と言っていいでしょう。
中央のテーブルに置かれたイワタニのタフまるでしょうか?お座敷スタイルは幕内でゆったり鍋を囲むというのも醍醐味の一つ。
こういったアウトドアに持ち出しても安心なカセットコンロがあれば、外が寒かったり、雨が降ったりしても室内で調理が出来るので1台用意しておきたいところです。
ngm_camplogさん
ngm_camplogさんの場合は、しっかりしたお座敷スタイルというよりは、少し簡素なお座敷スタイルです。
通常のリビング部分はしっかりと確保しつつも、インナーテント前の前室のようなイメージでレイアウトされています。
このラック自体は何の変哲もないラックですが、Lじに配置してあり、コッヘル類が置いてあるところを見るとキッチン的な役割をするのでは?と予想。
調理する際は食材が地面に落ちたりという事もあるので、ラグの引いていない普通の地面の方が使い勝手がいい為、こういったレイアウトにされているのかもしれません。
sakuraya880さんの友達のDくん
Sakuraya880さんが友達のDくんのキャンプサイトに突撃したというのがこちらの投稿です。
一見、オーソドックスなお座敷スタイルのようにも見えますが、ちょっとだけ変わった点があるのにお気づきでしょうか…。
一般的にお座敷スタイルを組み立てる場合は、リビング部分にコタツを置くことが多いです。
しかしこのDくん、寝室であるインナーテントにコタツを配置しています。
就寝するのが1人であればコタツの脇にシュラフを置けそうですので、コタツの脇に寝るというまるでワンルームのような生活感を醸し出しています。
インナーテントは就寝するために作られていることが多く、閉め切ってしまえば狭い空間に出来るので、熱を逃がさず効率よく暖めることが出来ます。
そういう意味では、インナーテントにコタツは理にかなった配置方法でもありますね。
おしゃれキャンパーのサイトコーデに欠かせないギアはこれ!
さて、おしゃれキャンパー達のサイトコーデを調べてきた中で、利用率が高いものや、通好みのギアをご紹介していきます。
これであなたもおしゃれ座敷スタイルキャンパーの仲間入り!
トヨトミ/レインボーストーブ
お座敷スタイルは外が寒い冬がハイシーズンですので、こういった暖房は必要不可欠です。
キャンプの暖房と聞いて最初に挙げられるのは薪ストーブや灯油ストーブですが、その中でもトヨトミの石油ストーブは非常に人気が高いのです。
その人気の秘密は、ストーブそのものがランタンの形をしており、アウトドアとの親和性が高いことと、比較的明るい光が七色に見えるという事でビジュアル的に優れているという事に尽きます。
対流式なので、暖かい空気を上に放出しえ室内の空気を対流させることで部屋全体を暖めるのですが、一酸化炭素中毒対策でベンチレーションを空けていると暖まりづらいというデメリットがあります。
熱気を真上に立ち昇らせるのではなく、エコファンやサーキュレーターを使用して部屋全体に熱気をいきわたらせるように工夫するとより効率よく暖めることが出来ますのでオススメです。
ハイランダー/アイアンウッドラック
かといって、背の低い収納をお座敷スタイルのために購入するのももったいない…そんな方にオススメなのが、いわゆるアイアンの柱に木の板を渡すラック。
このラックの最大の特長は組み換えが出来ることです。
幾つかアイアンの柱をそろえて、組み替えることで自分の裁量をもって、使い勝手の良い収納を作ることが出来ます。
豆炭アンカ
ここ最近は、湯たんぽがアウトドアで非常に使いやすいという事が見直されましたが、豆炭を使ったコタツもネクスト湯たんぽとして話題になる可能性があります。
豆炭こたつとは、豆炭を熱源とするこたつの事。
つまり、電源サイトでなくても中々にあたたかいこたつを作り出す事が出来るのです。
ガレージブランドではアウトドア用の豆炭こたつを取り扱っていることが稀にあるので、気になった方は一度調べてみてください。
欲しくなってしまうのでご注意を…。
まとめ
おしゃれキャンパーがどんなサイトコーデでどう過ごしているのか、お分かりいただけたでしょうか。
お座敷スタイルはまだまだ熟成される余地を残した過ごし方ですので、各社からお座敷スタイルに適したギアもこれからどんどん出ることでしょう。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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