ファミリーキャンプといえば家族みんなで食卓を囲むシーンもありますが、その際にちょうどいいサイズ出なければ困る代表的なものがテーブルとクッカーです。
それぞれどんな基準で選べばいいのでしょうか。
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ファミリーキャンプは変化する
家族とキャンプをすると言っても、子ども年齢によって必要な道具やサイズ感が変わってきます。
0歳から3歳ごろまでは食事をするにも補助がいりますし、大人と同じ高さのテーブルを使おうと思うと、子どもの座るイスを別途用意する必要があります。
食べ物について大人と同じものを食べるにはまだ早いので、食べ物をカットするものや、別の食材が必要だったりします。
それが4歳~6歳になってくると大人と同じとは言わないまでも、体も大きくなってくるので別のイスが必要になったり、それぞれの年齢に合った食器が必要になってきます。
7歳からは大人と同じものでも大丈夫ですが、それぞれの年齢ごとにギアを買いなおすというのも非常に効率が悪いので、小さい頃からキャンプに来てもらおうと思うと先の年齢まで見据えたアイテム選びが重要になってきます。
その中でもテーブルやクッカーはサイズを変えなければならない最たるものです。
家族の人数や、それぞれの年齢、何種類の食事を平均的に作るのか、どんな料理を作るのかなど細かくイメージすれば最適なテーブルやクッカーは見えてきますが、中々考え切るのも難しい所です。
テーブルの考え方
テーブルはキャンプにおいてなくてはならないもののひとつ。
最近では折り畳みや組み立て式で持ち運びに便利なものが多くリリースされています。
ファミリーキャンプの悩みの一つに、積載という問題があります。
大型のミニバンに乗っているという事であれば問題ありませんが、コンパクトカーやワゴン、セダンになってくると積載の問題は深刻です。
そういった方たちにはコンパクトに収納ができるテーブルは魅力的ですが、注意をしないといけない部分もあります。
組み立て式のテーブルの中には、天板が別になっており、ロール状に収納できるものや蛇腹にして収納できるものがあります。
そういった天板は、ふいに手をついた瞬間が非常に危険なのです。
子どもは重心が頭に近いため、ちょっとした表紙に転んでしまうという事がありますので、そんな時にテーブルの上に熱い飲み物があったら非常に危険。
子どもがいるのであればテーブルはきちんと板になったものの方が安心です。
また、軽いのも魅力ではありますが、あまりに軽すぎてもぶつかった拍子にひっくり返るという事も考えられます。
サイズについても、小さいのは論外で大きすぎても無駄なスペースを作ってしまうためちょうどいいサイズ感である必要があります。
テーブルが大きくなるとリビング部分の居住性が悪くなってしまうので、必要最小限のものが好ましいでしょう。
クッカーの考え方
ソロキャンプやデュオキャンプであればメスティンとシェラカップさえあれば事足りますが、ファミリーキャンプとなると話は別。
子どもがどんなものを食べるかによって揃えなければならないものが変わってきます。
小さな子供の場合だと、大人と同じ味付けでは濃すぎるという事があったり、大人の使った食器や箸などで食べさせたりというのは好ましくありません。
そうなった時に別々のクッカーです料理を作るのは非常に面倒ですので、ある程度工夫が必要です。
また、家族が増えた場合がもっとも悩ましい問題で、3人で十分だった鍋のサイズが4人になると全然足りないという事も考えられます。
ライフステージの変化をキャンプギア買い替えの転機とするのも良いのですが、出来れば壊れるまでは使ってあげたい所ですので、クッカーを購入する際も今後の家族計画やどれくらいの量を食べるのかをイメージして起きましょう。
例えば、日本人であれば食卓にぜひ欲しい「ご飯」を炊くにも、バーベキューで少し食べればいい場合と、カレーのようながっつりお米が必要な料理とでは必要な量が変わってきます。
かといって最初から大きすぎるものを買っても積載効率が悪くなってしまう事があるので、これも適当なサイズ感をイメージしておかなければなりません。
大は小を兼ねない!ちょうどいいテーブル&クッカーはこれ!
ここまで説明してきた通り、テーブルやクッカーは大きければいいという訳でもなく、キャンプスタイルやライフステージのよって必要な要素が変わってきます。
そういった変化に対応できる、ちょうどいいテーブルやクッカーはどんなものがあるのでしょうか。
コールマン/マスターシリーズ バタフライテーブル90
広いテーブルとして使用したい時は2台並べて、別々のテーブルとしても使用できるのであらゆるシーンに対応可能です。
コールマンのマスターシリーズは軽くて丈夫な上しっかりした作りで、多少子供が無茶しても大丈夫なようになっています。
さらに高さも3段階で調整が出来るので、お座敷キャンプからハイスタイルまで幅広く対応できる上に、子どもの年齢が変化するにつれて使うサイズを変えることが出来るので非常に便利です。
ogawa/アウトドア キャンプ テーブル 3ハイ アンド ローテーブル
重さがあるというのは見方によってはメリットではないので仕方ないのですが、ogawaでちょうどいいモデルがあります。
サイズは81cm×100cmとなっており、家族4人までは食事が出来るサイズ感です。
重さは20kgとそこそこの重量で、うっかりぶつかってもひっくり返りにくい重さです。
高さも3段階調整が出来るのも嬉しいところです。
ユニフレーム/fan5DX
ユニフレームのfan5DXは5つのクッカーがセットになっており非常に利便性が高いにもかかわらず、それらが全てひとつにまとまるといったコンパクト性も兼ね備えています。
セットの一つには名器「ライスクッカーDX」も含まれています。
ご飯を炊く際に難しい火加減を蓋の動きが知らせてくれるので、子どもでもご飯が炊けるという優れものです。
MSR/FLEX
マグは耐熱仕様になっており暖かいものを入れても安心です。
飲み口の空いた蓋もついているので、子どもが飲んでもこぼれにくいのもおすすめポイントの一つ。
鍋の内側にはデュラライト加工が施してあり、焦げ付きにくいのも嬉しいポイントです。
まとめ
テーブルとクッカーはキャンプにおいて外せないアイテムなのに、ファミリーキャンパーそれぞれに必要なモノが違います。
何より大切なのは、今後どんなスタイルでキャンプをしていくのか、家族が増えるとどうなるのかをしっかりイメージすることです。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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