ファミリーキャンプで忘れがちな道具は意外なアレだった

ソロキャンプやデュオキャンプと違って、ファミリーキャンプは子どもの分のギアも親が準備してあげなければなりません。
気を回す対象が増えるので、その分忘れものも増えてしまいますよね。
その中でもみんなが忘れがちなのは、意外な道具でした。

ファミリーキャンプの忘れ物


ファミリーキャンプ初心者やベテランに限らず、忘れ物をする時はしてしまうもの。
初心者とベテランで大きく違うのは、忘れ物をしても何とかできるかどうかの違いです。
キャンプ場のスタッフに、ファミリーキャンパーの忘れ物事情について聞いてみました。

キャンプ場スタッフ
「管理棟にいると、忘れ物をしたファミリーキャンパーさんが備品をレンタルしに来ることも多いですね。
レンタル用品が充実しているキャンプ場なら最悪レンタルすればどうにでもなりますが、レンタル用品があまりなかったり、繁忙期で出払っていたりするとレンタルは出来なくなってしまいます。
キャンプ場によってはレンタルのほかにも販売している事もありますが、忘れ物をしたからと言って購入するのももったいないですね」

大人だけのキャンプなら究極我慢することで対応することは出来ますが、子どもにまで無理を強いるのはファミリーキャンパー失格です。
忘れ物をしてどうしようもなくなったらキャンプ中止した方がいいでしょう。
そうならないためにもどんなものが忘れやすくて、持ってかないと致命的なのかを理解しておかなければなりません。

【年代別】忘れがちなファミリーキャンプの道具とは


ファミリーキャンプと言っても年齢によって必要な道具は変わってきます。
ここでは年代別で忘れがちな道具についてSNSで調査した結果をまとめていきます。

全年代

子どもがいる以上は、安心してキャンプが出来るようなギアやグッズはマストです。
テントやタープを忘れるのはもちろん、ペグや張り網と言った細かいところも絶対に忘れないようにしたいですね。
また、夏のキャンプになるとどの年代においても紫外線対策と虫対策は必要です。
日焼け止めクリームや、防虫スプレー、虫刺されの塗り薬などもきちんとそろえて持っていきましょう。

0歳~3歳ごろ

この年代はまだオムツが外れていないことが多かったり、お漏らしをしてしまったりという事があります。
通常のお出かけのつもりでオムツを持っていくと、足りなくなってしまった時が大変です。
キャンプ場でオムツが売っているわけもありませんので、近くの薬局やホームセンターで調達しない限りはキャンプ中止となってしまう事も。
また、まだまだ親の手が離れない年齢ですので、一人で遊んでおけるおもちゃなども忘れないように持っていけるといいですね。

3歳ごろ~6歳ごろ

この年代になってくると親のやっていることに興味を示して、自分もやってみたいと思う頃です。
例えばキャンプ設営時にペグを打つとなった時に、子ども用の軍手やハンマーを用意して置かないと機嫌を損ねてキャンプどころでなくなったり、というケースも…。
他にも、遊んだり転んだりしている中で服が汚れてしまうということもありますので、着替えを余分に持っていき忘れると洗って乾くまで服が無いなんてこともあります。
何があっても良いように準備しておかなければなりません。

7歳ごろ~12歳ごろ

小学生になるとある程度は親の手を離れて、大人と同じカウントで数えたほうが良い場合もあります。
そうなってくると大人と同じチェアや寝袋、余分に必要になるマットなど、頭数を大人と同じつもりでカウントしましょう。

高学年になれば一人で調理や焚火も出来るようになってきます。
子どもの手でも扱いやすいキャンプ道具や焚火台を準備できるといいでしょう。

独自調べキャンプの忘れ物ランキング


SNSで忘れ物をしたキャンパーを調べていくと、意外な結果が分かりました。
件数が多かった順にご紹介したいと思います。

忘れ物しやすさ4位

4位にランクインしたのは網、串、包丁といった調理用具です。
食事をするにはマストですが、前回のキャンプの際に洗わずに持って帰り、家で洗うとなるとボックスに入れ忘れる、といったことが起こるようです。
特にお子さんがいると帰りもバタつくのでとりあえず洗わずに持って帰るという事もあるかと思いますが、忘れ物対策の為にもきっちり片付けをしておくといいですね。
キャンプに行く以上は、キャンプで使用した道具は綺麗にして収納していれば忘れ物もぐっと減ります。

>忘れ物しやすさ3位

致命的でもリカバリーが簡単な忘れ物、食材が第3位でした。
当日に大半の食材を購入することが多いかと思いますが、事前に切っておいた野菜や、漬け込んでおいたお肉、細かいところではスパイスものやソースといった調味料も忘れがちです。
とはいえ、スーパーによって買い物をするか、キャンプ場でも冷凍のお肉などが売っているのでそこまで大事にはなりませんが、メンタルにダメージを受けます。
夫婦間でけんかになることもあるので、家を出る前に冷蔵庫を見るなど習慣づけをしておくと防げます。

>忘れ物しやすさ2位

第2位はコロナ禍ならではの忘れもの、「予備のマスク」がランクイン。
今ではどこでもマスクは売っているので大丈夫ですが、子ども用のマスクとなると薬局に行かないと売っていない場合もあります。
今ではどのキャンプ場でもセンターハウスに入ったり、共用部を歩いたりする場合はマスク着用が必須となっています。
アウトドアで活動しているとマスクも汚れることがありますので、マナーやエチケットを通り越したルールとして着用をしなければなりません。
万が一の事も考えて予備のマスクも忘れないように持っていきましょう。

>忘れ物しやすさ1位

1位に輝いたのはなんと焚火台。
キャンプの醍醐味である焚火には必須の焚火台ですが、なぜ忘れてしまうのでしょうか。
近頃の焚火台は大手のアウトドアブランドも含めて、コンパクトに収納できるモノが増えてきています。
そのため収納スペースもそこまで必要なく、壁の隅の方に立てかけて置いてあると忘れてしまうのかもしれません。

冬のキャンプで焚火ナシは非常に厳しいキャンプになりますし、調理に使おうと思っているとそれこそ致命的な忘れ物になってしまいます。
他にガス調理機器などがあればいいのですが、場合によっては取りに帰らないといけないので気を付けましょう。

【番外編】写真の撮り忘れ

調べてく中で分かったのが、忘れ物をはるかにしのぐのがキャンプの写真を取り忘れるという事です。
ファミリーキャンプは忙しいので忘れがちになってしまいますが、家族の思い出のワンページを記録しておくことは重要なことです。
いくら忙しくてもシーンごとに数枚は写真を撮っておき、出来れば家族全員で写真を取っておくと10年後に思い返して、忘れ物すらいい思い出になることでしょう。

まとめ

ファミリーキャンプにおいては道具、持ち物の忘れ物は、ちょっとしたものでもキャンプ続行に関わる可能性もあります。
自分たちに必要なものが何かという事をあらかじめイメージしておき、リスト化しておきましょう。

キャンプ初心者必見!初心者キャンパー向けのキャンプ用品はこれだけでいい!

2021年3月5日

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!