子どもにもアウトドアを楽しんでほしいと思っていても、なかなか実行に移せない理由の一つがトイレに関する問題です。
小さな子どもは夜中にトイレに行きたがることが多く、どうしたら良いのだろうと不安に感じますね。
小さいうちから子どもをキャンプに連れて行った方達の意見を参考にして、問題を解決していきましょう。
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キャンプ場のトイレ問題はキャンプ場の管理人さんに訊く
家の中では自分で勝手にトイレに行くようになっても、少し離れたトイレに1人で行かせることは心配です。
特に夜は子ども自身も怖くて行きたがらないでしょうし、また誰がいるかわからない共用のトイレにはセキュリティーの問題があるため大人が同伴した方が安心。
しかし普段は一晩中眠ってトイレにほとんど行かない子どももキャンプでワクワクしてしまい、夜中に何度もトイレに行きたがる場合があります。
そんな場合にトイレがあまり遠いと大人も大変ですね。
キャンプ場を予約する際に管理人さんにトイレ近くの場所にしてもらうように頼みましょう。
キャンプ場の予約はネットでもできますが、確実にトイレ近くにしてもらうために電話で予約した方が安心です。
予約の際にトイレの様子も質問できます。
みんなで使うトイレが綺麗かどうかはやはり気になります。
子どもだけではなく女性もトイレがあまりひどいと便秘になってキャンプが楽しくなくなってしまうかも。
キャンプ場のトイレは水洗ではない場合もあるのです。
水洗トイレかどうかで快適度はかなり違います。
またおむつを替えるスペースがあるのか、温水が出るのかなどトイレの様子をきちんと知っておくことは重要です。
こんなことを質問して失礼ではないかと躊躇する必要はありません。
テントに簡易トイレを設置する
子どもは突然トイレに行きたくなるものです。
特にオムツを外したばかりの頃は、「トイレに行きたくない」と言って5分もしないうちに行きたくなることも頻繁。
またキャンプ場内だけではなく、自宅からキャンプ場へ行く車内で突然トイレに行きたくなることがあります。
おむつがはずれたばかりの子どもは、「おしっこ」と言ってから出るまでの時間が短いので、いくら近くにトイレがあっても間に合わない可能性が大きいです。
テントや車内でどのようにすれば良いか悩んでしまいますね。
ボトルタイプのポータブルトイレ
ボトルタイプは男女両方に使えるデザインになっており、普段はコンパクトに収納できるためいつでも車の中に置いておけます。
ボトルも透明ではないため、中身を捨てに行く場合にも他の人の目を気にする必要がありません。
また倒しても中身がこぼれないという点も優れています。
ポータブルタイプのおまる
折りたたんで持ち運びができるタイプのおまるなら、使い捨てのビニール袋を使用しなくても大丈夫な場合も。
おまるなので小さな子どもの体を支えて上げる必要もなく安全です。
防災用のポータブルトイレを使用
組み立て式で組み立てるまではコンパクトで荷物になりません。
防災用なので、万が一のための備えにもなり、一石二鳥です。
樹脂製の箱型タイプとアルミニウム合金のフレームに袋状のものを設置するタイプがあります。
またバケツにおむつやペットシートなど吸水性の高いシートを組み合わせて用意する人も。
子どもがまだ小さくて足が地面に届かないと嫌がる場合があります。
また安定感がないと子どもが嫌がって座りたがらないかもしれません。
キャンプに行く前に実際に使ってみましょう。
トイレにはLEDランタンを置き、一晩中付けておくと夜中に子どもが1人で目が覚めた場合も利用しやすいです。
LEDランタンは太陽電池タイプなら電池が切れることを気にしないで利用可能。
共同のトイレを利用する場合も便利でおしゃれなのでキャンプのために一つ用意しましょう。
コテージやトイレ付きバンガローを利用する
何かいろいろと用意することが面倒だなという場合は、テントではなくキャンプに設置された施設の利用がおすすめです。
キャンプにはコテージ、ロッジ、キャビン、バンガローなど木造の建物を借りられます。
コテージやロッジにはトイレが付いている場合がほとんどです。
コテージの場合はトイレだけではなく、シャワーやキッチンが完備されているため、子どもを連れている場合にはとても快適です。
山の中にあるログハウスタイプの別荘みたいな感じです。
コテージではキャンプ気分が半減すると感じる人もいますが、子どもがアウトドアライフに興味を持ってもらうために最適です。
子どもをトイレに連れて行くストレスから解放され、リラックスしてキャンプを楽しめます。
バンガローを利用する場合は、トイレ付きかどうかを確認することが必要です。
ヨーロッパのキャンプ場で「バンガロー」といえば、だいたい2部屋でベッドと3段ベッドが付いて寝具も完備されトイレ・浴室・キッチン付きです。
バンガローは木造の平屋建ての木造ハウスを意味しますから、初めてキャンプ場を利用する場合は混同してしまいがち。
自然の真ん中でトイレに行きたくなったら?
キャンプ場内ではほぼトイレ問題は解決しました。
しかし、いつもキャンプ場内にいるわけではありません。
山や海の自然たっぷりな場所を歩いているときにトイレに行きたくなったらどうしたら良いのでしょうか。
登山口やビーチのそばの駐車場などにあるトイレを利用しておけば問題は起きにくいのですが、急にしたくなる場合があります。
特に小さな子どもは突然したくなるものです。
自然の中で用を足したい場合は、環境を壊さないような配慮が必要です。
水を汚さないように、水源のそばや河川は避けて土のある場所にするようにしてください。
大気と土によって排泄物はすぐに分解されますから、土に埋める必要はありません。
かつて穴を掘って埋めることを推奨していた人も多いですが、現在は自然にあまり手をつけないことが推奨されています。
紙を使った場合はたとえ水溶性のトイレットペーパーでも捨てるなんてことのないように、臭気対策をした袋に入れて持ち帰りましょう。
野生動物も野山に勝手に排泄しているのに人間はなぜしてはいけないのかと疑問を持つ方も多いかもしれません。
しかし菌の種類が異なって汚染する場合も考えらること、また野生動物が増えすぎると環境への影響があることなどから、やはり最低限のマナーは守りましょう。
子どもが用を足す場合に大切なことは、きつねなどの小動物のフンを勝手に触らないように注意することです。
トイレ問題を解決して子どもとキャンプを楽しもう!
キャンプ場のトイレはだんだん清潔で綺麗になっています。
水洗トイレになっているところがほとんどです。
それでも子どもを連れてキャンプ場に行くと夜中のトイレが心配ですね。
ポータブルトイレがいろいろ販売されているので、テント内でできるように工夫をしましょう。
また子どもが小さいうちは、トイレ以外にも食事などいろいろな問題が出てくるのでコテージの利用もおすすめです。
要は小さなうちから自然は最高だなと感じてもらうこと。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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