皆さんは焚き火をどんな風に楽しんでいますか?
焚火の楽しみ方は炎を育てるだけでなく、お酒を片手にぼーっとしたり、焚火料理を食べたり楽しみ方は色々です。
また、焚火には火を見ているとなんとなく落ち着く、普段より口数が増えるなどの効果もあるんですよ。
今回は焚火の楽しみ方と癒し効果、注意点も合わせてご紹介していきます。
Contents
【焚火の楽しみ方1】火起こし
焚火といえば火が起きた瞬間は感動ものですよね!
以前の記事でもご紹介しましたが、火起こしの方法はさまざまです。
【焚火の楽しみ方2】小さな火から大きな炎を育てる
火起こしができたら次は大きな炎へと育てていきます。
ポイントは小さい薪から大きい薪に火を移していくことです。
これは小さい薪が着火しやすいがすぐ燃え尽きやすく、大きい薪が着火しにくいが持続性があるという特徴のためです。
空気が通りやすいように空間をあけて薪をくべると火が広がりやすくなります。
さらに、火吹き棒で空気を送ることで、燃焼を促進することができます。
【焚火の楽しみ方3】焚火を見ながらお酒を飲もう
燃え上がる炎をぼーっと見ながら、一口一口しっかり味わって飲むお酒はいつもより美味しく感じることでしょう。
お酒を飲む際はコップをそのまま地面に置くと転倒してしまう可能性があるので、サッと取り出せるスキットルがあると便利です。
スキットルはヨーロッパ生まれのウイスキーなど、アルコール濃度の高い蒸留酒を入れる携帯用の小型水筒です。
男心をくすぐるその無骨な見た目はきっとお気に入りのキャンプギアになるでしょう。
【焚火の楽しみ方4】焚火料理は最高!!
焚火でほっこり暖まりながらみんなでわいわい食べる料理は格別ですよね。
キャンプ飯は下ごしらえをきっちりして時間をかけたものもありますが、焚火を活用して手軽に作った料理もまたキャンプ料理の醍醐味です。
調理に時間をかけなければ、その分みんなでゆったり語り合えます。
焚火料理はホイルに包んで放り込むだけでできるものもあります、おすすめの食材を少しご紹介しましょう。
包んで焚き火へGO!おすすめの食材
焚き火といえば焼き芋のイメージかもしれませんが、焼き芋以外にもホイル焼きにすると美味しいものはあるんです!
おすすめの食材と調理時間は以下の通りです。
【キッチンペーパーと新聞紙に包んで水に濡らしてからアルミホイルで包んむ】
- サツマイモ(調理時間目安:60分)
- ジャガイモ(調理時間目安:50分)
- タケノコ(調理時間目安:60分)
【アルミホイルで包むだけでOK!】
- 新玉ねぎ(調理時間目安:40分)
- ローストビーフ(調理時間目安:10~20分)
- リンゴ(調理時間目安:25分)
【焚火の楽しみ方5】焚き火を囲んで、みんなで語り合おう
焚火を囲んでお酒や料理を楽しめば自然と会話が弾んで、普段では出来ないような話をついつい語り合っちゃったりします。
より親密に感じたり、実際に距離感が近くなったり、人と仲良くなれる力が焚火にはあるみたいです。
焚き火には癒し効果がある?
特に意識したことはなくても、火を見ているとなんとなく落ち着くという経験をしたことはありませんか?
実は近年の研究で焚き火には癒し効果があることがわかってきているんです。
最近のアウトドアブームの影響もあってか、キャンプとともに焚き火も人気がでてきています。
動画配信サイトには、ただひたすら焚き火で火が燃えている様子を撮っただけの焚火BGM動画も公開されています。
1/fのゆらぎ効果は数年前癒やし効果やリラックス効果があることで注目され、歌手の宇多田ヒカルの歌声が1/fのゆらぎになっているということも話題になりました。
自然界には1/fのゆらぎが溢れていますが焚火の炎のゆらぎもこの1/fのゆらぎであると言われています。
通常、目で見ることはできない空気の流れやゆらぎも炎でしたら視覚的に確認できます。
焚火をする際の注意点
ポリエステル製キャンプギア、服は溶ける可能性大!
キャンプギアは基本的にポリエステル製が多いです。
ポリエステルは熱に弱いため火の粉や焚き火の熱で穴が空いてしまうこともあります。
ポリエステル製のものはできるだけ焚き火から遠ざけることをおすすめします。
ポリエステル生地の洋服を着ている場合は綿ヤッケなどコットン生地で出来た服を重ね着するといいでしょう。
薪と炭、どう使い分ける?
キャンプ場では木を切って乾かさせた「薪」と、木材に熱を加えて炭化させた「炭」が売られています。
薪は激しく燃え上がるため調理には不向きですが、炭は火力が安定しているので調理に向いています。
火力が高い薪は暖をとるキャンプファイヤーを楽しむ際に使用しましょう。
1泊2日のキャンプの場合、薪は1束、炭は1人あたり1kgが目安です。
寝る30分前には消火する
寝ている時間はもちろん焚き火を消しましょう。
焚き火や焚き火台は消えた後もかなりの熱を持つので、目安としては就寝の30分前には消火すること。
次の日に使用する場合は水で消火したりせず、燃え尽きるまで待つか、火消し壺を活用するのがベストです。
焚き火を楽しんだ後は片付けもしっかりと
火をおこすだけが焚き火ではありません。
焚き火を楽しんだ後は、きちんと片付けてこそ立派なキャンパーです。
まず、薪は完全に燃え尽くして真っ白な灰にします。
焚火を終える時間を計算して薪の量を考慮しましょう。
この時、焚火台に直接水をかけてはいけません、火傷や、焚き火台の変形や故障の原因になる恐れがあるからです。
もし、炭が残ってしまったら火消し壺で消化しましょう。
残った炭や灰は持ち帰るか、キャンプ場にある灰捨て場へ廃棄しましょう。
不完全燃焼の炭は分解されず残り続けため、絶対に放置してはいけませんよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回は焚火の楽しみ方と注意点をご紹介しました。
焚き火には、さまざまな楽しみ方があり、それは癒し効果あるからこそ自然と会話も増えて周囲の人と親交深まるのかもしれませんね。
キャンプの醍醐味である焚き火ですが、怪我や事故を起こさないように注意して行うことが大切です。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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