「アウトドアナイフを買いたいけど、どれがいいかわからない」
「自分に合ったアウトドアナイフが欲しい」
こんなお悩みを抱えている方はいませんか?
アウトドアナイフはキャンプの必須アイテムですよね?
アウトドアナイフは単純にものを切るとき、調理をするとき、木材加工をするときなど、様々なシーンで活躍すると思います。
様々な用途があるアウトドアナイフなので、選ぶ時に失敗して実際に使えなかったとはなりたくないですよね。
そこで本記事では、あなたにあったアウトドアナイフ選びが出来るようにアウトドアナイフについて種類や鋼材、そしてシーン別におすすめの商品を紹介していきます。
Contents
アウトドアナイフとは
アウトドアナイフとは、キャンプや登山などのシーンにおいて使う小型ナイフです。
様々な形があり、構造や、ナイフのブレードの部分の鋼材によって向いている用途も違います。
特にキャンプでは、ロープを切ったり、魚を捌いたり、バトニングと呼ばれる薪割りなど多くのシーンで使われます。
アウトドアナイフの種類
アウトドアナイフの種類は大きく分けて3種類有ります。
自分の用途にあったサイズや形を選びましょう。
長さは全長が23cm前後で、重量は120~200gが一般的に扱いやすいサイズの目安です。
シースナイフ
折り畳みが出来ない、鞘に収めるタイプのナイフで、刃渡りが長く頑丈なタイプのものです。
大きいので少しかさばりますが、刃渡りが十分あるので調理はもちろん、焚き火に必要な着火用のフェザースティックと作ったり、木材加工などにも向いているのでキャンプにおいて重宝するナイフです。
ブレードがハンドルまで貫通しているフルタング構造のもので、刃の厚みもあるものだとバトニングも出来ます。
フォールディングナイフ
折りたたむことが出来るコンパクトなナイフで、携帯性に優れています。
シースナイフに比べると頑丈さは劣りますが、コンパクトなので使い勝手がよく簡単な作業のロープを切ったり、調理などはフォールディングナイフで十分です。
ツールナイフ
ナイフをはじめとした便利なツールがコンパクトにまとまったナイフです。
ドライバーやオープナーなど様々な機能がついていてキャンプの際に1つあると便利ですが、1つ1つのパーツが小さいので専門ツールよりも使い勝手は少し劣ります。
アウトドアナイフの鋼材について
アウトドアナイフのナイフのブレードの鋼材にも種類があります。
鋼材によって性能が大きく違ってくるのでアウトドアナイフ選びの際に注目したいポイントの1つです。
鋼材は大きく分けて2タイプに分かれます。
ステンレス
錆びに強く、扱いが楽なので調理に向いています。
比較的初心者におすすめの鋼材です。
炭素鋼
ステンレスよりも切れ味があり研ぎやすいですが、錆びやすいのでこまめなメンテナンスが必要です。
木材加工に向いていて、比較的に中級者におすすめの鋼材です。
シーン別おすすめ鋼材
【青紙鋼】料理向けの切れ味が鋭い鋼材
青紙鋼は切れ味が鋭く、肉や魚を捌くときにおすすめです。
板前さんの包丁などに多く使用されている鋼材なので、調理にむいている鋼材と言えます。
しかし錆には弱いので、こまめに水分を拭きとるなどの対策が必要です。
また比較的に高価なものが多いので、調理にこだわりを持った方におすすめです。
【H‐1鋼】水辺のアウトドア向けの錆びない鋼材
H-1鋼は錆に強くので長時間、海水に浸しても錆びません。
釣りや川遊びなど水辺でのアウトドアにぴったりな鋼材です。
切れ味は他の鋼材と比べるとあまりいいとは言えませんが、それほど安いものでない限りは魚を捌くには十分な切れ味です。
【D2鋼】ハードづかい向け硬度が高い鋼材
D2鋼は別名セミステンレスとも呼ばれ、ステンレスと炭素鋼の中間的位置づけの鋼材です。
硬度が非常に高く、耐久性が強いのでバトニングなどハードな使い方に向いている鋼材です。
研ぎにくかったり、チップなどに注意も必要なので中級者向けです。
シーン別アウトドアナイフおすすめ
オールマイティー型
モーラ・ナイフ Morakniv Companion Heavy Duty Burnt Orange (ステンレス)
刃体の長さ:約10.4cm 全長:約22.4cm 刃厚:約3.2mm 重量:104g
全体的なバランスも良く、シースタイプなので刃渡りも十分にあり、調理や木材加工、オールマイティーにこなせる1本です。
グリップがラバー製なので持ちやすく、価格も比較的に安いのではじめての1本にもおすすめです。
カラーも明るい物ばかりでなので、失くしにくいのもポイントです。
MOSSY OAK シースナイフ フルタング構造
刃体長さ:14.5cm 全長: 27.5cm 重量:300g
少し大きく重量も重いですが、サイズの割にはバランスが良いので握りやすく、力が込めやすいナイフです。
ステンレス製なので錆びにも強く調理に適しており、木材加工もしやすいです。
調理向けアウトドアナイフ
(オピネル) OPINEL ステンレススチール ナイフ ♯9
刃体の長さ:約90mm オープンサイズ:約210mm 重量:約57g
フォールディングタイプの代表的な1本で、バランスが良く使いやすくて、初めての方におすすめです。
このステンレス製は錆びにつよく、調理にぴったりです。
商品の最後についているナンバーは刃渡りの大きさを表わしており、平均的な男性で9、手が少し小さい男性や、女性であれば8などがおすすめです。
水辺で使えるアウトドアナイフ
G・サカイ NEW SABI KNIFE 2 サバキ3寸 黒 11494
刃渡り/90mm 全長/205mm 刃幅/25mm 刀身厚/2mm 本体重量:約90g
ブレード材に錆びに非常に強いH-1鋼を使っているので、水辺で使うナイフとしておすすめの1本です。
サイズ的に小型〜中型の魚を捌くのに向いています。
錆びに強いですが、使用後は真水で良く洗ってから乾燥させてから保管しましょう。
バトニング、ブッシュクラフト向けアウトドアナイフ
REAL STEEL ブッシュクラフト II シースナイフ
【リアルスチール bushcraft2】アウトドア キャンプ マウンテンリーコン バトニング
刃長:約105mm 全長:約219mm 刃厚:約3.5mm 重量:約172g
ブレード材に硬度が非常に高いD2鋼を使っており、フルタング構造なのでバトニングやブッシュクラフトに最適の1本です。
スペックが高いわりに価格が安いのもポイントです。
女性におすすめコンパクトタイプ
Gサカイ 折りたたみナイフ プレッピー
全長(刃長):130mm (55mm) 刃厚:2mm 重量:17.8g
とにかく軽くてフォールディングタイプなので持ち運びに便利です。
錆びに強く、研ぎなおしもしやすい鋼材を使っているのでメンテナンスがしやすいです。
切れ味も鋭く、果物のカットや食材の切り分けなどに向いています。
アウトドアナイフを使う時に気を付けたい事
最後に、アウトドアナイフを使う時はケガなどの注意も必要ですが、持ち運ぶ際にも気を付けなければいけません。
銃刀法違反にならない為に、アウトドアナイフを携帯する際は使う目的をはっきりとさせましょう。
そしてすぐには取り出せない、使えない状態で保管しておくことをおすすめします。
まとめ
アウトドアナイフを買う時はやはりこだわりたいし、同じものを長く愛用する気持ちで購入すると思います。
ですが実際に使ってみると、ナイフは消耗品で全てが長く愛用できるとは限りません。
それに加えて野外だと紛失する可能性も高いです。
最初からこだわりを持ちすぎて高価なもの買って、自分の用途に合っていなかったり、紛失したりするとダメージが大きいです。
もしアウトドアナイフを使う特別な用途が決まっていないのであれば、まずは価格が安くオールマイティーに使えて、メンテナンスもしやすいものをおすすめします。
だんだんナイフを使い慣れていくと、自分が本当に欲しいナイフが出てくると思います。
その時に、何かに特化したナイフやこだわりの1本を見つけてみる選び方をしてみてください。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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