ばっちり味が決まる!おすすめアウトドアスパイスと活用法

アウトドアスパイスとは、読んで字のごとくアウトドア料理に適したミックススパイスのこと。
バーベキューの際にお肉や魚介類にかけて焼くだけで、プロの味になる魔法の粉です。
この記事ではそんなアウトドアスパイスのメリットやオススメ、焼くだけじゃないアウトドアスパイスの活用法についてまとめていきます。

アウトドアスパイスを持っていくと良いことばかり!


アウトドアスパイスのメリットはそれぞれ地味ですが、多岐に渡っています。
それぞれ具体的に長所を見ていきましょう。
きっとこの項を読んだ後は、アウトドアスパイスが欲しくなっていること請け合いです。

味がバシッと決まる!


アウトドアスパイスには、その道のプロがチョイスしたハーブやスパイスなどが絶妙な配分でミックスされています。
例えば牛肉を焼く際に、塩やコショウをかけるのもいいのですが、それだけではいつか飽きてしまうでしょう。
アウトドアスパイスをいくつか持っておけば、その時その時の気分に合わせたプロの味が、掛けるだけでバシッと決まります。

調味料スペースが浮く!


調味料などのビンや缶は、意外と収納スペースを圧迫します。
内容量に対して空間が広いので無駄が多く、持って行っても結局使わないということも少なくないでしょう。
アウトドアスパイスは様々なスパイスがミックスされており、ミックスされている内容を全部持っていこうとすると、とんでもない量になってしまいます。

アウトドアスパイス「ほりにし」を例にとって見てみましょう。

『食塩、ガーリック、黒コショウ、レッドベルペッパー、粉末醤油、ミルポアパウダー、コリアンダー、植物油脂、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、赤唐辛子、陳皮、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、ローレル (後略)』
(引用:アウトドアショップ「オレンジ」公式ホームページ)

一部省いていますが、約20種類ものハーブやスパイスなどが入っていることになります。

やまひつじ
これが一瓶で済むので省スペースになるというのも頷けますね。

料理時間の短縮に!


凝ったキャンプ料理をしようと思うと、味付けをするのにバランスを取って味を見ながら作っていかなければなりません。
アウトドアスパイスを使えば、気にするのは「濃さ」のみ。
あーでもない、こーでもないと食材をいじくりまわすことなく味が決められるので、時間の節約になります。

オススメアウトドアスパイス

アウトドアスパイスと一言にいっても、いくつか種類がありそれぞれに特徴があります。
最終的には味を確かめなければわかりませんが、いくつか有名どころをピックアップしたので参考にどうぞ。

アウトドアスパイスほりにし

関西を中心に展開しているアウトドアショップの「オレンジ」のカリスマバイヤーが手掛けたアウトドア専用のミックススパイス。
とはいえ、アウトドアでしか使えないわけではなく、ご自宅でも気軽にアウトドア料理のテイストを出すことが出来ます。
塩や醤油を中心とした和風ベースのスパイスの中に、ガーリックやミルポアパウダーが配合されており、使うと食欲が止まらなくなるほどとか。
先ほどのカリスマバイヤーこそが「堀西さん」という方で、その方の名前をそのままとっています。
堀西さんは料理店で修業した経験を持ち、こだわりにこだわり抜いて、なんと5年の歳月をかけて完成した珠玉の一品です。

【原材料名】
食塩、ガーリック、黒コショウ、レッドベルペッパー、粉末醤油、ミルポアパウダー、コリアンダー、植物油脂、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、赤唐辛子、陳皮、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、ローレル、セロリシード/調味料(アミノ酸等)、リン酸Ca、(原材料の一部に小麦、大豆、豚肉を含む)
(アウトドアショップオレンジ公式ホームページから引用)469

黒瀬のスパイス

北九州市の「かしわ屋くろせ」がブレンドしたミックススパイスの「黒瀬のスパイス」。
実はアウトドアスパイスとして作られたわけではないのですが、知る人ぞ知るスパイスとしてキャンパーの間でひそかにブームを起こしていました。
かしわ屋というだけあって、鶏肉のプロが鶏肉に合うようにブレンドした万能調味料ですが、お肉全般から魚までもが相性よく使うことが出来ます。
他のミックススパイスと比べると塩味が少々強く、かけすぎると塩辛くなってしまうので注意が必要です。
とはいえ、牛ステーキ肉や鶏もも肉を焼きながら黒瀬のスパイスを数振りするだけで抜群のおいしさになりますから、塩の瓶をわざわざ持っていく必要がないのはメリットですね。

【原材料名】
原材料:食塩、胡椒、醤油、レッドベルペッパー、フライドガーリック、パプリカ、コリアンダー、グリーンベルペッパー、パセリ、オニオン粉末、唐辛子、マジョラム、オレガノ、バジル、調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部に大豆、小麦を含む)

マキシマム

宮崎県の中村食肉が手掛ける万能アウトドアスパイスがこのマキシマム。
こちらもアウトドア用というわけではありませんが、あらゆる調理に使うことが出来るためキャンプに持っていく人が続出しています。
公式サイトによると、最長で約2か月待つこともあるという記載の通り、かなりの人気であることが伺えますね。
ステーキや焼き肉に使えるのはもちろんで、スープやチャーハンに使ってもおいしいという事もあり、多数のメディアで取り上げられたため注文が殺到。
生産が追い付かなくなるという事態が発生したようです。
やはりその用途の多さが最大の特長で、意外なところですとドレッシングの調合に使うことが出来るとか。
オリーブオイルに酢とマキシマムをお好みの量振り、混ぜるだけでオリジナルのドレッシングを作ることが出来ます。

【原材料名】
食塩、胡麻、コンスターチ、ガーリック粉末、醤油、かつお調味粉末、オニオン粉末、ナツメグ、パプリカ、クミン、ローレル、唐辛子/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸化澱粉、(一部に小麦・大豆を含む) 445

マジックソルト

スパイスや調味料メーカーの大手、エスビー食品がリリースするミックススパイスです。
三ツ星シェフ「ダニエル・マルタン」が監修しており、上で紹介したミックススパイスと比べると非常にシンプルな内容になっています。
読んで字のごとく、主役はソルトなので使い方としては塩の代替品ということですが、まるで魔法にかかったように食材がおいしくなるというもの。
塩だけで味付けするよりも円分摂取量は少なく済みますし、その上おいしくなるというのであれば使わない手はありません。
ボトルがプラスチックなので、調味料ケースの中でぶつかって割れるという心配がないというのも地味にうれしいですね。

【原材料名】
原材料:食塩(アメリカ)、こしょう、砂糖、ごま、トマトパウダー、パセリ、フライドオニオン、ガーリック、タラゴン、その他香辛料、加工デンプン355

まとめ

ここまで4種類のミックススパイスをご紹介いたしましたが、それぞれがそれぞれの良さを持っており、一概にはどれがナンバーワンかというのを決めることが出来ません。
キャンプ用に持っていくものですが、さすがに年に数回しかキャンプをしないとなればそのためだけに買うのももったいないので、日常のお料理にも使えるような、自身のライフスタイルに合ったものを選ぶのが賢い選択です。


ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!