67インパラ整備編22:社外ホーン(クラクション)の取り付けと修理、ホーンハーネスのDIY

本日は67インパラの社外ホーンの修理について書いていきたいと思います。

前回はドアロックシリンダーの交換を行いました。

67インパラ整備編21:ドアロックシリンダーの交換と修理、ドアロックの修理方法

2018年9月26日

ホーン(クラクション)がついてない件

なんでだろう、
車には必ずホーンがついているのが当たり前であり取り外すメリットは一切ないものと思いますが、
どうやら50年前の車となると話が変わってくるようです。

ターンシグナル、ウォッシャータンク、ワイパーに続き、ホーンそのものも消えてなくなっています。

たぶんホーン本体が腐ってしまうかなにかしてしまったから取り外してしまったんでしょうけど、
どうして外すだけで修理や交換をしないんでしょうか。

社長
そもそもアメリカではホーンや方向指示器が無い状態で車検通るんか?

とりあえずホーンがもともとないということは、
そもそもどこについているものなのかすらわからないことになります。

こういうのが一番困ります。

本国から取り寄せた取説やサービスマニュアルをみてもホーンに関する記載は見当たらず。。。

取説はまだしもサービスマニュアルに関しては同年代の他の車種の似たボディ構造(B-Body)をもってる車の情報などとごちゃまぜで記載されてるのですごく不親切。

仕方がないので今回もFacebookの仲間たちを頼ることにしました。

社長
ホーンのオリジナルの位置について教えてくれ!
Elvin
おう、そいつはフェンダーの内側だぜ、明日の朝画像送ってやるから待ってな、今真夜中だ
社長
フェンダーの中って、フェンダーの取り外し必要なのか?とりあえず待ってるぜ
Elvin
待たせたな、ほら写真だ、フェンダーの分解は不要だぜ、すぐ下に設置するんだ

社長
まじか、Really Thanks!! very helpful!

ということでどこにホーンを取り付けるのかはわかりました。

次は何を取り付けるのかです。

オリジナルか?社外ホーンか?車検の問題

まずオリジナルの音を知らないのでなんとも言えませんが60年代のシボレーの車なら大体一緒だろうってことでyoutubeで色々さがしてみました。

結果から言うと何がオリジナルなのかさっぱり判断がつきませんでした。
一番ベストなのはオリジナルを取り付ける事なのでしょうが音の大きさが日本の車検を通過するかわかりません。
それがそもそもの状態なのでもしかしたら適用除外が認められるのかもしれませんが、
検査通過の万全を期すためには国内で車検に対応した社外ホーンを手配するのがベストだと筆者は判断しました。

ホーンの音色についてこだわる人はかなりこだわるようですが筆者は特にこだわりがありません。
ただ軽自動車のようなビーーーという音ではさすがダサすぎる気がするのでせっかくだし今回色々と聞き比べてみました。

まずは有名どころのミツバサンコーワ
http://www.mskw.co.jp/car/car-horn/sample

うーん、やはりアメ車なのでもう少し全体的に重低音な感じだとかっこいいかな。
そしてあまり音に広がりがないほうがキレがあって個人的に好みかも。

やまひつじ
なんだかんだ、結構こだわってるし

という感じで探してたら見つけました。

その名もBosch ラリーエヴォリューション!
https://jp.bosch-automotive.com/ja/rally_evolution

関連情報のタブから試聴できます。

で、さっそくこれを購入。
しかもシルバーエディション。


社長
というかBoschって工具のメーカーかと思ってたけどホーンなんかも売ってるのか。

シボレーインパラへの社外ホーンの取り付け

開梱してみると一応取り付けるためにステーが入っているのですがちょっと短いですね。

まずは本体が収まるか、早速取り付けてみます。

左側に関しては付属のステーを使用してオリジナルのように取り付けられますが、
右側は先日とりつけたウォッシャータンクが干渉してしまいうまく収まりません。

67インパラ整備編8:ウィンドウォッシャータンクの取り付けと修理

2018年9月9日

なのでこれを回避して取り付けるためにエクステンションするためのステーとステンレスのボルトをホームセンターで調達してきました。

一旦左側を外してから、
調達したステーをうまく組み合わせて取り付けてみると、


やまひつじ
入った!

うまいこと収まりました。

後は配線の処理をしなければなりません。

社外ホーンの配線処理

オリジナルのホーンはお友達?が送ってきた写真を見る限り配線が各ホーンごとに1本ずつで、取り付けステーがグランドになっているようです。
今回新しく設置したホーンには各ホーンごとに2本ずつ端子があり、片方がプラス、もう片方がグランドのようです。

そうするとこれを取り付けるためにはグランド配線用のハーネスはもちろんですが、
コネクタの形状が異なると距離も遠くなってしまい届かないのでプラス配線用のハーネスもそれぞれ作る必要があります。

ということでハーネスを作成していきます。

ホーンハーネスの製作

こんな感じの部材を使用してハーネスを作っていきます。

ホーンリレーは元々ついているものをそのまま利用するので手前まで来ているプラスのコネクタから先を作れば今回はOKです。

この緑色のケーブルがおそらくホーンのプラス端子。

グランドはウォッシャータンク横のこちらから取ります。

で、作成したハーネスがこちら

どちらもギボシや平型、くわ型などを接続して分岐させています。

作ったハーネスを取り付けたホーンの各端子にそれぞれ接続して一旦作業が完了となります。

ホーンボタンがないためにボタンを押しての動作確認ができないため、
次回ホーンボタンの修理と、取り付けたホーンの動作確認を行っていきます。

今回使用した工具やパーツ

使用した工具

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!