楽しみにしていたキャンプの日、朝起きたら、暗い空に雨……。
最初はいい天気だったのに、いきなり雨が降ってきた!
何回かキャンプを重ねると、そんなことも起こりますよね。
でも、雨もまた自然の一部です。
どんな状況でもキャンプを楽しみたいですよね。
この記事では、雨の日のキャンプを乗り切るための対策、どう過ごせばいいのかなど、詳しくご紹介します。
Contents
雨の日のキャンプはどんな服装で行けばいい?
天気予報では晴れでも、突然空の様子があやしくなり、雨がザーザー降ってくる……なんてことも、キャンプでは珍しくありません。
キャンプに行くときには、必ず、雨が降っても困らない服装を持っていきましょう。
レインスーツ
レインコートは雨の日のキャンプの必需品です。
できればフード付きで、上下に分かれたものが、最も雨を防いでくれます。
ポンチョタイプだと、下半身がドボドボに濡れてしまったりするので、レインパンツ付きのものを選ぶのがおすすめです。
あと、袖口が絞れるタイプのものだと、手首から腕に向けて、雨が伝ってくることもありません。
テントやタープの設置や片付け時に雨が降っていると、意外に袖口から雨が入ってきやすいので、袖が絞れるレインスーツはとても重宝しますよ。
レインブーツ
レインコートと同じくらい、レインブーツも雨の日のキャンプの必須アイテムです。
足首丈やふくらはぎ丈ではなく、膝丈くらいのレインブーツを選ぶようにしましょう。
レインブーツも、吐き口を絞れるタイプのものがあります。
吸湿速乾性のインナー
レインコートを着用すると、ご存知の通り、非常に汗をかきますよね。
特に夏のキャンプだと、レインスーツはまるでサウナスーツのように感じるほど、暑いものです。
そこで便利なのが、吸湿速乾のインナーです。
このインナーを着用していると、いくらか湿気を感じなくなるので、快適に過ごせるようになります。
夏のキャンプには、本当におすすめです。
雨の日のキャンプ対策!テントの設営はどうしたらいい?
雨の日のキャンプのテント設営は、どういった点に気を付ければいいのでしょうか。
ご紹介します。
雨が降っている時テント設営
例え晴れの天気であっても、キャンプ時は、急に雨が降ってくることがあります。
「雨が降るかもしれない」という心づもりで、以下の点に気をつけて、テントを設営するようにしましょう。
水はけのよい場所を選ぶ
出来るだけ、土のサイトは避けるようにしましょう。
ぬかるんだりして、後片付けが大変になります。
芝生のサイトか、砂利のサイトを見つけて、陣取るようにしてください。
木が屋根の代わりになってくれることもあるので、森や林のなかにあるサイトもおすすめです。
また、低い場所や、くぼんでいる場所には、テントを張らない方が無難です。
大雨が降ってきたとき、水たまりの中にテントがある状態になってしまうからです。
まずはテントシートを敷く
テントは、地面に直に設営するのではなく、必ずテントシートを敷いてから、設営するようにしましょう。
いきなり雨が降ってきても、地面の濡れや浸水、汚れからテントを守ることが出来ます。
タープをあらかじめ車とテントの間を渡すように張る
タープを、車とテントの橋渡しをするように張っておくと、急に雨が降ってきても、濡れずにテントと車の間を移動することができます。
(オートキャンプ場の場合)
あまりの大雨で、急きょテントから車の中に避難したいときなど、非常に便利ですよ。
また、タープの真下にテントを張っておくこともおすすめです。
夏のキャンプであれば、日差しや熱を二重に防ぐことができますし、雨が降ってきても、濡れずにテントの片づけをすることが可能です。
車中泊をする
雨が降る可能性が濃厚な場合、もしくはすでに雨が降っている場合は、車中泊にしてしまうという手段もあります。
座席をリクライニングして、人数分の寝袋や毛布、タオルケットなどがあれば、車の中で寝ることが可能です。
テントをしまうための大きなビニール袋を用意しておく
購入したときにテントに付属している袋は、テントをしまうのにぴったりな大きさに作られています。
逆に言えば、上手に畳まないと、なかなか入れることができません。
雨でぬれた場合、付属の袋に入れることはなかなか難しいでしょう。
そこで、大き目のビニール袋を用意しておくと、非常に役立ちます。
テントを撤収したら、さっとビニール袋に入れて片付けることができます。
キャンプに行くときは、必ず用意しておきましょう。
雨の日のキャンプならではの楽しみ方!子どもも満足する遊びって?
雨の日は、テントの中で過ごす時間が増えます。
家族や友人同士で顔を突き合わせて過ごす時間、楽しく過ごしたいですよね。
そこで、子どもも喜ぶ、盛り上がるゲームをご紹介します。
ぜひ、雨の日のゆったりした時間を楽しんでくださいね。
トランプ
トランプは、1つあるだけで複数の遊び方ができます。
ババ抜き、七ならべ、神経衰弱、スピード、大富豪など、飽きずに遊ぶことが出来ます。
キャンプに行くときは、必ず持っていきましょう。
カードゲーム“UNO”
大人気カードゲーム“UNO”も、グループで遊ぶと非常に盛り上がります。
トランプとはまた違ったルールで、楽しめますよ。
ハンカチ落とし
子どもも大人も一緒になって体を動かして遊べるのが、ハンカチ落としです。
オセロ
最近では、100円ショップなどでも販売されているオセロは、気軽に手に入れられるゲームです。
2人でしか遊べないため、3人以上のグループにはあまりオススメできませんが、テント内でも頭脳戦を楽しむことが出来ます。
人生ゲーム
昭和の時代からずっとある人生ゲーム。
皆が楽しめるゲームは、やはり残っていくものですね。
大どんでん返しがあったり、大人も子どもも手に汗握って遊べるボードゲームです。
一度やり始めると長時間かかるので、雨の日のゆったりしたキャンプ時間に、グループで楽しむことができますよ。
人数が多ければ多いほど楽しいので、家族や友人グループでのキャンプにおすすめです。
雨の日のキャンプ後の道具の手入れはどうしたらいい?
雨の日のキャンプでは、テントやタープ、テントシート、クーラーボックスの底などが、土や泥で汚れてしまいます。
そのため、帰宅後の掃除、お手入れは必須でしょう。
帰ってからの作業を少しでも楽にするため、もしキャンプ撤収時に雨がやんでいた場合は、ある程度、土や泥を落としておくようにします。
また、車内のラゲッジスペースには、ゴミ袋やレジャーシートでもいいので、ビニールを敷いておくようにしましょう。
そうすれば、車内の汚れが最小限になります。
帰宅後は、キャンプ道具すべての汚れを落とし、天日に当てて、乾かしてください。
水分がついたまま片付けてしまうと、嫌なにおいやカビの発生につながり、不衛生です。
まとめ
以上、雨の日のキャンプの準備、楽しみ方、撤収時の片付けまでをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
雨の日のキャンプは敬遠されがちですが、私は雨の日を楽しめてこそ、自然と一体化できるのではないかと考えています。
もちろん、台風や度を越した大雨の日は敬遠するべきですが、小雨程度であれば、ぜひ準備を万端にして、キャンプを楽しんでいただけたらと思います。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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