コスパ最強のアウトドアグッズ「100均アイテム」とアレンジ方法を紹介!

キャンプシーンを問わず、日常でもすっかり市民権を得た「100円均一」。
このビジネスモデルが誕生したときは、デフレもここまで来たかと言われていましたが、今では生活に欠かせないものとして、定着しています。
昨今の第二次キャンプブームにより、ただでさえキャンプで活躍していた100均アイテムがアウトドア専用のデザイン、仕様、もしくはアウトドアアイテムとなって発売しており、キャンプ商品マーケットに旋風を巻き起こしているのは皆さんご存じでしたか?
この記事ではビギナーからベテランまで役立つ定番の100均アイテムから、100均アイテムを組み合わせたアレンジ方法について紹介していきます。

キャンプをするなら欠かせない「100均アイテム」


キャンプを始めるにあたって、100均アイテムにお世話になっていない方はいないんじゃない?というほど便利で使い勝手のいいアイテムで溢れています。
この項では、キャンプの様々なシーンで活躍する100均アイテムについてまとめています。

食事編

シェラカップ

キャンプ飯と言えばこれ!なシェラカップも100均で買えちゃうんです。
一般的には大体1,000円くらいしますが、メモリなどの便利機能や耐久性はいったん置いといて、キャンプを始めるにあたって買う分にはうってつけ。
スープや飲み物を飲んだり、取り分け皿にするぶんには差し当たって100均で十分!
お気に入りのブランドが見つかったら、その時に乗り換えればいいのです。
ただし、火にかけて使うのはできませんので、冷めたコーヒーを焚火で温めるなどの用途を考えている方はきちんとしたシェラカップを買いましょう。

使い捨て鍋

キャンプのハイシーズンは一般的に夏とされていますが、昨今は虫の少なさや熱中症対策の観点から秋から冬にかけてキャンプをする方も増えています。
そうなったら試していただきたいのが「キャンプ鍋」。
といっても、しっかりとした鍋を持っていくとかさばるので、100均で買える使い捨ての鍋が出番です。
白菜などの野菜、鶏肉などはあらかじめ切ってそれぞれフリーザーパックに入れておき、道の駅で買ったキノコを投入して市販の鍋スープを入れるだけで1食が完成するので手間が少なくて済みます。

BBQ串

BBQの串も、洗って使いまわすのであればそれなりの金額の物を購入した方が間違いありませんが、「しまう場所がない」とか、「ワンシーズンしか使わない」ということであれば100均で買えるBBQ串でも十分役割を果たしてくれます。
また、スライドさせるだけで簡単に串から具材を外すことができる便利串も100均で取り扱いをしているなどバリエーションが豊富で、用途によって選ぶこともできるようです。
とはいえ、安いからと言って不必要に使い捨てることはキャンパーとしては言語道断。

やまひつじ
自然や環境、地球のことも思いやって効率よく利用できるといいですね。

リビング編

ゴミ袋フック

ゴミ袋をセットして使うゴミ箱はあっても、ごみ袋フックはお持ちでない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は100均で買えるゴミ袋フックは、ただのゴミ袋フックでは終わらないのです!
ポールを直接挟んで設置する為、設置場所は自由自在。
耐荷重は500g程度とそこまで丈夫ではないので注意する必要はありますが、車のカギなどといった「テントの中でなくなりがちなモノ」をぶら下げておくのに役立ちます。
もちろん小型のLEDランタンならぶら下げることもできますし、洗濯物をかけておいてもOK。
使い方は発想次第で無限大です。

ウォータージャグ

ちょっと手を洗いたいとき、コーヒーを作りたいとき、歯磨き後口をゆすぎたいときなど、キャンプシーンにおいて、水の必要性は言うまでもありません。
各社様々なウォータージャグが発売されていますが、そんなウォータージャグも100均で買うことが出来ます。
サイズは大きくありませんが、ジャバラになっており折り畳みができるため非常にコンパクト。
容量が少ない点も、飲料用に持って行った2Lペットボトルなどに水を蓄えて置けば炊事棟に汲みに行く手間も省けます。

折り畳みコンテナ

無くても困りませんが、あったら手放せなくなること間違いなし。
食器や雑多なギア、着替えやタオルなど、運搬の際はハードコンテナやカバンに、収納優先で入れて持ってきます。
収納優先のため、取り出しやすいかというとそういうことは無く、毎回コンテナやカバンを物色する羽目になってしまいますね。
そこで活躍するのが折り畳みコンテナ。
持ってくるときは畳んで持ってくるため積載しやすく、現地で荷物を広げるときに用途に分けて荷物を入れ替えます。

やまひつじ
1つ100円かやそこらなので、たくさん用意しておいてもお財布に優しいですね。

設営・撤収編

レジャーシート

我が家ではレジャーシートはキャンプには欠かせません。
設営の際は車の荷物をいったん降ろす場として、撤去の際はテント内のグッズを外に出しておく場として、非常に重宝するのです。
また、ある程度は雨を防ぐことが出来ますので突然の雨の際に濡れたら困るものをいったん守ったり、ハトメのあるタイプのレジャーシートをタープにしているという強者もいるようです。
常備しておいても場所はとりませんから、常にコンテナの片隅にいれておくのもいいでしょう。

カラビナ

今更なんでカラビナ?と思われるかもしれませんが、ここで紹介したいのはガイロープ張りを短縮する方法です。
撤去する際、幕体からガイロープを取っておきたい派の私としては、毎回設営の時にもやい結びを何回もするのが設営の時のネックでした。
ネットを調べていると、100均カラビナを張り綱の幕体側に使用している人が…!強度面では不安ですが、タープのメインポールといった要のガイロープではありませんので、それほど頑丈でなくてもいいという判断です。
このカラビナが壊れるほどの強風であれば、そうなる前に予測出来ておくべきでしょう。
風が強くなる前に張り直してもいい訳です。

ゴムバンド

こちらも今更ではありますが、あるのとないのでは大違いですので紹介いたします。
我が家はコールマンのコクーン2というツールームテントを使用してますが、ポールの数が多く、ポール袋の中はポール同士が絡み合ってごちゃごちゃに…
それぞれのポールをゴムバンドできちんと留めておけば取り出しやすく、ひいては設営しやすい状況になります。
また、必要なペグもゴムバンドでまとめて置くといちいち何本だっけ?と迷わなくて済みますね。

その使い方があったか!100均アイテムをアレンジしたアイデア集

そのままではキャンプで使えない100均アイテムでも、100均アイテム同士を組み合わせたり、持ってるギアに組み合わせたりすると格段に便利になることも!
ここではキャンパーが実践しているアレンジアイデアをご紹介いたします。

100均アイテムだけで焚火台を作る!(仮タイトル)


いきなり上級者向けですが、焚火台も100均アイテムで作ることもできるようです。
さすがにこの焚火台をずっと使い続けるには耐久面で心配なので、初心者キャンパーや、焚火台買い替えの間のお遊びとしてはピッタリ。
高さや使い勝手など、自分に似合ったオリジナル焚火台なので、使い易さは申し分ない…といいですね。

100均アイテムで蚊取り線香ホルダーを作る!


こちらは比較的挑戦しやすいアレンジ方法。
夏キャンプは特にそうですが、朝晩は常に蚊やブヨとの闘い…。
いたるところにパワー森林香を置きたいところですが、そのためにスタンドを買うのももったいないですから、数百円で出来るのは魅力的ですね。

まとめ

ビギナーやベテランに限らず、「効率よく」かつ「スマートに」キャンプができるキャンパーであることが求められます。
高額で品質も最高級のギアも良いですが、安くてラフに扱える100均アイテムも組み合わせて使うことで、より快適でスマートなキャンプを送ることが出来るのではないでしょうか。

キャンプ初心者必見!初心者キャンパー向けのキャンプ用品はこれだけでいい!

2021年3月5日

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!