ホテルや旅館などに縛られることもなく、気ままな旅行ができる車中泊。
ただ、それだけに適当に車中泊をするとトラブルに巻き込まれることもあります。
万が一の事態を避けるためにも、安全と思われる場所であっても防犯対策はしておくべきでしょう。
そこで今回は、女性が車中泊を安心して楽しむために役立つ防犯対策とおすすめの車中泊スポットについて紹介します。
Contents
女性の車中泊は防犯意識が大切!
旅の予約に左右されない車中泊は、ホテル代が節約できるだけでなく、気軽に遠征できる自由度の高い新しいアウトドアスタイル。
手軽で防犯対策もしやすいため、ここ数年、女性の車中泊人気もどんどん高まってきています。
ただ、女性1人の車中泊は、男性と比べてハードルが少しあがってしまいます。
その理由は、男性と女性の最悪の事態は異なるからです。
男性なら金目のものを盗まれ命を奪われた場合が最悪な事態であるに対し、女性はそれうえに性犯罪の犠牲も加わります。
このリスクは、女性に生まれた限り、シビアに想定しなくてはなりません。
そのため、危険な場所を避けるのはもちろん、何があっても大丈夫なように事前に備えておく必要があります。

女性の車中泊で被害に遭わないための防犯対策
車中泊はなんでも自由に自分のペースで動ける一方、外で寝るわけですから危険と隣り合わせです。
いくら日本は治安が良いといっても、暴走族やチンピラ、酔っ払いなど、関わればトラブルが発生しそうな人たちが場所によっては集まっていることも。
知らない土地で車中泊する場合は必ず防犯対策をしておきましょう。
車用カーテンの設置
その理由は2つあります。
- 社内に入ってくる光を遮断する
- 車外の視線から自分を守る
乗用車はキャンピングカーと違って目線より下に窓があるため、朝には、しっかり光が差し込みます。
人間は朝日を感じると自然と起きてしまうもの。
快適な睡眠を取るためには、カーテンが欠かせないのです。
なかでもオススメは、遮光性カーテンです。

身の安全にもつながるので、必ずカーテンを設置しましょう。
ドライブレコーダーの設置
そのなかでも車中泊におすすめなのは、エンジンを停止している場合でも監視する「駐車監視機能」のついたものです。
別名パーキングモードとも呼ばれ、センサーで車の衝撃や人、動物などの動きを感知し、自動で録画を始めます。
寝ている間や車から離れている間に起きた出来事を映像で残してくれるので、何かあったときの安心感も抜群。

外から見てもわかるように、撮影を知らせるステッカーなどを貼っておけばさらなる防止力に期待できます。
セキュリティー機器の設置
振動や気圧、傾斜などに反応してけたたましく警報音が出るシステムのものを取り付けておきましょう。
外から見て分かるように、セキュリティーシールを貼っておくと犯罪抑制の効果も期待できます。
セキュリティー機器はコンパクトな方が運転の邪魔にはなりませんが、防犯を考えると大きく目立つものがおすすめです。
犯罪行為を目的とした犯人が、車内を見たときに防犯ブザーが設置されていることがわかれば、警戒して犯行に及ばない確率が上がります。
見えにくい場所ではなく、あえてダッシュボードの上など見やすいところに置くと良いでしょう。
ドアロックをする
ドアロックは必ずかけましょう。
鍵をかけて第三者が中に入らないことが1番の防犯対策です。
もし入ろうとしてくる人がいても、ドアロックをかけていたら入るまでに時間がかかるので、その間に警察に連絡できます。
少し車から離れる場合だけでなく、社内に入った時もすぐにロックをかけましょう。
男物を車内に置いておく
女性1人で車中泊している、と周りから勘付かせないために男物を車内に置いておくのも効果的です。
たとえば、ロックバンドやジャイアンツなど野球などのTシャツやタオル、下着などを運転席や助手席に干したり、置いたり。
ただ、場所によっては野球チームのタオルに過敏に反応する人もいます。
とくに大阪や兵庫で車中泊するときに、ジャイアンツのタオルをかけていると、運が悪ければトラブルに発展してしまうこともあるので注意しましょう。
愛犬を連れて行く
人間以上に音や匂いに敏感な犬は、とても頼りになる存在です。
車外で怪しい人影や物音がしたときにはすぐに気づいて、吠えて知らせてくれます。
大型犬のみならず、小型犬でも超えれば厄介なので、防犯効果はかなり期待できます。
ただ、当たり前ですが
- 車中泊のために犬を買う
- 車酔いしやすいのに遠出に連れて行く
などの行動は控えてくださいね。
人気がある場所で選ぶ
一般の人や近隣に迷惑をかけないように、という意識は大切ですが、あまりに人気がない場所を選ぶと窃盗や痴漢などの危険が高まるのも事実です。

とくに女性1人で車中泊をするときは狙われる危険が高まります。
その場合、キャンピングカーやファミリーが車中泊している近くの場所をできるだけ選びましょう。
そのとき近くにトイレがあることも確認しておくことも大切です。
あまりにも車から距離があると、夜中にトイレに行く間に何かトラブルに巻き込まれる恐れもあります。
何かあったときにすぐ連絡できるようトイレに行く時はスマホを必ず持っていきましょう。
夜間の道が暗いので、懐中電灯があるにもなります。
女性におすすめの車中泊スポット
女性が安心して活動できる、おすすめの車中泊スポットはこれら5つです。
- 人気の多い高速道路のサービスエリア
- 人気の多い道の駅
- オートキャンプ場
- RVパーク
- シェアリングサービス
これらがおすすめの理由は、人工的である程度人気があるため、安全安心が確保しやすいからです。
ただし、夜中の仮眠もNGとして、車中泊を禁止する道の駅もあります。
道の駅内にある看板の内容には注意をして、マナーを守って利用しましょう。
車中泊が公式に認められている場所としては、RVパークがあります。
RVパ―クは、近年増えた、車中泊利用者のための施設です。
有料ですが、電源設備や24時間利用OKのトイレやごみ処理施設などが完備されています。
さらに入浴施設が近くにあることも多いので、きれい好きな女性も安心して利用できます。
このほか、駐車場や空き地を持つオーナーが車中泊ができるスポットとして旅行者に貸し出すシェアリングサービスもおすすめです。
オーナーがいるので、女性1人でも安心して楽しめると人気が高まっています。
【まとめ】楽しい車中泊を過ごすために
車中泊は、ホテル代と比べるととても安く経済的です。
ただ、安ければ危険と隣り合わせでもいいと言う考え方はNG!
最悪、自分が巻き込まれるパターンまで想像して、両方のバランスをうまく見極めましょう。
女性1人でも車中泊が利用しやすい場所も増えていますが、もしも、怖いと思ったらすぐに車を移動させてくださいね。

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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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