春キャンプと一緒に楽しめるイベントは?

キャンプ好きにとっては我慢の冬が終わってやっと迎えた春!
せっかくキャンプをするなら最大限お出かけを楽しみたいところです。
たまにはただキャンプをするだけでなく、春ならではのイベントを組み合わせてみませんか?

春はイベントが盛りだくさん!


とにかく春は気温が暖かくなり、長い間我慢してきたお出かけ欲が徐々に発散出来るようになってくる季節。
そんな需要がある中で、地域の観光施設やキャンプ場など、さまざまなイベントを実施することで集客を図っています。
春のアウトドアイベントについて、イベント会社のスタッフに話を聞いてみました。

イベント会社のスタッフ
「一般的にアウトドアイベントの旬は、大人も子供も夏休みで動きやすい夏場ですが、最近では春の方が暑さ対策などを気にしなくていいという事で注目されています。
更に、アウトドアイベントは密になりにくいという事で少しずつコロナ禍前のような活気をもどしつつあり、感染症対策と集客を両立させたアウトドアイベントを求められることが多いですね。
2020年はフェスと名の付くものはことごとく中止になっていましたが、2021年は対策をしていれば実施できる雰囲気があり、2021年4月段階では大小とわず様々なフェスが春に企画されているようです」

狙うのはキャンプ場のイベントとキャンプ場周辺のイベント!


春キャンプと一緒にイベントを楽しもうと思っても、キャンプ場によっては人手の問題もあってイベントを企画することができず、実施をしていないところが多い様です。
もちろんキャンプ場内で完結するのが理想的ですが、行き帰りの際に参加できるイベントなどを検討することで非常に多くの可能性が生まれてきます。

既にキャンパーの方なら分かると思いますが、キャンプ場のチェックインは代替午後の早い時間、チェックアウトは午前中となっている所の方が多くなっています。
遠くのキャンプ場に行くとなると難しいですが、片道1時間から2時間程度のエリアであれば十分イベントを楽しむ余力があるはずです。

もちろんキャンプ場で開催されるのであればそれに越したことは有りません。

やまひつじ
お父さんが設営を頑張っている際に、お母さんと子供がワークショップなどに参加するというファミリーキャンパーもいらっしゃるようですよ。

キャンプ場での春イベント

それでは具体的にキャンプ場の春イベントにはどんなものがあるのかを見ていきましょう。
中にはチケット制だったり予約が必要だったりというものがあるので、早めにチェックしておかないと参加できないという事もあるのでご注意ください。

実は春が狙い目!?フェスイベント


フェスといえば「夏フェス」というワードが独り歩きして有名になっていますが、夏にやらなければいけないというものでもありません。
夏フェスは規模も大きく有名アーティストが多数参加しているので取り上げられがちですが、暖かくなってくる3月からゴールデンウイークにかけてのタイミングにも様々なフェスが開催されています。
夏フェスの時期だと大きなフェスとバッティングしてしまう関係で有名アーティストがなかなか見られないという事もありますが、春であれば意外とチャンスがあるかも?
キャンプ場主体で行っているフェスもありますので、フェス初心者にとってもハードルが低く、デビューするのにはいいタイミングなのかもしれません。

春キャンプといえば、お花見イベント


春といえばサクラを筆頭にウメや菜の花などといった見ごたえのある花が咲き誇る時期です。
キャンプ場は基本的に自然豊かな場所にあり、見どころとして花畑や桜並木などを備えている所ではお花見イベントを開催していることがあります。
夜桜を楽しむために期間限定でライトアップをしながらお酒やおつまみが楽しめる屋台が出ていたり、子ども向けに花を使ったワークショップや観察会をやっていたりと方向性は様々。
中にはその日だけで完結しない植樹イベントや、フォトコンテストといった先々が楽しみなイベントもありますので、お子さんと一緒に参加できるといい思い出になること請け合いです。

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旬の食材を味わう山菜採りイベント


春の味覚の中でも特に「春感」を感じることが出来るのが、セリやフキノトウ、タラの芽といった春の山菜たち。
山のキャンプ場ではキャンプ場内にすら山菜が自生していることもあるほど山菜の宝庫です。
山菜の知識がない素人が山菜を独自で取ってしまうと、取りすぎて来年生えてこなかったり、食中毒になったりという事も考えられるので、レクチャーを受けながら山菜採りをすることが出来るのは嬉しいですね。

採った山菜は天ぷらや炊き込みご飯にして夕食に食べられるので、一石二鳥。
野営的でキャンパーとしてもワンランク上がります。
道具や調理器具はキャンプ場で手配できることもありますので、山菜取りイベントを検討している場合はその情報も合わせてチェックしておいた方がいいでしょう。

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キャンプ場近くでの春イベント

大自然の中で開催するとしても、キャンプ場で実施している物よりも大規模だったり、専門的だったりすることもあります。
キャンプとの併用でよりキャンプへの満足度をあげましょう!

花まつりに参加する場合はスケジュールに余裕を!


小さな市町村が町おこしで実施していることの多い「花まつり」。
桜の咲く季節やウメの見ごろの季節、中には花桃をウリにしている花まつりもあります。
春の花は豊富なので、調べてみれば何かしらの花まつりが開催されているのかもしれません。
花まつりにくるお客さんはキャンプをしている方に限ったものではないので、時には開催場所の付近が大渋滞を起こすという事もしばしばあるようです。
キャンプ最終日にお昼ご飯を兼ねて花まつりに行こう!と思ったらものすごい渋滞に巻き込まれて帰る時間が遅くなる…という事も考えられますので、しっかり下調べをしてから臨みましょう。

バードウォッチングは春がおすすめ


鳥にとって春は、恋をして、結婚して、子育てをする重要な季節です。
この時期、日本にはたくさんの渡り鳥が繁殖のためにやってきます。
5月10日からの1週間は「バード・ウィーク」とされており、各所で様々なバードウォッチングイベントが開催されています。
夏にかけて繁殖をする鳥たちは、カラフルな羽の色をしたものや、さえずりが美しい小鳥が多いようで、春はバードウォッチングが楽しいシーズンとされています。

普段生活していて見ることの少ない鳥や、普段から目にするけど名前が分からない鳥、鳴き声は何となくわかるけどどんな鳥かわからない…。
そういったことが分かるようになるので、子どもはもちろん大人にとっても興味深いイベントです。

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気軽に参加できる自然観察会


春の時期に見ごたえがあるのは鳥だけではなく、自然全体でも同じことが言えます。
具体的にはこの時期に芽吹く植物たちや、冬の時期を耐え忍んでやっと地上に出られた昆虫たちなど、あわただしく生活しているだけでは気づかない小さな変化があるものです。
せっかく大自然の中に来たのであれば、その道のプロから自然について学んでみると、その後の生活が豊かなものになるでしょう。

観察会は1~2時間のライトなものや、お弁当を持っていくハイキングを兼ねたものまで様々です。
キャンプはキャンプで疲れてしまいますので、あまり欲張らずに気軽に参加できるものに参加するのをお勧めします。

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まとめ

春キャンプと一緒に楽しめるイベントはたくさんありますが、予定を詰めすぎると疲れてしまったり、時間に追われて楽しいものも楽しめなくなってしまったりという可能性もあります。

社長
予定を立てる際はキャンプの醍醐味もしっかり楽しめるような余裕をもって計画してくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!