春キャンプは朝晩の冷え込みが厳しい日もありますが、晴れた日の日中はポカポカとして過ごしやすくキャンプにも最適です。
春といえば旬の食材もたくさんあるので、キャンプ飯に取り入れたいものですよね！
今回は春ならではの旬の食材を使って、誰でも簡単に作れるおすすめレシピを紹介します。
Contents
春キャンプの料理に取り入れたい旬の食材たち
キャンプ飯におすすめの春ならではの旬の食材を紹介します。
たけのこ
春に旬を迎える食材といえば、たけのこを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか？
3月～5月にかけては孟宗竹、淡竹、真竹、根曲がり竹などが有名です。
山にたけのこ掘りに行くのもいいですが、スーパーでも購入できるのでチェックしてみてくださいね。
アク抜きの際は、赤唐辛子を入れるとエグみが和らぎ一層美味しくなります。
アク抜きは皮を付けたまま茹でますが、その前に穂先を斜めにカットして、根本の硬い部分も少し切り落としておきましょう。
皮付きたけのこが入る大きい鍋を用意して、ぬかと赤唐辛子を入れて沸騰したら弱火で1時間くらい茹でればOKです。
冷めるまでそのまま置き、冷めたら皮をむいて洗ってください。
春キャベツ
春キャベツは、秋に種を撒き春から夏にかけて収穫されます。
冬キャベツに比べて巻きがゆるくかさ高でふんわりしていて、シャキシャキの食感を楽しめるのもポイントです。
葉は柔らかく生でも食べられますし、漬物やピクルスにも使いやすいので自宅でも活用できます。
新玉ねぎ
新玉ねぎは、早取りした玉ねぎのことです。
白玉や早生という品種が新玉ねぎと呼ばれており、表面の皮が薄いため一般的な玉ねぎのように保存には向いていません。
食べられる時期が限られる春ならではの食材です。
新玉ねぎは、みずみずしく辛味も少ないため、水にさらさなくても食べられるのでキャンプ飯にも使いやすいのがポイント。
スライスしてサラダに入れてもいいですし、火が通りやすいので調理の時短も可能です。
アスパラガス
アスパラガスも年間を通して手に入りますが、露地栽培を経て春に収穫されるアスパラガスはみずみずしく一番美味しい時期です。
キャンプ飯にアスパラガスを使いたいなら、自宅で下茹でしてから持って行くと便利です。
根本の硬い部分はピーラーで皮をむき、ハカマも取り除いておきましょう。
先端は柔らかいので皮むきも、ハカマ取りも不要です。
部位で柔らかさが違うため、茹でる際は半分にカットして根本から先に茹でると均一に茹でられます。
アサリ
アサリは産卵期を迎える春～初夏にかけて旬を迎えます。
産卵期のアサリは身がぷっくりとしていて歯ごたえがあるのもポイント。
潮干狩りのシーズンでもあるので、海辺の近くのキャンプ場に行くなら潮干狩りをして採れたてのアサリを使ったキャンプ飯もおすすめです。
このとき吐いた砂を他のアサリが吸わないように、ザルで底上げしておくのがおすすめです。
桜えび
春に旬を迎える桜えび。
駿河湾でしか漁獲が認められていないので、冷凍されていない旬の桜えびを食べられるのは漁港周辺だけです。
もし漁港近くのキャンプ場を利用するなら、この時期にしか食べられない桜えびを買いに行ってみてはいかがですか？
新じゃが
じゃがいもは1年中出回っていますが、春は新じゃがの季節でもあります。
通常は収穫後に貯蔵したものを出荷しますが、新じゃがは収穫後すぐに出荷されるのでみずみずしく皮が薄いのも特徴的です。
じゃがいもを使ったレシピはたくさんあるので、キャンプ飯にも取り入れやすいでしょう。
イチゴ
イチゴは冬のイメージがありますが、実は春に旬を迎えます。
旬のイチゴは香りと甘みが強いので、そのままでも十分美味しく食べられますよ。
いちご農園が近くにあるキャンプ場を選んで、摘みたてのイチゴをキャンプ飯のデザートにプラスしてみてはいかがですか？
旬の食材で作る簡単キャンプ飯レシピ
それでは先ほど紹介した旬の春食材を使った簡単レシピを紹介します。
この季節だけのレシピなので、ぜひキャンプ飯に取り入れてみてくださいね。
新玉ねぎと桜えびのかき揚げ
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新玉ねぎはスライスして、桜えびと万能ねぎと一緒にボウルに入れます。
本来であれば衣にくぐらせてから揚げますが、あえて衣は作らずボウルで混ぜることでサクサクの食感に仕上げるのがポイントです。
全体に小麦粉と片栗粉を混ぜたら少量の冷水を加え、混ぜすぎないようまとまったら油で揚げていきます。
片栗粉を入れることでよりサクサク感がアップ！
お好みで青のりや三つ葉をプラスしても美味しくなります。
たけのことアサリの炊き込みご飯
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たけのことアサリを使った炊き込みご飯はキャンプ飯にもおすすめです。
メスティンでも炊き込みご飯は作れますが、具材が多いのでダッチオーブンの方が作りやすいかもしれません。
ソロキャンプならメスティン、ファミリーキャンプならダッチオーブンと使い分けてもいいでしょう。
人数分のお米と水に、アサリと食べやすい大きさに切ったたけのこ、ダシの素・しょうゆ・塩・酒を適量入れ味を整えたらご、後はご飯を炊く要領で炊いてください。
桜えびを入れるとよりいいダシが出て香り豊かに仕上がりますよ。
生臭みを消したいなら刻みショウガを入れるのもおすすめです。
お好みできのこや他の具材を追加してアレンジしてください。
アサリの酒蒸し
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アサリがたっぷりあるなら、酒蒸しにするのもおすすめです。
ビールやワインのおつまみにもなりますし、お好みでバターやハーブをプラスしてもいいでしょう。
ソロキャンプでもスキレットで簡単に作れますし、スープにバゲットを浸して食べるのもおすすめです。
酒がない場合は白ワインでも代用できます。
春キャベツ・アスパラ・新じゃがのパスタ
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パスタを茹でて具材を混ぜるだけなので、手軽にキャンプ飯を楽しみたいときにもおすすめです。
贅沢に3種類の春食材を使った、食べごたえ満点のパスタを作ってみてはいかがですか？
春キャベツ・アスパラ・新じゃがは、みずみずしく柔らかいのであえて大きめに切って食感を楽しみましょう。
食べやすさ重視にしたい人は、食べやすい大きさに切ってくださいね。
味付けはニンニク・唐辛子・塩コショウだけでペペロンチーノにしてもいいですし、しょう油の和風パスタや、アンチョビをアクセントにしても美味しくなります。
野菜を生のまま使うなら、パスタを茹でるとき一緒に茹でると手間いらずです。
イチゴのフルーチェ
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キャンプ場では自宅のキッチンのようには行かないものの、市販の材料を使えばキャンプ飯の後に旬のフルーツを使ったデザートも簡単に作れます。
今回はイチゴを使うので、イチゴのフルーチェにトッピングしてみましょう。
分量通り作れば失敗もありませんし、フルーチェなら牛乳と混ぜるだけで簡単に作れます。
イチゴ以外にもお好みでベリー系のフルーツをトッピングしたり、飾りにミントの葉を乗せれ簡単なのにおしゃれなデザートが食べられますよ。
まとめ
春に旬を迎える食材は、キャンプ飯にも活用できます。
紹介したレシピを元に自分流のアレンジもおすすめです。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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