寒い冬が明け、待ちに待ったキャンプシーズンの到来!と喜ぶ一方で、花粉に頭を悩ませるキャンパーも多いのではないでしょうか?
キャンプしたいけれど、くしゃみと鼻水と目のかゆみといった症状が出るとキャンプどころではなくなってしまいますよね。
完全に花粉をシャットアウトするのは無理でも、対策を取ることは可能です。
花粉症でも春キャンプを楽しむ秘訣をご紹介しますので参考にしてください。
Contents
まずはキャンプ場に行く前の花粉対策を!
花粉症の症状には個人差がありますが、軽症でもくしゃみや鼻水に悩まされると純粋にキャンプを楽しめませんよね。
症状が重く日常生活に支障が出るような場合は、花粉が落ち着くまでキャンプを見送るのもひとつの方法です。
しかし、どうしても春キャンプをしたいなら、できる限りの対策を取っておきましょう。
出かける前の準備とキャンプ場での過ごし方の2つのシーンで、春キャンプの花粉症対策を紹介します。
春キャンプに取り入れたい花粉対策グッズ
アウトドアで過ごすキャンプの場合、花粉を完全にシャットアウトするのは難しいものの、できるだけ近づけないよう工夫することはできます。
春キャンプの花粉対策におすすめのグッズを紹介しますのでぜひ試してみてください。
花粉を水に変えるマスク ハイドロ銀チタンマスク
DRC医薬が発売している、ハイドロ銀チタン・不織布マスクは、花粉のタンパク質を吸着分解して水に変える効果が期待できます。
マスクをすると気になるニオイの元になるタンパク質も分解するので、数日間使用しても防臭効果になるのもポイントです。
キャンプ場にいる間使えますし、防御フィルターが花粉だけでなく黄砂やウイルスなども99%カットするので安心して装着できます。
ドラッグストアでもネットでも購入できるのもポイント。
キャンプ場に出かける前に用意しておくといいかもしれません。
イハダアレルスクリーンEX スプレータイプ
そんなときにおすすめなのが、イオンのベールで花粉の付着を防ぐ花粉ガードスプレーです。
エアーマスクとも呼ばれていて、スプレーを噴霧した部分にイオンのベールを作り花粉が付着するのを防いでくれます。
顔にもスプレーできるので、マスクから出ている部分には花粉ガードスプレーを使うといいでしょう。
マスクの上からも使えるので、顔全体にスプレーしてからマスクをして、さらにマスクの上からもスプレーするのがおすすめです。
ただし、効果は数時間なので4時間を目安に数回の使用をおすすめします。
PAERDE 保護メガネ
目のかゆみをなんとかしたい場合は、防花粉ゴーグルで対処しましょう。
普通のメガネでは顔との間に隙間ができますが、目の周りの隙間をガードするので花粉の付着を軽減することができます。
レンズ両面には曇り止めコーティングを施しているので、視界がクリアなのもポイントです。
メガネとの併用が可能なので、メガネでもコンタクトでも使用できます。
アレリア シールドミスト
ガロタンニンとフェノール系高分子がアレル物質を包み込み無力化し、さらにアレル物質を固めて舞い上がるのを防ぐ効果が期待できます。
キャンプウエアやテントにスプレーしておけば、花粉対策に役立ちますよ。
ハウスダストや5種類の花粉に有効なので、普段から予防に取り入れてみてはいかがですか?
ポータブル空気浄化機
USB充電式は、モバイルバッテリーでも充電できるので、キャンプ場でも使いやすいでしょう。
テント内でも使えますし、車中泊にもおすすめです。
花粉が少ないキャンプ場を選ぶべし
花粉は至るところに飛散するので完全には防げませんが、キャンプ場の場所によっては花粉が少ない場所もあります。
花粉は標高1,000メートル以上では生息できないとされているので、標高の1,000メートル以上の場所にあるキャンプ場を選ぶといいでしょう。
また、水辺の近くは花粉が水中に落ちるので、地面が多い場所よりは花粉が少ない傾向があります。
木に囲まれた林間サイトよりは、木が少ない海辺や湖の畔にあるキャンプ場の方が安心です。
温泉のあるキャンプ場がおすすめ!
どんなに花粉対策をしていても、そこら中に飛散する花粉がいつの間にか髪や衣類に付着すればアレルギー症状が出てつらい思いをします。
そんなときは温泉に浸かって疲れを癒やしつつ、花粉を洗い流してしまいましょう!
体が温まると血行が促進されますし、温泉の蒸気で鼻詰まりも楽になります。
リフレッシュにもなるので、敷地内に温泉のあるキャンプ場を選ぶのもおすすめです。
ただしキャンプ場内の温泉施設でも、無料とは限りません。
有料の場合は料金も確認しておくといいでしょう。
無料なら1日に何度も入れるので、花粉対策には便利です。
ハナノアシャワー 痛くない鼻うがい 使い方簡単タイプ
温泉がないキャンプ場では、鼻うがいで花粉を洗い流すといいでしょう。
マスクをしていても鼻がムズムズするというときにスッキリできますよ。
テント内に花粉を持ち込まない工夫も取り入れよう
テント内に花粉が入り込むと、追い払うのに苦労します。
USB充電ができるコンパクト空気清浄機を使ったり、花粉を防ぐスプレーを使ったりして、できるだけテント内に花粉を持ち込まないようにすることも大切です。
温泉に入れば花粉を洗い流せますが、寝る前は花粉がついていない衣類に着替えてから寝るようにしましょう。
テントに入る前はコロコロで衣類や髪についた花粉を払い、前室でアウターを脱いでからテント内に入るなどの工夫もしておくと安心です。
スクリーンタープで花粉をブロック
スクリーンタープがあるテントは、風が入ってもスクリーンが花粉をブロックするので花粉対策になります。
さらに、テントの前にタープを張って風よけにすると、風に乗ってやってくる花粉をブロックする効果も!
これからテントを選ぶなら、インナーテント付きを選ぶといいでしょう。
インナーテントをしっかりと閉めておけば、花粉の侵入を減らせます。
キャンプ場での過ごし方
キャンプで焚き火する場合は、現地で薪を調達したり、火起こし用に小枝を集めたりということもありますよね。
しかし木がある場所は花粉も多い傾向があるので、歩いているだけで花粉を引き寄せてしまうかもしれません。
どうしても焚き火したいなら購入した薪を使ったり、着火剤を使ったりして花粉に近づかないような工夫をしましょう。
症状が重い場合は無理をしない
花粉対策をしても、完全に花粉をブロックすることはできません。
花粉症の症状は個人差があるので、日常生活に支障が出るような場合は無理をせず花粉のシーズンが終わるのを待つという選択肢もあります。
花粉症の薬を飲めば症状を緩和させることはできますが、副作用で眠くなることも!
車でキャンプ場まで行く場合は危険ですのでおすすめできません。
運転手がいて車に乗っているだけなら良いかもしれませんが、辛い場合は花粉が落ち着いてからゆっくりキャンプを楽しんでください。
まとめ
花粉症でもしっかりと対策をしておけば、春キャンプを楽しめます。
花粉が少ないキャンプ場も探せばたくさんありますので、快適にすごせるよう場所はじっくり吟味してくださいね。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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