キャンプの醍醐味である焚火。
一般的にはキャンプ場では直火禁止の場所が多く、焚火台の使用がルールになっていることが多いです。
しかし、キャンプ場によっては直火がOKな場所もあり、より手軽に焚火を楽しむことができます。
今回は直火がOKなキャンプ場をご紹介するとともに焚き火のマナーについても解説しましょう。
Contents
どうしてキャンプ場で直火をしては駄目なの?
そもそも、なぜ直火を禁止するキャンプ場が増えているのでしょうか?
それはキャンプのマナーに関係してきます。
昔は直火OKなキャンプ場も多かったのですが、近年のアウトドアブームによりキャンプ人口も増え、キャンプ場のルールを守らない人も増えました。
直火OKだからと、ところかまわず直火の焚き火を行って芝などの植物を傷めたり、火の始末がしっかりとされておらず火災に発展してしまうケースも。
キャンプ場は基本的に私有地です。
ですから、そこで決められいるルールを守らなくてはいけません。
そして、ルールを守るだけでなくキャンプの正しい知識を身に付け、マナーのあるキャンパーでなければなりません。
事前にキャンプ場のルールをしっかり確認してから予約しましょう。
直火がOKなキャンプ場 【関東】
THE FARM(ザファーム)
こちらは農園中にあるキャンプ場でテント持込みサイトなら直火で焚火を楽しむことができます。
サイト内にはかまどがあり、かまど内で直火の焚火や手持ち花火が可能です。
サイトは区画されており、広さが約120㎡のサイトと広々使える約240㎡サイトがあります。
【電話番号】0478-79-0666
【営業時間】通年営業
ウォーターガーデンリゾート キャンプ&マリーナ
こちらは利根川沿いにあるキャンプとマリンスポーツを楽しめるキャンプ場です。
サイトはコテージエリアとキャビンエリアがあり、ファイヤーピット(常設焚火台)で焚火を楽しむことができます。
釣りができるだけでなく、カヤックやウエイクボートのレンタルもあるので1日を通して楽しめますね。
【住所】〒314-0114 茨城県神栖市日川3183-3
【電話番号】080-7897-7674
【営業時間】通年営業
グリーンパークふきわれ
こちらは川沿いにある農家直営のキャンプ場です。
林間のフリーサイトでは直火を楽しむことができます。
農家直営ということだけあって、新鮮野菜でBBQやピザ作り体験も楽しめますよ。
【住所】〒378-0304 群馬県沼田市利根町大楊1098
【電話番号】0278-56-3215
【営業時間】通年営業
直火がOKなキャンプ場 【関西】
自然の森ファミリーオートキャンプ場
こちらは大阪市内から車で約60分で来れる、山の中にあるキャンプ場です。
指定の場所でなら直火を楽しむことができます。
場内にはたくさんの植物が育てられており、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と四季折々の景色を見れます。
【住所】〒563-0372 大阪府豊能郡能勢町山辺411
【電話番号】072-734-0819
【営業時間】通年営業
神鍋高原キャンプ場
こちらは兵庫県の高原にあるキャンプ場です。
直火OKエリアがあり、溶岩石を並べて焚火を楽しむことができます。
徒歩5分の場所には温泉と道の駅もありますよ。
【住所】〒669-5372 兵庫県豊岡市日高町栗栖野59-78
【電話番号】0796-45-1520
【営業時間】シーズン営業 3/14~12月末頃予定
アドベンチャーランド
こちらは山と川に囲まれた秘境「野迫川村」にあるキャンプ場です。
テントサイトとグランピングエリアがあり、直火がOKになっています。
【電話番号】0747-38-0049
【営業時間】シーズン営業 冬季期間(12月~3月末)は雪のためキャンプ場は閉鎖
守るべき焚き火のマナー
直火は許可されたキャンプ場で
近くの河原や山で野営する場合も基本的には直火NGです。
このような場所で勝手に野焼きや焚き火をすることは消防法3条の類推適用となる可能性があり、多くの自治体で禁止されています。
火災の危険性や煙の問題だけでなくダイオキシンなどの有害物質の発生原因になり、近隣住民の苦情やトラブルに発展する場合もあります。
火の粉の飛散と煙にも注意
火はパチパチと音を立てて爆(は)ぜるので注意が必要です。
火の粉が飛び散ると、服やテントなどに穴を空けてしまうことも。
意外と広範囲に火の粉は飛び散ることもありますので、テントからはある程度の距離をとりましょう。
また、近隣のサイトへの配慮も必要です。
火の粉が飛び散って相手の大事なキャンプギアにダメージを与えてしまうケースもあります。
狭い区画サイトの場合は一言声かけたり、陣幕使ってガードするなどの配慮が必要です。
煙の出すぎにも注意しましょう。
煙の出すぎに注意するにはしっかりと乾燥した薪を使用することがポイントです。
風があって風下の近隣サイトへ迷惑がかかりそうな場合は陣幕を利用するのもおすすめですよ。
就寝前には必ず火を消し切ろう
就寝時の火消しはとても重要です。
寝ている間に風向きが変わったり、強くなったりすると周囲のものに引火するおそれがあります。
炭や灰は絶対に赤熱状態で放置してはいけません、白くなって完全に燃え切ったことを確認してから寝るようにしましょう。
消灯時間までに火を消し切るためには燃料(薪)が燃え終わる時間をある程度把握して燃料(薪)を追加するか考慮することも大事です。
炭や灰は所定の場所へ捨てよう
焚き火後の炭や灰は必ずキャンプ場の指定された炭捨て場へ持って行きましょう。
炭を土に埋める方もいますがこれはNGです。
炭は物質の最終形態なので土に埋めても分解しません、サイトまわりに捨ててしまうと土壌への悪影響や景観も損なわれます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は直火がOKなキャンプ場をご紹介するとともに焚き火のマナーについても解説しました。
焚火をする際は直火であるないに関わらずマナーを守って行うことが大切です。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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