キャンプ場で食べるご飯は格別なものがありますよね!
寒い冬キャンプでは体が温まるキャンプ飯がおすすめです。
アウトド料理に大活躍なダッチオーブンを使って作る、冬キャンプにおすすめのレシピを紹介します。
普段料理をしない人もキャンプ初心者でも、失敗なく簡単に作れるのでぜひ試してみてください。
Contents
ダッチオーブンの魅力
ダッチオーブンは厚みのある金属でできた万能鍋のことです。
焚き火・炭火・コンロまで幅広く対応できて、さらに焼く・蒸す・煮る・燻す・揚げる・炒めるなどあらゆる調理法にも対応できるのが魅力です。
ダッチオーブンには鉄板やステンレス製のものもありますが、熱伝導率に優れているという点では鋳鉄製のものをおすすめします。
蓋を閉めて上から炭や薪を乗せて加熱したり、蓋をフライパン代わりに使えたりするものも!
ダッチオーブンのシーズニングとお手入れ方法
ダッチオーブンは長く使えるのも魅力ですが、鋳鉄製のダッチオーブンには錆止めワックスが塗られているので、使用前にはシーズニングが必要です。
また使用後のお手入れを怠ると錆びてしまうので注意してください。
使用前のシーズニングと、使用後のお手入れ方法を紹介します。
【シーズニング】
- ダッチオーブンいっぱいに水を張り火にかけ錆止めワックスを落とし食器用洗剤で洗う
- 水気をしっかりと拭き取りキッチンペーパーでオリーブオイルを馴染ませ焼き付ける
- ②の工程を5回ほど繰り返す
- クズ野菜を炒めて鉄臭さを取る
- クズ野菜を取り出しオリーブオイルを薄く馴染ませて完了
【使用後のお手入れ】
- 使用後はお湯とたわしで汚れを落とす
- 火にかけ水分を完全に飛ばしたらキッチンペーパーでオリーブオイルを薄く塗り込む
- 新聞紙で包み保管する
初心者でも失敗しないダッチオーブンのほったらかしレシピ
自宅で下ごしらえを済ませておけば、キャンプ場でダッチオーブンに材料を入れて火にかけるだけなので後は放ったらかしでOKです。
材料を入れて待つだけのポトフ
冬の定番でもあるポトフ。
コトコトと煮込むことで具材の旨味が染み出し美味しくなります。
子供から大人まで幅広く楽しめるのもポイントです。
【材料4人分】
- じゃがいも 5個
- 玉ねぎ 3個
- にんじん 1本~2本
- キャベツ 1/3個
- 厚切りまたがブロックベーコン 150~200g
- ウインナー 1パック
- ローリエ・タイムなどのハーブ 適量
- 塩コショウ 適量
- コンソメキューブ 2個
- ニンニク 1片
- オリーブオイル 適量
- 水 適量
【作り方】
- ニンニクはスライスし、野菜は皮ごと大きめにカットする(皮が気になるならむいてもOK)
- ベーコンは一口大に、ウインナーはそのままでOK
- ハーブはだしパックに入れるか紐でまとめておく
- ダッチオーブンにオリーブオイルを入れニンニクを炒め香りを移す
- 香りが出たらベーコン・ウインナーを入れ軽く炒める
- 残りの材料を入れ軽く混ぜたら浸るくらいまで水とコンソメキューブを入れハーブを乗せ蓋をして煮込む
- 2時間ほど煮込んだところで一度様子を見て塩コショウで味を整えたら完成
自分流のアレンジを楽しめるミネストローネ
寒い冬キャンプで体を温めたいときは、ミネストローネもおすすめです。
野菜をたっぷり使うので、野菜不足も解消できて体も温まります。
マスタやマカロニを入れてアレンジも楽しめるのがポイントです。
ミネストローネも材料を入れて放ったらかしでいいのでとても簡単!
初心者でも失敗なく美味しく食べられます。
【材料4人分】
- トマト缶 1缶
- 玉ねぎ 2~3個
- じゃがいも 2個~3個
- にんじん 1本
- セロリ 1本~2本
- ベーコン 200g
- コンソメキューブ 2個
- 塩コショウ 適量
- ニンニク 1片
- オリーブオイル 適量
- ローリエ 2枚
- トマトジュース 250ml
- 赤ワイン 250ml
【作り方】
- 材料は1cm角に切っておく(ベーコンは少し大きめでもOK)
- ダッチオーブンにオリーブオイルを入れみじん切りニンニクを炒める
- ベーコンを炒め焦げ目が付いたら野菜を入れ全体を軽く炒める
- トマト缶を潰しながら入れ混ぜる
- トマトジュース・赤ワイン・コンソメキューブ・ローリエを入れ30分煮込む
- 30分煮込んだら塩コショウで味をととのえる
寒い冬キャンプでも体が温まるダッチオーブンのを使った鍋料理
冬の定番鍋料理もダッチオーブンを使えばキャンプ飯として楽しめます。
テント内で石油ストーブや薪ストーブを使うなら、ストーブの上で煮込むのもおすすめです。
ダッチオーブンおでんはキャンプ飯にも大人気!
味にこだわりたいなら、牛すじや鶏ガラでだしを取るところから始めてもいいですし、手軽に楽しみたいなら市販のおでんの具材とタレを使ってもいいでしょう。
ポイントは楽しく&美味しく食べることです。
キャンプ場では食べやすさを考えて串おでんにするのもおすすめ!
具材は好きなものを入れてください。
オーソドックスな関東風おでんも美味しいですが、八丁味噌を入れた味噌おでんや、濃い口醤油を使った静岡おでん、コンソメで作る洋風おでんなどアレンジも楽しめます。
シメまで楽しめるダッチオーブンで作るちゃんこ鍋
寒い冬キャンプで暖かい鍋料理が食べたいなら、ちゃんこ鍋もおすすめです。
具材やベースの味はお好みで選べるのもちゃんこ鍋の魅力と言っていいでしょう。
しょう油・塩・味噌だけでなく、ピリ辛や海鮮たっぷりのちゃんこ鍋までアレンジもできます。
ちゃんこ鍋はしめまで楽しめるのもポイントです。
ここではもつを使った塩ちゃんこ鍋のレシピを紹介します。
【材料】
- 塩ちゃんこ鍋のスープ 1袋
- ホルモン お好みで300g~400g
- キャベツ 1/4玉
- ニラ 1束
- ニンニク 適量
【作り方】
- ホルモンは予め湯通しして氷水にさらし臭みを取っておく
- キャベツはざく切り、ニンニクは5cm程度に切っておく
- ダッチオーブンにちゃんこ鍋スープ・ニンニクを入れ沸騰したらホルモンとキャベツを入れ煮込む
- ホルモンに火が通ったらニラを入れ煮立たせたら完成
ダッチオーブンと焚き火で作るワイルドなキャンプ飯
ワイルドにキャンプ飯を楽しみたい人には、焚き火で作るダッチオーブンレシピがおすすめです。
ソロキャンプからファミリーまで幅広く楽しめるレシピを紹介します。
直火ならではの高火力で作るローストビーフ
焚き火とダッチオーブンを使えば、ローストビーフも簡単に作れます。
熱伝導率に優れたダッチオーブンならではの良さを楽しめるのもポイント。
美味しく仕上げるコツは、最初にニンニクと黒胡椒を馴染ませ、塩は焼く前にすり込むことです。
最初は強火でOKですが、徐々に火力を低くしていかないと中まで火が通ってしまいます。
中をレアに仕上げたい場合は加熱しすぎないことが大切!
失敗してもめげずに何度も挑戦して、火加減や焼く時間を覚えていくのも楽しいですよ。
【材料】
- 牛かたまり肉
- ニンニク 3片~4片
- 塩 適量
- 黒胡椒 適量
- アルミホイル
- 底網
【作り方】
- 塊肉にナイフの先端やフォークを突き刺し何ヶ所か穴を開けておく
- すりおろしたニンニクをかたまり肉にすり込み黒胡椒をまじませ20分置く
- ダッチオーブンにアルミホイルを敷き底網を乗せ予熱しておく
- 焼く直前に塩をすり込み、フライパンで表面に焦げ目を付ける
- 焦げ目がついたらかたまり肉を網の上に乗せ何度かひっくり返しながら30分焼く
- 塊肉にフォークや串をさしてほんのり温かければ火からおろし冷ます
- 冷めたらお好みの厚さに切って食べる
まとめ
ダッチオーブンがあれば簡単なのに本格的なキャンプ飯を楽しめます。
自宅で下ごしらえをしておくと時短になり便利ですし、放ったらかしでいいのでキャンプを満喫できるのもポイントです。
紹介したレシピは簡単ですが美味しいと評判のものばかり!
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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