みなさんは、手ぬぐいを使用したことはありますか?
実は、手ぬぐいはコンパクトながらも吸水性も高く、乾きも早いのでキャンプなどアウトドアでとても重宝するアイテムなのです。
使い方も、ただ拭くだけでなく、暑さ対策になったり万が一の医療アイテムになったりなど、さまざま。
そこで今回は、そんな手ぬぐいの魅力や使い方、おすすめの手ぬぐいについてご紹介します。
Contents
手ぬぐいの魅力とは?
木綿素材を平織りにしてつくられた「手ぬぐい」。
日本に古くからあるアイテムですが、最近改めてその魅力に注目されています。
手ぬぐいの素材はタオルと同じ綿ですが、使い勝手の良さはタオル以上とも。
まずは、日本古来の手ぬぐいの魅力についてみていきましょう。
かさばらない
手ぬぐいは、なんといっても携帯性が抜群です。
薄いので荷物にならず、何枚持っていてもバックの中で邪魔になりません。
なのに大きさは、フェイスタオル並です。
このコンパクトさは、手ぬぐいの大きなメリットです。
吸水力が高い
タオルは洗濯するほど、いくら柔軟剤を使っても硬くなり、水の吸収もだんだんイマイチになってしまいます。
対して、手ぬぐいは何度洗っても柔らかいまま。
むしろ洗うほど手に馴染む感覚が味わえます。
さらに、吸収力も使うほどアップ。

すぐに乾く
手ぬぐいを乾かす時は、ぎゅっと絞って水気をとり、パンと伸ばせばOKです。
生地が薄い分早く乾くだけでなく、ぴんと伸ばすだけでまっすぐ乾くのでアイロンいらず。
手洗いをしてもしっかり乾くので衛生的でかつ、生乾きっぽいような匂いもありません。
ハンガーにかけておけばすぐに乾くので、キャンプだけじゃなく車中泊にも適しています。
使いたい分だけカットできる
使いにくい場合は、自分の好みのサイズにカットして使うことができるのも手ぬぐいの魅力のひとつです。
生地や洗濯によってサイズが異なることもありますが、手ぬぐいの一般的なサイズは90cm× 33cm~35cm。
頭や顔を覆うのにも丁度良いサイズ感です。
小さくカットすれば、おしぼりやナプキン、キッチンダスターなどにも使えます。
手ぬぐいを上手な使い方とは?
手ぬぐいが万能アイテムというのなら、ぜひその方法も知っておきたいですよね。
というわけで、手ぬぐいをうまく活用する方法について紹介します。
日常生活だけでなく、キャンプやBBQなどアウトドアでも重宝する使い方なのでぜひ参考にしてくださいね。
手を拭く
手ぬぐいという名前の通り、手を拭くのに最適です。
驚くのは、その吸水性の高さ。
タオルよりもすぐに水を吸ってくれるので、夏のキャンプやアウトドアでとても活躍してくれます。
ヘアバンドや洗顔に使う
もちろん、顔を拭くのにも使えますが、女性の場合、細長く結べばヘアバンドとしても使えます。
ステキな柄なら、ファッションのポイントになりますね。
また、手ぬぐいを使って洗顔すれば、ツルスベ肌を実感できるんです!
手ぬぐいは繊維が細かいため、毛穴の汚れや余分な角質が落ちやすいんだとか。
ナチュラルな美容法としてSNSでも話題ですよね。
使い方は以下の通り。
- 手ぬぐいをぬるま湯につけて軽く絞っておく
- 手ぬぐいの上で固形石鹸をよく泡立てる
- 濡らした顔の上で、泡のついた手ぬぐいをくるくると滑らす
- きれいに顔をぬるま湯ですすぐ
- いつものようにスキンケアをする

食事タイムに使う
食事の時に手ぬぐいを膝に広げておけば、食べかすやこぼしも気にせず食事を楽しめます。
口や手、テーブルの上をさっと気軽に拭けるのも良いですよね。
また、半分に折ってキャンプのランチョンマットやテーブルクロスにしても◎。
柄だけでガラッと雰囲気を変えることができるので、季節ごとに違う柄の手ぬぐいを敷いて楽しむのもおすすめです。
鍋つかみに使う
手ぬぐいを何回か折りたためば、熱いやかんや鍋、トングを持つときに使える鍋つかみ代わりにもなります。
汚れたらさっと洗うだけなので、お手入れも簡単。
かさばらないため、キャンプやBBQで大活躍間違いなしです。
暑さや冷え対策に
夏キャンプで標高の高い場所へ行ったときや気候の急激な変化に対しても活躍します。
たとえば、ストールのように首に巻く帽子がわりに頭にかぶるなどをすれば冷え対策に。
- 水に浸して首周りに巻く
- 帽子に挟んで日焼け対策をする
- 保冷剤を包んで首に巻く
- 手ぬぐいを濡らして頭に被る
このように使えば夏のキャンプ中でもだいぶ暑さがマシになり、熱帯夜でも快適に過ごせます。
とくに首や脇の下など太い血管が通っている部分を冷やすと、体感が下がるため、熱中症対策にもなります。
お風呂で使う
手拭いは泡立ちが良いため、お風呂で体を洗うときにも利用できます。
お風呂での手拭いを使うときはタオルと同じで、石鹸ボディーソープを泡立てて混ぜるだけ。
こすらなくても汚れやいらない皮脂が落ちるため、手ぬぐい1本で全身ツルツルになりますよ。
肌触りが優しいため、肌が弱い子供にも安心して使えます。
また、お風呂で髪は濡らしたくない、というときにはヘアキャップとしても◎。
もちろん体も拭けるので、ラフティングなど水を使ったアウトドアの時にも重宝します。
応急処置
万が一の応急処置にも使えます。
たとえば
- 細く切って包帯にする
- 高熱のおでこを当てて冷やす
- 骨折時に添え木を止める三角巾に使う
- 災害時のマスクに使う
- 患部をきつく結んで止血をする
- くじいた箇所を固定する
など
なかでも、端が縫われていない手ぬぐいはすぐに裂いて使用できるので、ケガしたときに役立ちます。

お勧めの手ぬぐいをご紹介!
それでは、ここからはおすすめの手ぬぐいを4つご紹介します。
宮本 小紋手ぬぐい めだか
「注染」の最大の魅力は、洗濯をするごとに色落ちによる独特のグラデーションを楽しめる点です。
また、デザインの良さに加えて、生地が柔らかく、薄手でもしっかりしているのも◎
素材は綿が使われているため肌触りも良く、長く使うほど手に馴染む生地なので、どんどん愛着が持てますよ。
今治産タオル フェイスタオル
日本最大級のタオル産地である今治産なだけあって、その品質は抜群!
手ぬぐいならではの爽やかな使い心地とタオルならでは高い吸水性という互いの良いとこ取りをした商品です。
デザインは、桃太郎や縄跳び、レモンやスイカなど遊び心のあるもの素敵なものばかり。
普通のフェイスタオルよりも長めなので、キャンプやプール、水遊びなどアウトドアの場面でも大いに活躍してくれます。
彩(irodori) 小紋手ぬぐい
綿100%の文生地で吸水性に優れているため、ハンカチやタオル代わりとして水や汗などを拭くのにも最適です。
日常生活でも使いやすいですよ。
龍やさくら、矢羽根や折鶴など、可愛らしいものからシンプルなものまで、さまざまなデザインとカラーバリエーションが揃っています。
年代を問わず、自分好みの手ぬぐいがきっと見つかるでしょう。
また、外国人へのお土産としてもおすすめです。
ブルーム ここちよ ガーゼてぬぐい 泉州タオル
泉州のタオル職人さんが織り上げているので品質も安心できます。
デザインはおまかせなのでどんな柄がくるか楽しみですね。
まとめ
知るほど使い道がたくさんある万能アイテム「手ぬぐい」。
キャンプや山登りなどアウトドアのときにひとつあるだけでかなり役に立ちます。

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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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