【初心者向け】キャンプで必要な睡眠グッズと快眠の方法を紹介

キャンプで快眠できるかは、食事と同様、大事なポイントのひとつです。
しかしいつもと違った環境で寝るキャンプでは、地面からの湿気や冷気を遮断してなかったり、防暑や防寒が不十分だと快眠することができません。
そこで今回はテント内で快眠するために必要な防暑・防寒や、睡眠グッズの紹介をしていきたいと思ます。
ぜひ本記事を参考にして、寝不足しらずのキャンパーになってください!

快眠するための方法

快眠するためには、テント内の環境を整える必要があります。
気温によって必要となる道具も異なってくるので、必要に応じてしっかりとした準備と対策をとりましょう。

テントを設置する前に

テントを設置するところがデコボコじゃないか、大きな石などは埋まってないかなどを確認してから、グランドシートを敷き、テントを設営してください。
グランドシートは湿度や湿気を遮断し、雨が降った場合でも浸水を防ぐので、快眠するためにはグランドシートを敷くことは重要です。

寝る向きに注意しよう

キャンプ場のテントサイトは基本的にはフラットな場所が多いですが、目視ではフラットに見えた場所でも実際に寝てみると傾斜があることもあります。
サイトが傾斜している場合は、頭に血が上らないように、地面が低いほうに足を向けて寝るようしましょう。
またテントの出入り口側に足を向けて全員が同じ方向で寝ることによって、トイレに起きた人が他の人を起こしたり、踏む危険が少なくなります。

テント内の環境を整えよう

テント内で快眠できる環境を整える為の基本的な手順は、

  1. インナーマット(フロアマット)を敷く
  2. パーソナルマットを敷く
  3. シュラフを広げる

上記の流れになります。

このほかに必要に応じて防暑・防寒グッズを使用します。

シュラフは空気を含むことでふくらみ、保温効果を発揮するので早めに広げて、夜に寝るときに快適な状態になっているようにしましょう。
床のデコボコは寝心地に大きく関わるので、パーソナルマットは厚手のものだと快眠することができます。

枕について

枕は絶対に必要ということはないですが、あるほうが快眠することができます。
使わないときはコンパクトに纏まる空気調節ができるタイプのものがあると便利です。
シュラフの収納袋に衣類やタオルをいれて枕の代用にすることもできます。

睡眠時の暑さをしのぐ方法

テント内が暑くて寝苦しい場合は換気を行いましょう。
夏場のキャンプでは無理にシュラフを使う必要はなく、タオルケットや薄手の毛布だけで寝てもOKです。
その際は朝の冷え込みには注意をしましょう。
封筒型のシュラフであれば暑いときはファスナーを大きく開いて使用することができ、温度調節が簡単に行えます。
シュラフの中に綿のシーツを一枚挟むことで汗の不快感を減らすことが出来ます。

やまひつじ
い草マットを敷いたり、コットで寝ても暑さが軽減されますよ。

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睡眠時の寒さをしのぐ方法

地面からの冷気や湿気が寒さの原因となるのでインナーマットの下に断熱効果と防水効果がある銀マットを敷くと防寒になります。
そのほかに段ボールや新聞紙を使用すると結露による湿気を取ることができます。
外とテント内の温度差が大きいと結露ができるので、冬のキャンプも換気が必要です。
寒いときは体にフィットしやすく保温性が高いマミー型のシュラフがおすすめです。
シュラフの上には毛布を掛けたり、シュラフカバーを使用することで保温力を高めることができ防寒ができます。

社長
朝方に足先が冷えて起きてしまうケースがあるので、靴下は厚手のものを履いたり二枚履きをしましょう。

キャンプで睡眠に必要なグッズ

シュラフ

シュラフの形は大きく分けて封筒型シュラフとマミー型シュラフの2つにわかれます。
大きく手足が伸ばせて温度調節のしやすい封筒型シュラフは、布団と同じ感覚で使うことができ、ファスナーのコマの大きさが同じであれば、つなぎ合わせることができるので、親子で寝るときなどに向いています。

一方でマミー型シュラフは、足元に向かって狭まって行く形なので、シュラフ内で手足を動かすには不向きですが、保温性が高く、封筒型シュラフに比べてコンパクトに収納ができるので、冬のキャンプや大人数でのキャンプの際の使用に向いています。

形はどちらであれ、シュラフは春~秋にかけて使える「3シーズン用」や「オールシーズン」と記載されたものが使用できる季節が長いのでおすすめです。

シュラフカバー

シュラフカバーを使うことによって、結露などの水分でシュラフが濡れることを防ぐことができ、保温力も高めることができます。

夏場のキャンプではあまり使うことはないかもしれませんが、冬のキャンプ時には持っておきたいグッズです。

コット

コットで寝ることによって背中に熱気がたまらず、蒸し暑い日でも快適に寝ることができます。

テント内の床がゴツゴツしている場合でもコットがあれば、背中を傷めずに寝ることができ、睡眠時以外でも荷物置きなどに使える便利なグッズです。

インナーマット

インナーマットの役割は主に断熱ですが、床のデコボコも緩和することができます。

テントに付属されている場合と、別で買う必要がある場合があるので、別売りのものを買うときはインナーテントの内寸に合わせたものを選びましょう。

やまひつじ
インナーマットの代用品として銀マットや新聞紙、段ボールを敷いてもOKですよ。

パーソナルマット

パーソナルマットの役割は地面のデコボコを緩和することで、断熱効果も高めることができます。
パーソナルマットのタイプは大きく分けて4つあります。

  • ロールマット…巻いて収納タイプ・かさばる・価格は安価だがクッション性が低い
  • フォールディングマット…折り畳み式・コンパクト・価格とクッション性はピンキリ
  • インフレーター式マット…バルブを開けると自動的に膨らむ・コンパクト・価格は高価だがクッション性は高い(パンクの恐れあり)
  • エアーマット…自分で空気を入れて使う・コンパクト・価格は高価だがクッション性は高い(パンクの恐れあり)

どのタイプもいい点も悪い点もあるので、使いやすさ・持ち運びやすさ・価格・クッション性のどれに重点をおくかで選ぶタイプが変わってきます。

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そのほかにあると便利な快眠グッズ

普段使っているもので、毛布・アイマスク・耳栓・マスク・湯たんぽなどがあれば、より快適に睡眠をとることができます。
この他にも普段から睡眠の際に使っているものがあれば持っていき、できるだけ普段と同じような状態で寝れる環境づくりをしましょう。

寝れるか心配な時は

テント内の環境を整えて快眠グッズも準備はしているけど、それでも寝れるか心配な方は、夜の焚き火の最中などにお湯を沸かし、ノンカフェインのハーブティーを淹れて飲むと気持ちを落ち着かせることができるので試してみてください。

まとめ

キャンプで快眠をするためにはテント内の環境を整えて、自分にあった睡眠グッズを使い、必要に応じて防暑や防寒をする必要があります。
必要なグッズをセットし終わって寝床がつくれたら、一度横になってみて寝心地を確かめてみましょう。
寝心地が悪ければ、改善するためのグッズがキャンプ場でレンタルできる場合もあるので、早めの確認が大切です。

社長
寝る前はキャンプの醍醐味の焚き火や星空を眺めたりして、できるだけリラックスした状態で寝床に入ってみてください!

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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!