冬キャンプの注意点まとめ!持ち物や環境からみる気を付けたいところ

冬キャンプと言えば、夏キャンプと違って寒い環境にあります。
そのため、使う暖房器具や持ち物、環境などに注意が必要です。
今回はそんな冬キャンプでの注意点をまとめてみました。

冬キャンプは安全・快適に過ごしたい!

冬キャンプは、朝晩の氷点下を予想した十分な装備と対策が必要。
特に1月から2月の雪中キャンプは、準備不足だと体感的な寒さが辛いだけではく、命の危険に関わることも。

やまひつじ
安全に楽しむためにも、早い段階から冬キャンプの注意点を心得て、しっかりと備えておておいてくださいね!

冬キャンプで状態からみる注意点!

一酸化炭素中毒に注意

寒さ対策として、ほとんどの人が楽しむのが「焚き火」。
冬キャンプでは焚き火で炭を暖めて、テント内を暖めるという人もなかにはいます。
特に消えかけている炭だからこそ、テント内に入れても大丈夫だと考え、行う人が多いですが、これはまさに一酸化炭素中毒を引き起こすケースになるのです。
冬キャンプのテントは夏キャンプのテントと違って、密閉率が高いものが多いですので、こういった事故には十分注意してください。

社長
薪ストーブなどを使用する際は一酸化炭素警報機を一緒に使用することをおすすめします。

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2019年12月16日

低体温症に注意

寒いからこそ、体に負担がかかるのが、やはり低体温症です。
この状態に気をつけることが、冬キャンプの注意点として大切になってくるのです。
特に寒くなりやすく体温調節が行えない就寝時では注意が必要になるので、事前の準備や寒さ対策を怠らずに冬キャンプを行いましょう!

低温やけどに注意

寒さ対策として、貼るカイロや電子カイロを準備して冬キャンプをする人もいるとは思いますが、そんなときに注意してほしいのが低温やけどです。
特に、電子カイロは故障の際に高温になったりするため、特に注意しなければなりません。
貼るカイロも同様に、寒いからといって素肌に直接つけて低温やけどになる場合も多いので、準備と正しい使い方を行ってくださいね。

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2019年12月10日

冬キャンプで万が一のことがあったときの応急処置は?

一酸化炭素中毒の応急処置

一酸化炭素中毒が疑われる状態になった人がもしいた場合は、新鮮な空気のある環境に移動し、医療機関に受診する必要があります。
キャンプ場は消防署や病院から離れているところにある場合が多いため、万が一のときに備えてしっかり覚えておくと安心です。

低体温症の応急処置

低体温症の場合は、寒さ対策の基本が応急処置になります。
まず体の先端にあたる手足を温め、室温をゆっくりと上昇させながら、体を温めてあげましょう。
低体温症の症状は、ガタガタ震えて唇が紫色になっていたりと、寒いときにある一般的な反応です。

やまひつじ
だからこそ、救急車などを呼ぶのをためらってしまいますが、心拍が下がっているときは迷わず救急車を呼ぶようにしましょう!

冬キャンプの持ち物からみる注意点

燃料に注意

春や夏キャンプと全く環境が違う冬キャンプでは、着火など普段当たり前にできることがスムーズにいかない場合があります。
それに備えて、燃料のガス缶も冬場はパワフルな寒冷地用にしておくのが安心。
またライターやチャッカマンは、寒い環境だとすぐにつかないこともありますので、使う前に短時間でも良いのでポケットに暖めておけば、寒い朝もすぐ熱源を確保することができますよ!

冬キャンプの環境からみる注意点

水の確保をしておく

キャンプ場によっては、冬場になると凍結対策で水道が使えないところも。
念のためにミネラルウォーターは、他のシーズンよりも多めに持参しておくと安心です!

路面の凍結

冬キャンプは道中にも危険が潜んでいます。
特に山間部のキャンプ場だと、高速道路も凍っている可能性てあり、暖かいシーズンとは路面状況が全く違ってくるのです。
ですので、移動は路面の氷が溶けやすい日中に行うのがおすすめ。
また装備も、スリップ対策としてスタッドレスタイヤに変えたり、滑り止めチェーンをはいておくのがベストです。

テント周りの凍結

雪のふるキャンプ場だと、テントが雪まみれになることも。
この状態で朝を迎えると心配なのが、テント周りの凍結ですよね。
ポールの繋ぎ目が凍ってしまい、ショックコードが切れる可能性もありますし、ファスナーが凍って開けられないという危険性もあります。
雪離れと凍結対策には、防水スプレーが有効。
雪に埋もれてからでは遅いため、日頃から定期的にスプレーをしておくのがおすすめです◎

やまひつじ
もちろん、ドアのファスナー部分など、細かい部分も念入りにしておいてくださいね。

雪上の設営

雪の上での設営は、いつもより以上に安定感を考量する必要があります。
サイト内で過ごしていると、熱でテントの下の雪が溶けていき、ペグやロープが緩んでテントやタープがたわんでしまうこともあるのです。
まさにそんな状況で強風がきたら、サイトが崩れる可能性も十分にありますよね。

安定させるコツとしては、設営場所の雪をしっかり踏み固める、就寝エリアは気持ち高めに雪を集めておくなど、長時間滞在することを見越して設営することがポイントです。
スコップや柔らか居場所でもしっかりたてれる雪用ペグがあると安心。

社長
また寝ている間に雪が降って、タープに積もって翌日タープが壊れてしまった、なんてこともありますから、事前に天気予報はしっかりチェックしておきましょう!

結露の対策

冬キャンプでは、外側と内側の温度差が激しいので、他のシーズン以上にテント内が結露しがちです。
通気性をあげるためにも、寝るときも少しだけベンチレーションを開けておくのがおすすめ◎
開けると寒さが心配ですが、結露でシュラフが濡れて保温性が落ちたり、テント内でびしょびしょにになり風邪を引くということを考えると、ちょっと開けておくほうが得策ですよね。
また、テントの表面が凍らないよう、朝・夜露を拭くワイパーがあると便利ですよ!

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防寒着

事前の準備で大切なのが、防寒着です。
冬キャンプでは、当日にダウンジャケットやウインドブレーカーなどはもちろんですが、なかでもヒートテックは欠かせません。
もちろんそれだけだなく、万が一雨に濡れた場合、着るものがなくなってしまうので、ヒートテックや肌着など持ち運びが便利な防寒着を3つほど準備しておくのが良いでしょう。
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冷気対策

地面からの冷気というのは、おそろしく冷たく過酷なもの。
座敷スタイル派の人は特にテント下のマットやシート対策をしっかりしておきましょう。
またグランドシートに厚手の銀マットを敷いて、テント内もカーペットなどでなるべく暖かい床を作るのがおすすめです◎

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2019年12月15日

就寝時の対策

冬キャンプではもっとも大切なのが、寝るときの準備。
荷物の量が限られていないのなら。
湯たんぽがあると安心です。
またシュラフは保温性の高いマミー型。
冷気を遮断するために、コットの上に寝袋を敷いたり、寝るときのウェアやカイロなどで工夫をしましょう。

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2019年3月13日

まとめ

いかがでしたか?
冬キャンプは、夏キャンプにはないような魅力がたくさんありますが、冬キャンプは当然ながら寒さはつきもの。
冬キャンプの注意点はたくさんありますが、言い換えれば注意点さえおさえておけば、冬キャンプも快適に過ごせるということです!

社長
冬キャンプを予定している人は、ぜひ以上のことに注意しながら、安全でかつ快適なキャンプを過ごしてみてくださいね!

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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!