昨今のキャンプブームの中で、人が多すぎなくて虫もいない冬にキャンプをすることにスポットが当たっており、クリスマス付近にキャンプをする方も増えています。この記事では、クリスマスキャンプを盛り上げる「クリスマスキャンプ飯」をご紹介いたします。
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クリスマスキャンプ飯は楽しくて美味しい!
まったりゆったり、自然に身を任せるキャンプも良いものですが、クリスマステイストを前面に押し出したイベントキャンプも楽しいものです。
キャンプの醍醐味と言えば食事。キャンプならではのクリスマス飯はどういったものがあるのでしょうか。
クリスマスを盛り上げるならやっぱり料理から
クリスマスパーティーをしよう!と思ったとき、欠かせないのがパーティーに賑やかさ、華やかさを演出する食事です。普段は食べないような料理や、豪華なオードブルでクリスマスという非日常空間に花を添えてくれます。
そうでなくとも、クリスマス期間は外食をするという方が9割にも上ると言われているほど、クリスマスに食事を楽しみたいというのは世界共通の認識のようです。
最近ではキャンプ場でもクリスマスの時期にイベントをしており、クリスマスオーナメントづくりのワークショップやイルミネーション点灯に加えて、クリスマス料理を作る料理教室や、クリスマスケーキ作りを行っている所も。
そういった企画に参加すれば気軽にクリスマス料理を楽しめますので、お子様連れの方にも人気があるようです。
クリスマス伝統の料理といえば?
では、クリスマス料理とはそもそもどんなものがあるのでしょうか。
日本人はキリスト教のシェアも少なく、クリスマス料理にそこまでの宗教的価値を付与していませんが、世界のキリスト教が主な国では様々なクリスマスに因んだ料理がある様です。
日本でクリスマス料理のイメージと言えば七面鳥とクリスマスケーキですね。
日本では七面鳥が珍しいので、チキンで代用されることがほとんどです。
七面鳥は元々、祝い事やめでたい時に食べるもので、クリスマスだけに食べるものではなかったそうです。
また、クリスマスケーキはイチゴのショートケーキのイメージがありますが、元々はブッシュドノエルという木を模したケーキが主流で、ショートケーキは企業戦略の中で流行らせたものとされています。
とはいえ、クリスマスで大切なのは料理を囲んでみんなでワイワイと盛り上がる事。基本的に料理は何でもいいのですが、雰囲気が出るものの方が好まれていますね。
おしゃれキャンパー達はどうしてる?
この項ではインスタからおしゃれキャンパーのクリスマス料理事情を紹介します。皆さんどんな素敵クリスマスキャンプ飯を披露しているのでしょうか。
クリスマスは特別なキャンプ飯で
いきなりキャンプであることを疑うような素敵なクリスマスキャンプ飯。
驚きなのがグランピングでこの料理が出てきたのではなく、自ら調理したという事です。
サラダはもちろんスープパン、アンティパスト、メインはチキンでケーキらしきものも見受けられます。
シャンパンもきっちり準備しおり、まさにクリスマスキャンプ飯と言うのにふさわしいラインナップです。
これだけの量を作ると大変ですし、キャンプという限られた環境の中で料理をするとどうしても冷めてしまいがち。
写真を見る限りでは火を使った調理はそこまで多くないので、そこまで緻密に考えられているのかもしれません。
写真からはわからないのですが、ケーキまで用意するのはキャンプでは非常に難しいことです。
冬は寒いとはいえ、ケーキを外に出しっ放しにしておくわけにはいきません。
写真では語られない努力と工夫がありそうですね。
クリスマスの雰囲気を取り入れたキャンプ飯に
クリスマスキャンプだからと言って張り切っていろいろと作った結果、キャンプを楽しめなくなってしまっては本末転倒です。
キャンプ飯はキャンプ飯で楽しみながらも、1品雰囲気のあるものを取り入れるというスタイルでもOK。
こちらは、スキレットなどで「りんごとじゃがいものスープ」に挑戦しています。
デイキャンプで作れてしまうほどの手軽さと、飾りつけのクリスマスリースで上手にクリスマス感を演出していますね。
クリスマスリースづくりのワークショップはしなくとも、こういった形でクリスマスリースを作ることが出来るので、お子さんのいるご家庭では一緒に飾りつけをしてみるのも楽しいクリスマスの思い出になるかもしれません。
ブロッコリーやカリフラワーはキャンプ場で茹でるのは大変なので、自宅で茹でていきましょう!
手軽にクリスマス雰囲気を楽しめるキャンプ飯
クリスマスキャンプだからって料理に手をかけたくない!
でもクリスマスキャンプの雰囲気を出したい!という方に朗報です。
ソロキャンプで作ったチーズフォンデュは、そこまで下準備も必要なく、楽しくクリスマスっぽい食事をすることが出来ます!
例によって自宅でブロッコリーなどを茹でて置き、プレートの上にチーズフォンデュソースと一緒におくだけ!ブロッコリー、ニンジン、トマトの緑×赤の組み合わせがクリスマス感を盛り上げてくれますね。
簡単な料理ですが、ミニクリスマスツリーやランチョンマットでいかにもなクリスマスキャンプ飯という雰囲気を醸し出しています。
試してみたいクリスマスキャンプ飯
クリスマスキャンプが初めてでもクリスマスキャンプに取り入れやすい方法を考えました。これであなたもクリスマスキャンプデビューが出来るかも!
ビア缶チキン
漫画「ふたりソロキャンプ」などでも取り上げられた、簡単にローストチキンを作る方法がこの「ビア缶チキン」です。クリスマスに七面鳥は食べられませんが、丸鶏をローストするなんて日常では中々ないことですので、盛り上がること間違いなし。
丸鶏を買ったり、下味をつけたりと準備で少々手間がかかりますが、キャンプ場では丸鶏に缶ビールを差し込んで炭火にくべるだけのお手軽さが嬉しいですね。
アルミホイルとリボンを準備すれば、鶏もも肉に飾りつけをしてクリスマス気分も盛り上がります。
ステーキ丼
クリスマスキャンプ飯だからと言って背伸びする必要はなく、いつも通り肉を焼き、ちょっと趣向を変えた盛り付けをするだけで雰囲気は出るものです。
スキレットで牛肉を焼き、出てきた油にすりおろし玉ねぎのドレッシングを投入してグレービーソースを作ります。
あらかじめ用意しておいたミニトマトとレタスを白ごはんに盛り付け、ソースをかければ、肉×赤×緑で立派なクリスマスキャンプ飯に!
カロリーが気になりますが、マヨネーズをかけると背徳の味になります!
自分で作るヘクセンハウス
(出展:無印良品公式ホームページ)
クリスマスと言えばクリスマスケーキですが、キャンプで準備するのは至難の業。キャンプ場があるのは大自然の中であることが多いので、近くにケーキ屋さんもありません。
そんな時に嬉しいのが、無印良品が販売している「自分で作るヘクセンハウス」のキットです。
キットにはクッキーパーツ、アイシングパウダー、サンタの砂糖菓子、絞り袋が入っています。
これがあるだけでクリスマス感たっぷりのヘクセンハウスが作れるという事もあり、一時期は品薄になったこともあります。
キットで完結しているため、このままキャンプに持っていけばヘクセンハウスが作れます。
大人は手を出さずに、子供だけで作ってみるのも面白いかもしれませんね。
まとめ
クリスマスキャンプを盛り上げる「クリスマスキャンプ飯」をご紹介して参りましたが、大切なのは「クリスマス感を演出すること」だけという事がお分かりいただけたでしょうか。
豪華に、手間をかけて演出するのもよし、いつものキャンプに一工夫するだけでもOKです。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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