ソロキャンプは狙われている?!女性キャンパーの防犯対策

最近では女性が1人でキャンプに行く「ソロキャンプ女子」が増えています。
誰に気兼ねすることなく自由な時間を過ごせるのは、魅力的ですよね。
ですが、女性1人でのキャンプの場合、男性と違って、さまざまな危険が考えられます。

防犯対策をしておかないと、キャンプ中に事件にあってしまった、ということにもなりかねません。
そこで、危険に巻き込まれないために、女性がソロキャンプを楽しむうえで知っておきたい防犯対策についてまとめていきます。

女性のソロキャンプはリスクが高い?

忙しい毎日から少し離れて、自然の中で自然の中でゆっくり過ごしたいと思う方も多いでしょう。
とくにソロキャンプは、荷物も少なく、自然の中で自分のペースで過ごせる「究極のおひとり様タイム」として女性にも人気です。

ですが、大人数のキャンプと女性のソロキャンプでは危険度が違うという事は知っておく必要があります。
まずは、女性であるために巻き込まれやすいトラブルについて見ていきましょう。

1.近隣の人やマナーの悪い人とのトラブル

大勢の人がキャンプ場に訪れれば、当然トラブルは増加します。
とくにフリーサイトのキャンプ場は人それぞれ自由の感覚が違うため、ケンカや揉め事が起こりやすくなります。

女性のソロキャンプの場合、マナーの悪い相手になめられてトラブルが発生することが多い傾向にあります。

たとえば、

  • 知らない人がテント前に延々と居座る
  • わざわざ隣にこられた
  • 男性集団に絡まれた

など。

ヨメ
男性と違って、マナーの悪い相手に太刀打ちできず泣き寝入りしてしまう被害女性も多いです。

2.夜間のトラブル

ソロキャンプブームだといっても、女性のソロキャンプはまだまだ珍しいもの。
安全なキャンプ場でも女性のソロキャンプはどうしても目立ってしまいます。
とくに夜のキャンプ場は暗いうえに、周りのキャンパーもお酒が入っている状態なので、トラブルが起こりがちな時間帯です。

実際に、

  • 知らない人が入り込んできた
  • 勝手に寝顔を撮られていた
  • トイレまでついてこられた

という事例も。

万が一の時に備えて、しっかりとした対策が必要です。

女性ソロキャンパーが実行すべき4つの防犯対策

自然の中でゆったり過ごせるのが魅力のソロキャンプですが、女性1人で楽しむ場合、男性以上に防犯対策をする必要があります。
キャンプを思う存分楽しむために、以下の4つの防犯対策をしっかり取り入れておきましょう。

SNSにリアルタイムを投稿しない


インスタグラムやTwitterなどで「リアルタイムで皆と分かち合いたい!」という人も多いでしょう。
もちろんSNSの楽しみ方は人それぞれです。
けれど、女性1人でキャンプしているなら、場所が特定されないよう気をつける必要があります。

やまひつじ
ネットは誰が見ているかわかりません。
リアルタイムで投稿してしまえば、「ここに1人でいますよ」と教えているようなもの。
寝ているときに襲われるなど、特定されれば思わぬトラブルを発生させることもあります。

1人でキャンプに来ている限り、友達や親、彼氏にすぐには頼れません。
投稿するときは帰宅後にするなど、自分の身を守るためにSNSの使い方には気をつけましょう。

男性ソロキャンパーに気軽に挨拶しない


よくキャンプ場の事件に巻き込まれないために、隣近所のキャンパーと仲良くなっておくという防犯対策があります。
万が一、何かあったときに助け合うために、事前にコミュニケーションをとっていくのです。

しかし、女性1人で来ている場合、この対策が逆にマイナスになることがあります。
たとえば、近くの男性キャンパーに笑顔で挨拶をしただけで、「俺に気があるかも」と勘違いされてしまうことも。

ヨメ
挨拶をきっかけに、やっかいな事件に発展する可能性も…
挨拶するなら、そんなリスクが少ない子連れで来ている家族に声をかけるようにしましょう。

家族連れの近くにテントを張る


せっかく静かを求めてきたのに、騒がしい家族連れの近くなんて…と思うかもしれません。
ですが、少しでもリスクを減らすためには家族連れの近くが安全な場所です。
間違っても男性1人で来ているテントの近くは避けてくださいね。

より安全性を考慮するなら、子どもを連れている家族がおすすめです。

管理人が常駐しているキャンプ場を選ぶ


キャンプ場選びも防犯対策のひとつ。
女性1人でキャンプするときは、安さや手軽さよりも、有料で安全なキャンプ場を選ぶようにしましょう。

具体的には、

  • 管理人が24時間常駐している
  • 鍵がしっかりかけられる
  • 有料
  • 区画が決められている

このようなオートキャンプ場がおすすめです。

ほかにも、初心者には簡単に自然が楽しめるグランピングも最適です。
設備がしっかりしているうえ、管理人が常駐しているところも多いので、何かあったときにすぐ駆けつけてもらえます。
万が一のために、キャンプ場で電波が入るかどうかの確認は事前にしっかりしておきましょう。

女性のソロキャンプで持っていきたい防犯グッズ

さまざまな種類がある防犯グッズ。
今回はその中から、手軽に買えてなおかつ防犯効果が期待できる防犯グッズを紹介します。
安全性を高めて、キャンプ中の自分を守りましょう。

防犯ブザー

手軽に対策したいときには防犯ブザーがおすすめです。
100円のものでも、少し値が張るものでも何でも構いません。
キャンプ場の夜は暗いので、できればLEDライト付きのものを選びましょう。

上下で固定できるタイプの防犯ブザーであれば、テントの入り口を開ければブザーが鳴るように設置するのがおすすめです。
これなら、テントに入られる前に音が鳴るので、対応できます。

防犯ブザーが鳴ればキャンプ場に響き渡ることは容易に想像できるので、持っているだけでも対策のアピールにもなりますよ。

センサーライト

就寝時の防犯として、人の動きを検知すると光るセンサーライトを置いていくのもおすすめです。
テントの入り口にセンサーライトを置いておくことで、不自然にテントに近づく人への牽制になります。

最近ではBluetoothを使っているものもあり、人が近づくとテント内の照明がつく、スマホのアラームが鳴るなどの方法で危険を教えてくれるものもあります。

防犯スプレー

万が一の時に、防犯スプレーを身に付けておくのも安心です。
よく防犯対策としてスタンガンがあげられることもありますが、スタンガンが効くためには相手の体にあてなければいけません。
常日頃から練習している人ならまだしも、普通の女性なら万が一の時に冷静に相手に当たる事は難しいもの。

一方スプレーなら、目が顔面に吹きかけるだけです。
相手が痛がっている隙に逃げることができます。
ただし、正当な理由もなしに実際に使用すれば、罪になる場合もあるので、あくまで護身用として悪用しないようにしましょう。

まとめ 「開放感」と「危険」は隣り合わせ!

女性が安全にソロキャンプ楽しむための防犯対策は4つあります。

  • ネット、SNSでリアルタイムを明かさない
  • 男性ソロキャンパーには気軽に挨拶しない
  • 家族連れの近くにテントを張る
  • 管理人が常駐しているキャンプ場を選ぶ

男性が見たら、考えすぎと思われるかもしれません。
ですが、日本は日常的にセクハラが多い国です。
加えて、キャンプ場にはアルコールを飲んで開放的になった見知らぬ男性がうろうろしています。

大自然のさわやかさは最高ですが、女性1人でのキャンプは常に危険と隣り合わせだということは覚悟しておいてください。

ヨメ
安全に素敵なソロキャンプタイムを過ごせるよう、対策をばっちりしておきましょう。

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Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!