こんにちは、
前回まではライトまわりの修理と交換作業をについてを書いてきました。
本日は何故かパンクしてしまった左フロントタイヤを含めて4輪全てのタイヤを交換すべく作業を行いましたのでその模様をお伝えしていきます。

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シボレーインパラのジャッキアップポイントってどこ?
車をジャッキアップするときにはジャッキアップポイントにちゃんと当ててから上げないと大変なことになります。
最悪の場合車体のフレームなどが歪んでしまい美観や走行性能に支障をきたしてしまうことも考えられます。
なのでその車ごとに設けられてあるジャッキアップポイントを知る必要があるのですがこれがいまいちわかりにくいですね。
また我々のような素人だとぱっと見で判断できないのでジャッキアップすること一つとっても大変です。

まず取説から見てみましょう。

取説によるとバンパージャッキが付属しているようで、それを使用してバンパーで車体を持ち上げるようですね。
が、ここで問題発生。
付属しているはずのバンパージャッキがありません。
またバンパー自体が地面から結構高さがあるので普通の油圧ジャッキでは高さが足りなく車体を持ち上げるにはいたりません。
こうなると普通の車のように車体の下から油圧ジャッキで上げる必要があります。
下から覗き込んでみるとぶっとい車体フレームがありますので、このあたりならどこにジャッキをかけても問題はないみたいです。
間違ってもボディーやロアアームなどにかませないように気を付ける必要があります。

いざジャッキアップ!
ポイントを決めたら2~3トン以上用の油圧ジャッキを使って車体を持ち上げていきましょう。
そしてくれぐれもジャッキアップは平たんな場所で慎重に行いましょう。

タイヤがこぶし一個分くらい浮いたらジャッキスタンド(通称-馬)をかけて油圧ジャッキを抜き、反対側も同様にジャッキアップしていきます。
4輪分の作業をするなら馬も4つ必要ですが、2輪ずつ交換しても大丈夫です。

うちの場合すこし傾斜してるので4か所上げてしまうと大変なことになるのでフロントは2輪ずつ、後ろは1輪ずつ交換することにします。
タイヤを外そう
タイヤは5本のボルトで止まっているのでクロスレンチを使って外していきます。
なおネジ山をなめさせないようにインチ規格のクロスレンチが理想ですが、なければセンチ規格のものでも一応外れます。
ただ新しいタイヤを取り付けるときは適正なトルクで締めなおす必要があるのでやっぱりインチ規格のものを持っておくか、
ボルト自体をセンチ規格のものに交換する必要がありますね。
外したタイヤはホイールまるごと交換するならそのまま付け替えればよいだけですが、
タイヤのゴムのみを交換する場合、
自分でやるかタイヤショップやカー用品店で付け替え作業してもらう必要があります。
筆者はタイヤ館に持ち込んで交換作業をおこなっていただきました。
調べた感じDIYでも余裕でできそうでしたが初回の足回り系の整備は原則プロにお願いすることに決めてるのでここは黙ってお店に持っていきます。
タイヤを持ち込みで作業をしてもらう
外したタイヤを別の車に積んでお店までもっていきます。

古いタイヤは触ると真っ黒になるのでできれば下に養生したりしたほうが良いですが、
嫁の車なので今回は気にしない(笑)
新品のタイヤはBFグッドリッチのラジアルタイヤを楽天で購入しておきました。
スーパーナチュラルのインパラのタイヤサイズ
そういえばタイヤのサイズですが、
もしスーパーナチュラルと同じ仕様にしたいなら、
The front tires are P215/70R15 (BF Goodrich) on a 15×7 wheel. The rear tires are P275/60R15 (BF Goodrich) on 15×8 whhels
ということみたいですが、
今回筆者のインパラはリアに関してホイールサイズが違うようで、
さすがに275は履けそうにありませんでしたので、
- フロントがP225/60R15
- リアがP245/60R15
にしてます。
タイヤ館に聞いてみたところ2輪+1輪+1輪ずつ分けて行っても特に問題ないということだったので早速持ち込んでいきます。

今回許可を貰って少しだけ作業の様子を見せてもらいました。


最後にバランサーをホイールに打ち込んで付け替え作業は完了です。
また今回ホイールの内側などに錆が結構あったのでもしかしたらエア漏れがあるかもと警告を受けていたのですが、
とりあえず研磨をしてもらって付け替えたところエア漏れはなさそうだったので一旦様子見です。
なお料金は一本の交換工賃が500円くらいだったかな?
古タイヤの廃棄料金も多少入って合計で数千円程度だったと思います。
BFグッドリッチタイヤのホワイトレターが青色な件
最初届いたタイヤを見たときにホワイトレター仕様を注文したはずなのに、
青色だったのでミスって注文したかもしくはカビてるのかと一瞬わが目を疑いましたが調べたところどうやらこれが標準仕様みたいですね。

これは白文字を保護する目的で予め塗布されているようなので自然と落ちていくようですが、
気になる場合は擦って取り除いてしまってOKです。
ただかなりしっかり塗布されているのでスコッチや金属ブラシで気長に擦り続けていく必要があります。

磨いていくと白さが蘇ります。


タイヤの組付け
何度もお店と駐車場を往復してようやくすべてのタイヤ交換が完了しました。
なお折れてた左フロントのハブボルトですが打ち直し用のボルトがないので後日修理するとして一旦4本で仮組みしてます。
ジャッキアップ中にふと視点を下すと何やらいやなものを見てしまいました。
オイル漏れの染み。
まあこの年式なので漏れがないわけないんですが、
こんなに早々に我が駐車場にマーキングしてくれなくてもいいんじゃない?


スーパーナチュラル仕様ならホワイトレターは内側ですが、
やっぱりホワイトレターがあるとマッスルカーらしくていいですね。
個人的にはホワイトレター外側がおすすめです。
ついでにホイールのエアバルブがなくなっていたりしてたのでアマゾンでアルミ製のよさげなやつを買って取り付けました。
タイヤの空気圧と空気圧チェック
タイヤの交換をしたら先ほどのエア漏れの件を一応考えて空気圧チェックを行える環境が必要と思い、
Amazonで中華性のデジタルチェッカーを購入しました。
それと肝心の空気圧ですがタイヤの仕様や今後の積載、カスタムによっても異なりますが一応取説によるとデフォルトが、
- フロント 24PSI(1.7kgf)
- リア 28PSI(2.0kgf)
となっております。
空気圧のチェックには日本標準のkgf/cm2ではなくPSI(Pounds per Square Inch)が計れるデジタル式のチェッカーがあると便利ですね。
空気は多すぎても少なすぎてもだめですが、
実際の乗り方によっても異なると思いますので上の値は参考程度に留めておきましょう。
一応筆者の場合はデフォルトで充填しましたが、後は実際の乗り心地や制動性といった部分で調整することにします。
使用したパーツや工具

佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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