こんにちは、Kazukiです。
昨日はクラシックカーのパーツをどうやって探すのかという部分と各サイトから個人輸入する場合の注意事項などについて書いていきました。
本日はどう頑張っても見つからないパーツの探した方と昨日の記事で書いたローカルネットショップを使用するうえでのリスクヘッジについて書いていきます。
Contents
ローカルネットショップでの保証リスクはこうやって回避する
昨日の記事ではローカルネットショップを使用したパーツの個人輸入には下記のような問題があると述べました。
- 取引に時間が掛かる
- 決済方法や出荷方法に問題がある
- 詐欺にあう可能性がある
- 万が一の保証がない
- 購入漏れがあると結果的に高くなることも
このうち2、3、4に関しては不可抗力的な要因も含まれていますが、
極力リスクをなくす方法がありますので紹介します。
まず決済や出荷の問題についてですが現在比較的大きなサイトであれば様々な決済メソッド(手段)が用意されております。
代表的なのはクレジットカード決済とCOD(代引き)ですが近年ではpaypalを使用できるサイトも増えてきています。
例えば筆者が利用したimpala bob’sでもpaypalが使用できますので、
ある意味でebayなどと購入するのと同じような感覚でサイトを利用することができます。
なおimpala bob’sでは海外発送にも対応しているのでそのままサイト上から支払いを完了させれば後は待つだけという状態になります。
そしてpaypalを使用するメリットとして買い手保護制度なるものがあり、
万が一買った商品が届かないとかそういった状況であればpaypalが消費者に代わって売り手とやり取りを行い、
場合によってはpaypal自身が保証を行うというものがあります。
一般的にクレジットカードを使用している場合でも似たような保証制度、
俗にチャージバックなんていったりもしますがこちらはカード会社の規定によって個々に異なっており中には免責金額(保証を受けるにあたって負担しなければならないお金)が設定されていたりもします。
paypalの場合保証を受けられる条件や状況などが明確であるため万が一の場合でも一貫した保証を受けることができるのです。
これを使用することによって詐欺や商品未着といった事故を保証でカバーすることができます。
日本に出荷できないサイトで購入する
次に日本向けの国際出荷できないサイトでしかお望みのパーツを売っていない場合どうするのか?という点ですが、
対策方法はいたってシンプルで、輸入代行を使用します。
この輸入代行とは車の輸入代行などとはちょっと異なり、
海外の個人で買い付けができない(難しい)商品などを購入するときに活躍します。
正直これだけインフラが整っているご時世なので、ほとんど場合で使用することはないのですが多少手数料を払ってでも安全に個人輸入を慣行した場合などには最適です。
単純に「輸入代行 アメリカ」のようなキーワードで検索をすればたくさんヒットするので使用したい方は確認してみてください。
また輸入代行の場合は支払いの代行から出荷の代行までと多岐にわたるのですが筆者がおすすめする方法としては倉庫だけを借りる方法です。
筆者は本業の都合上アメリカに契約倉庫を持っているのですがそれは下記のサイトで契約を行っているものです。
英語のサイトになりますが、比較的月額料金などが安く単発の転送依頼なども行うことができるためおすすめです。
この場合代行というよりは転送という形態になりますが、
基本的に航空危険物外品で法律上輸入ができるものに関してはアメリカ全土どんなものでも買い付けすることができるようになります。
そもそも見つからないパーツどうやって探す
名前がわからないパーツとか探しても見つからないパーツを探す方法も実はあります。
例えば筆者の場合フロントバンパーとリアバンパーのランプ(ターンシグナルライト)がアッセンブリごと丸ごと欠落していたので早速ebayやローカルのネットショップでパーツ探しを行いました。
最初は何て名前で検索したらいいのかすらわからなかったため、
1967 impala turn signal light やturn signal lampみたいな文字列で検索を掛けていたのですがどうにも中国セラーの出品するLEDバルブとかそういった類のものしかヒットしませんでした。
assemblyという文字列に到着するまでにかなり時間を要しましたが、
そしていざ1967 impala front light assemblyみたいな文字列で検索を掛けてもそもそも出品がなかったりするわけです。
通常ならばGMなどから出ているOEMパーツくらはヒットするのですがやはり古い車なので車体の構成に関わるパーツともなると探すのは難しいです。
因みにサイドモールなども欠落していたのですがこちらも見つけるのは困難でした、
仮に見つかってもアホみたいに高額だったりして購入を見送る選択となります。
そんなときに登場するのが以前に少しだけ紹介したFacebookを使って探す方法です。
Facebookグループを使用して見つからない旧車のパーツを探す!
フェイスブックにはグループといって色々なものがありますが車も例外ではなくその車ごとのグループがあったりします。
世界限定OO台みたいな余程珍しい車になってしまうと絶対数が少ないのでグループもないかもしれませんが1967インパラでは以下のようなグループがあります。
https://www.facebook.com/groups/1411585415772964/
https://www.facebook.com/groups/1778866469058326/
https://www.facebook.com/groups/143401572514839/
こういったグループでは個人が持っているその車のパーツを交換したり、
廃車になった車のパーツ売りをしていたりなどしております。
リストにないパーツでもグループの掲示板にOOのパーツを探してます!みたいな投稿をすることで声をかけてくれる人もいるかもしれません。
筆者の場合も上述したグループにライトのアッセンブリを探していることを記載したところフロント2か所、リア2か所の合計4個で送料込み7000円くらいで取引ができました。
ただし廃車から抜いたパーツなのでそのままポン付けとはいかず事前に加工などが必要でしたが見つかっただけマシということになります。
実際に届いたパーツについては今後整備編などで登場してくると思いますので乞うご期待ください。
因みにebayで見つけたパーツは似たような商品状態で左フロント片側だけで15000円みたいな感じでしたので今回の取引は金銭的に良い取引だったわけです。
なおグループ内ではパーツ売りだけではなく車体の販売なども随時行われておりますので車体そのものを購入する場合にも使用することができます。
グループの入会には創設者の承認が必要な場合があったりしますがこれは適当に書いて出しておけば何の問題もないと思います。
フェイスブックグループ取引では廃車からパーツを抜き取る販売が主流であるため基本的にはどんなパーツでも揃いますが原則売り手側の言い値での取引になりますので自分で交渉を行うなどしてそれが妥当な金額での取引であるかは随時判断をしていく必要がありますね。
変わったFacebookグループの使い方
フェイスブックグループには売買のほかにも変わった使い方が実はできます。
それは修理方法を尋ねたり、同じ車を持っている人だからこそ共有できる情報網が利用できることです。
今後筆者が記載していくであろう整備編においても、
修理/整備方法がよくわからないことを都度グループに尋ねることによって解決をはかってきました。
もちろんメッセージには英語を使用する必要がありますが下手に整備マニュアルをみながら試行錯誤するよりはピンポイントでその問題を画像付きで質問してしまったほうが回答も集まり問題の早期解決ができます。
したがってライフラインに関わるような重大な整備でなければほとんどの整備を個人でやれるのは間違いないかと思います。
名前のわからないパーツなんかも画像を添えてその部分を投稿すればパーツの名前と人によってはebayなどのリンクまで張ってくれる人がいますね。
さて、ここしばらくずっとインパラに関する記事ばかり書いてきましたので今後は整備編を挟みつつ少しずつキャンプ系の記事を書いていくことにします。
佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!