みなさんは、キャンプのレイアウトをどうやって決めていますか?
特に初心者キャンパーだと、レイアウトをどうするか迷ってしまうのではないでしょうか。
今回はそんな人のために、キャンプのレイアウトをうまく決めるコツや注意点、またレイアウトの一例についてご紹介します。
Contents
キャンプのレイアウト決めは意外と難しいもの
お気に入りのキャンプギアを好きなように並べてサイトを作ることは、キャンプの楽しみのひとつでもあります。
しかしキッチンとテーブルの位置関係や、テントと車の停める場所など考え出したら止まらないですよね。
特に混んでいるときのフリーサイトとなると難易度はさらに高くなり、どうしたらサイトが効率よくスッキリまとまるのか分からないという人も多いのでは?
今回はそんなレイアウトをうまく決めるコツや、レイアウトの一例、後半ではレイアウトの注意点についてご紹介します!
キャンプのレイアウトをうまく決めるコツとは?
まわりへの配慮やプライバシーの確保も大切ではありますが、レイアウトを決めるのに最も重要なのはキャンプサイトの「顔」を決めることなんです。
どこから見てもおしゃれにキマルサイトは難しいですから、まずはひとつ顔を決めておくのがポイントです。
そして、なおかつ風の向きや地面の状態などの安全対策と、過ごしやすさはしっかり確認することもポイント。


- 始めはテントではなくタープから張り、活動拠点を設置する
- タープは風が吹き抜けやすい向きに張る
- テントは入口を風上にしてしまうと飛ばされる原因になるため避ける
- 一番写真うつりの良い、キャンプサイトの「顔」の方角を決める
- 背の高いギアは「顔」から見て奥に配置する
- オートキャンプサイトであれば車は荷物の出しいれやすいところに停める
キャンプサイトのレイアウト一例4種類!
まずは機能的なサイトのレイアウトを考える必要があります。
まずはレイアウトの考え方について、その後4種類それぞれ詳しくご紹介します。
レイアウトの考え方
キャンプサイトのレイアウトは主に、テント、タープ、キッチン、車の4つのアイテムで構成されており、その4つのアイテムを駆使してキャンプサイトのレイアウトを決めていく必要があります。
とはいっても、それぞれのアイテムの違いによっても、レイアウトを変えていかなければならないのです。
例えばタープがヘキサゴン型なのか、レクタングラー型なのかどうかでも変わってきますし、テントがドーム型なのか、ロッジ型なのかどうかでも変わってきます。
これらの要素を含んだ形で天候に左右されないレイアウトを考えるのが、キャンプサイト作りの重要なポイントになるわけです。
下記でご紹介するレイアウトはヘキサゴン型のタープやドーム型のテント、そして車とキッチンを使ったよくあるレイアウトです。
これらはあくまでもレイアウトの一例ですから、自分の持っているキャンプギアやサイトの状況、その日の天候などでアレンジすることが大切です。
サイトの中心となるのはタープですから、景観や風向きを考慮して最初にタープの位置を決めるようにしましょう。
その次に車、テントと配置するのがおすすめです。

基本のキャンプサイトのレイアウト
少ないスペースでテントやタープ、車の移動が円を描くように作られます。
車を風避けにしてキッチンや焚火台は風下に独立して配置しましょう。
独立性を重視したキャンプサイトのレイアウト
リビングの三方向から、車、テント、キッチンで囲み、もう一方から景色を楽しむスタイルです。
車をパーテーションにすることによって、独立性が生まれるのです。
機能性を重視したキャンプサイトのレイアウト
車をサイトの中心に置いて、テントを車のサイドドアに、タープはバックドアにつけるスタイルです。
車を荷物置き場として活用するときにとても便利なレイアウトと言えます。
開放性を重視したキャンプサイトのレイアウト
テント、タープ、車を一直線上に並べたレイアウトです。
リビングの左右に何も置いていませんから、開放的で景色を眺めることができます。
またテントとタープが一直線に繋がっていることで、雨の日でも濡れずに移動できるのが特徴的です。
キャンプのレイアウトの注意するべき点とは?
家族でのキャンプはもちろんのこと、ソロキャンプでもテントの設営場所や焚き火台の配置、またキッチンをどこに置くか、リビングの場所はどうするかなど、キャンプでのレイアウトはとても重要です。
キャンプ場以外でキャンプをするときは、テントの設営場所選びには注意が必要です。
そんな注意するべき点についてご紹介します。
川の中州
川の中州は平坦で広々としているため、一見キャンプにぴったりな場所に見えますが、中州でテントの設営をするのはおすすめできません。
現地では晴れていても、上流で雨が降れば川の水かさが一気に増してしまうのです。

崖の近く
崖が近くにある場所もテント設営には不向きです。
崖が背後にそびえているとプライバシーの確保ができて安心感がありますが、天候の変化で土砂崩れの危険性や、落石の危険性があるので崖の近くもおすすめできません。
大木の下
大木の側でテント設営するのは良いのですが、あまりに木とテントの距離が近すぎると木の根が邪魔になることがあります。
キャンプ場ではよく日陰に設営しようと、大木の下に設営するキャンパーさんがいますが、近すぎるのはデメリットばかりです。
少し離れた場所であれば目隠しにも、風避けにもなりますからテント設営に最適ですよ!
水捌けが悪い場所
テント泊するときは、水捌けの悪い土を使っていないため心配なことはありませんが、水捌けが悪い場所もテント設営に不向きです。
キャンプ中に天候が変わって雨がいつ降るか分かりません。
ですから、水捌けの良い場所を選んでテントを設営するようにしましょう。
キャンプ場以外でテント泊するときは、テントの周りにシャベルで溝を作っておくだけでも、雨が降ったときの処置がかなり楽になりますよ!
通り道の傍
キャンプ場では基本的に管理棟に行く道や、トイレに行く道から少し距離をあけてテントサイトが作られています。
しかし道のすぐ側でテントを張る人がいます。
これは他のキャンパーさんの迷惑にもなりますし、テントのすぐ傍を他人が通るとなかなか落ち着いて眠れません。
キャンプ場ではロープなどで設営する場所が決められています。

まとめ
いかがでしたか?
今回はキャンプのレイアウトについてご紹介しました。
キャンプではテントをどの位置に設営するかと先に決めてしまいがちですが、うまく快適に過ごすレイアウトにするなら、まずはタープから設営することが大切です。

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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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