寒くてひたすら重ね着をしていた冬が終わるとおしゃれが楽しめる春がやってきます。
今回は春キャンプにふさわしいキャンプコーデのポイントを男女別で紹介いたします。
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春キャンプは意外と着るものに迷う?
本格的に春が始まる3月ごろは、最低気温が一桁前半にもかかわらず日中は20℃近い気温になるということもあります。
もちろん山や海などで条件が変わることもありますが、とにかくどこにいても日中と朝晩の寒暖差には注意が必要です。
元々キャンプコーデとして重要だと言われているのは「動きやすさ」と「サイズ感」です。
キャンプとなると設営やアクティビティをする際にある程度動きやすい服でないと万全な状態で臨むことはできませんし、大きすぎてもだぶついて邪魔になる、小さすぎても動きづらいという事もあってちょうどいいサイズ感にしなければなりません。
それに加えて春らしいカラーにキャンプならではのワイルド感も加えたいし…と考えると、いったいどんな格好がいいのか迷ってしまいます。
もちろんコーデより機能面の方が優先です。
春キャンプコーデで気を付ける点は?
春キャンプコーデについて気を付けないといけないポイントを、アパレルも扱うアウトドアショップのスタッフに話を聞いてみました。
「春キャンプコーデで最も気を付けないといけないのは、13時ごろの気温と20時頃の気温では、10℃近い差があるという点です。
温かいからといって薄着で臨むと夜に寒くなってしまいますし、夜寒いからといって厚着をすると日中汗をかいてしまいます。
こういったことを考えると、インナー、シャツ、ブルゾンの重ね着で調整するのが理想的でしょう」
更に、男女問わずに春キャンプコーデに必要な要素としては、「大きすぎないオーバーサイズ感」と「春ならではの鮮やかな色使い」であると、スタッフさんが教えてくれました。
サイズについては前述した通り動きやすさの面でもメリットがありますし、色遣いについても同じようなレイヤー構成になる秋との違いを明確に出すために必要です。
「キャンプとなると毎回同じような服装になったり、他のキャンパーさんとかぶったりと服でお悩みの方も結構いらっしゃいます。
冬や夏は環境が過酷なのでそこまで工夫する余地はありませんが、春は日中が過ごしやすいのキャンパーの個性を出すにはちょうどいい季節です。
春キャンプを逃すとイメージチェンジもしづらくなってしまうので、早めのご準備をおすすめしています」
女性の春キャンプコーデ
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女性の春キャンプコーデをおしゃれに、かつ相応しい服装のポイントをご紹介します。
たとえ彼氏や旦那さん、男友達が準備をしてくれるとしてもちゃんとアウトドアに適切な格好を心がけましょう!
春らしいビビットなカラーを取り入れる!
昨今のアウトドアファッションはタウンユースを想定したものも多く、カラーバリエーションも豊富になってきました。
そのため、ビビットなカラーのアイテムも手に入りやすく、アウトドアコーデに活かすハードルも高くありません。
とはいえ全身をビビットなカラーで揃えるのはさすがにサイケデリックに過ぎるので、ワンアイテムに取り入れる程度に留めておくことが重要です。
例えば薄手のアウターでしっかり見せたりシューズに取り入れてワンポイントで魅せるといった形式でもいいでしょう。
素材に注意!
夏と違って朝晩はまだまだ寒いので、ついつい機能性インナーを使いたくなってしまうのですが、それだけは絶対にやめてください。
夜は重ね着をすればいいのですが、日中機能性インナーを着ている状態で汗をかいてしまうと、女性の場合は気軽に脱いだり着替えたりという事ができませんので、あらかじめ気を付けたいところです。
また、まだまだ焚火の楽しい季節ですので出来ればコットン中心の素材の方が安心です。
マウンテンパーカーや軽めのブルゾンは化学繊維であることの方が多いので、うっかりして焚火の火の粉で穴が開いてしまうとせっかくの楽しいキャンプも台無しですので気を付けましょう。
春キャンプコーデの例はこれ!
コストパフォーマンスに優れながらもデザイン性の高いジムマスターを使った春にうってつけのメンズライクコーデです。
ビビットカラーはそこまで強く押し出さず、ニューエラのキャップに差し色として取り入れているのがグッドです。
じつはこれ、赤富士の刺繡になっており、ぱっと見小ぎれいにまとまっているコーデの中にも遊び心を感じられる組み合わせです。
恐らく素材は化学繊維ですので、こういったコーデをする場合は焚火の火の粉に要注意。
男性の春キャンプコーデ
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男性の場合はそこまで四季を感じるコーデをする方が少ないのですが、逆にそこまで出来ていると「通でわかっているキャンパー」ということをアピールできるかも?
野営感の中にも遊び心をプラス!
メンズに多いのはいかにもキャンプらしく、無骨寄りのキャンプスタイル。
カラーとしてはカーキやベージュ、ブラックなどが多く、残念ながら春らしいとは言い難いですね。
そんな中でもチャムスやコロンビアなどの遊び心あるアイテムをプラスすることで、一気に鮮やかな雰囲気になります。
気を付けたいのは、遊び心を入れすぎるとごちゃついた雰囲気になってしまい、かえって逆効果になってしまう事です。
基本的にはキャンプらしいスタイルを残しつつ、外しのアイテムで遊び心を演出していきましょう。
機能性にこだわりすぎるのは要注意!
気温の上下が激しい時期だからこそ、一枚でも完結できるハイスペックのアウターを脱ぎ着すれば荷物も少なく、コーデを考えなくても済みます。
一方で機能性に重視したアウターは得てして化学繊維であることが多いので、焚火に弱いというのが弱点です。
また、コーデを考えなくてもいいのは便利ではありますが、春キャンプのコーデをおしゃれに見せるためには季節感の演出は必要不可欠。
ハイスペックでいつでも着られるのはコストパフォーマンスもあがるので魅力的ですが、裏を返すと季節感のないつまらないコーデになってしまう恐れがあります。
春キャンプコーデの例はこれ!
ベーシックなアウトドアパーカーにシュプリームの迷彩キャップがアウトドアらしさを醸し出していますが、紫色のパンツとティンバーランドのブーツが上手に春感を演出しています。
紫色は使いこなすのが難しく、どの季節でも浮きがちになってしまうのをアウトドアコーデと合わせることで、春らしく遊び心あるコーデに見せてくれています。
どうやら伸縮性もアリ撥水加工もされていることもあって、キャンプシーンだけでなくタウンユースにもベストマッチです。
まとめ
春キャンプは初心者が始めやすい季節でもあります。
キャンプ場に初心者がたくさんいる中で個性を上手に発揮するには春らしいコーディネートをするのが一番です。
気分的にも気候的にも新しいコーデに挑戦するのにはちょうどいい季節。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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