読者の皆さん、BBQ楽しんでますか?
キャンプや河原で友人とワイワイ言いながらのBBQは本当に楽しいものです。
でも、後片付けのことを考えると、憂鬱にもなりますね。
そこで、今回は少しでも楽なBBQ前の準備、後片付けのコツをお伝えします。
知っているのと知らないのでは大違い!目からうろこですよ!!そして、片付けが簡単で超おいしいキャンプ飯レシピも載せました。
Contents
BBQコンロを使う前に
炭を使ってBBQをすると、網や鉄板だけでなく炭受けにも大量の油が落ちて、掃除やお手入れが必要になります。
まず、ゴム手袋・アルミホイル(アウトドア用)・クレンザーを準備してください。
新聞紙もあると便利です。
台所洗剤は気になる人だけ用意してください。
- BBQ用の網に「油」や「酢」を塗っておきましょう。
特に初めて使う網は、油を塗っておけば錆の予防にもなりますし、食材もくっつきません。
また、酢はタンパク質を変性する作用があるので、焦げ付きを防ぐことができます。 - 次に、BBQコンロの底にクリーム状にしたクレンザーを塗り、その上からアウトドア用アルミホイルを敷きましょう。
まず、クレンザーを少しの水で練り、クリーム状になったら、それをBBQコンロの内側に塗ります。
そして、アルミホイルの表(ツルツルの面)が炭側になるようにしっかり敷いてください。
注意することは、通気口をふさがないようにすることです。
こうすると、コンロに炭や脂の汚れが付かず、最後はホイルごと捨てることができます。
熱効率も抜群によくなるうえ、終わってから炭ごとしっかり包むことで、酸素を遮断し、炭の処理も簡単です。
ただし、アルミホイルで手を切らないよう、注意が必要です。
(はさみで切ると、その切り口が鋭利で肌を傷つけるため手でちぎるよう説明書きがあります。)
家庭用のアルミホイルを3枚ぐらい重ねて代用することも可能ですが、薄くて耐火温度も低く、穴が空いてしまいます。
やはり、アウトドア用のアルミホイルをおすすめします。
BBQコンロを使った後に
- 使い終わった網にはアルミホイルを一晩かぶせておいてください。
残った食材が燃え、煙が出ます。
それが翌朝には炭化していて、網の汚れがポロポロ落ちます。
ポイントはまだ炭に火がついているうちに網に大きめに切ったアルミホイルを全体にかぶせることです。
使用前とは反対に、アルミホイルの表が網側になるようにかぶせます。
できれば炭が自然に燃え尽きるまで待つのが理想ですが、煙が出なくなれば大丈夫です。
日帰りキャンプなどで、急ぐ場合は、30分ぐらい置いて煙が出なくなってからきれいにしてください。 - 次に、使用したアルミホイルを丸めて、たわし代わりにします。
すると洗剤なしでクレンザーだけでもきれいになります。
水とアルミから発生する金属イオンには、殺菌や抗菌の効果も期待できます。
アルミホイルや網は大変熱くなっていますので火傷にはご注意ください。 - 鉄板を使った場合は、まだ熱いうちに水をかけて、こびり汚れをふやかしてください。
そのあとで、台所洗剤とスポンジやアクリルたわしを使うときれいになります。
水気を拭いて油を塗っておくことを忘れないでくださいね。
筆者はその後、新聞紙でくるんで保管しています。
筆者はスポンジよりもアクリルたわし(もしくはアクリルで包まれたスポンジ)が断然油汚れに強いので、愛用しています。
アクリルたわしはアクリル糸で簡単に作れるので、自分で作ってしまいましょう!!
また、100円ショップなどを上手く利用し、網も使い捨てにしたり、アルミトレーを鉄板の代わりにしたり、掃除用品も安価な物がありますので、BBQの前に探してみてください。
掃除を楽にする調理方法とは?
ホイル焼きがおすすめです。
アルミホイルに鮭(さわら、たらなども可)、たまねぎ、ニンジン、キノコ類、貝類、イカなどをホイルに包んで焼き、食べる時に醤油かレモンをたらしてどうぞ!!
100均で売られているアルミの皿を使うと、そのまま大皿としてテーブルにだせますよ。
そして短時間にしっかり火を通すことができ、掃除も楽で一石二鳥です。
今はやりの「漬け料理」にもホイル焼きは便利です。
キャンプやBBQの前の晩に、ジッパーの中で食材をタレに漬けておくだけで、しっかり味が染みてとてもおいしいキャンプ料理になります。
チキンのヨーグルト漬け
チキンに塩コショウをし、ヨーグルトでマリネします。
ハーブ(おすすめはローズマリー1枝)を入れると風味豊かになります。
ハーブの代わりにカレー粉にするとタンドリーチキンになります。
鮭の味噌醤油漬け
鮭の片身、または切り身を用意し、同量の味噌と醤油を混ぜたものに一晩漬けてください。
ホイルに包んで焼きましょう。
キャベツを敷いて、バターと一緒に焼けば、ちゃんちゃん焼になります。
ちゃんちゃん焼きは北海道の漁師たちのあいだで親しまれていた北海道を代表する郷土料理です。
簡単に作れてキャンプに最適です!
材料 4人分
- 鮭切り身(生鮭なら軽く塩コショウ) 4切れまたは半身
- キャベツ 1/2個
- 玉ねぎ 1個
- じゃがいも 2個
- しめじなどのきのこ 1/4袋
- サラダ油 大さじ1
- たれ
- 味噌 大さじ3
- 醤油 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 仕上げ用に バター 大さじ1(10gぐらい)
作り方
- キャベツはざく切り、玉ねぎはくし形、しめじ、じゃがいもは食べやすい大きさにカットします。
- じゃがいもは火が通りやすいように、2㎜の厚さにスライスします。
- アルミ皿を温め、油をひき、キャベツを敷き、軽く塩コショウした鮭を皮を下にして焼きます。
- 鮭に軽く焦げ目がついたら、じゃがいもや玉ねぎをまわりに、しめじを鮭の上にのせ、タレをかけてアルミホイルで蓋をして焼きます。
- 10分ほど中火で蒸焼きして、仕上げにバターをのせれば出来上がり!!
豆腐の味噌漬け
水切りをした豆腐を八等分し、味噌に漬けます。
二晩置くと、まるでチーズのような風味になります。
これは、筆者が暮らす熊本県の秘境、五家荘(ごかのしょう)に代々伝わる平家の味噌豆腐です。
是非、お試しください。
そのままでも、ホイルで包んで焼いてもおいしいです。
ピクルス
脂っこいものを食べる時には、さっぱりしたピクルスがあると嬉しいですね。
簡単なので季節の野菜でたくさん作って持っていくと、大人気間違いなしです。
材料
- 酢 1カップ
- 水 1カップ
- 砂糖 大さじ5
- 塩 小さじ2
- ローリエ 2枚
- にんにく 1片(薄切り)
- 黒胡椒 20粒
- 鷹の爪 1本
作り方
- 材料をすべて鍋に入れて、弱火にかけ、溶かします。
- 野菜(セロリ、ピーマン、ニンジン、キュウリ、オクラなど)を切って、漬け込めば出来上がり!!
まとめ
以上、手間で嫌だったBBQの後始末が、ちょっとした道具とアイデアで簡単にできるコツをご説明しました。
そして、大切なこと、片付けは全員でしましょうね。
(補足:2019年5月4日、宮崎県で大学生がカセットコンロでBBQをしていたところ爆発。
カセットコンロの五徳の裏返し、大きすぎるプレートを乗せる、炭を起こすなどは危険なので絶対しないでください!!)
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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