(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
第2次キャンプブームもいよいよ成熟期を迎え、各ブランドは独自性を発揮したアイテムを様々とリリースしています。
ユニフレームも例にもれず、2020年のアイテムも非常にそそられるものばかり。
ユーザーの声も交えながらご紹介していきます。
Contents
ユニフレームとは
(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
ユニフレームはコンセプトに「 Create the Unique Flames 」を掲げています。
直訳すると「ユニークな炎を想像するということ」であり、その略したものがブランド名になっています。
1985年に創業してから、新潟県の燕三条の地で信頼性の高いギアを多数生み出しています。
商品第1号がガストーチという事に由来していますが、意外にもそのガストーチは全然売れなかったとか。
その後、カセット2バーナーやラック、テントなどアウトドア用品の裾野を広げていき、アウトドア業界の中でも確かな地位を確立しています。
燕三条は言わずと知れたモノづくりの聖地。
ユニフレームの母体である信越ワークスもその中で育った企業で、金属加工における高い技術と精度はアウトドアグッズにも如実に表れており、一度使うと手放さなくなってしまうほど。
ユニフレーム2020年新作のラインナップ
(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
ユニフレームにとっては35年目の節目の年。
ラインナップを見ると、売れ筋商品の発展形や、トレンドに合わせたアレンジ商品など、新たな挑戦とみられる商品も見受けられます。
REVOタープ<solo>TAN
独特なオプション品が多く、使い勝手の良いタープとして人気のあるREVOタープに、待望のソロキャンプ用のサイズが登場。
これまでは大きくてソロで使うには大きすぎるという声もあり、その需要に対応した形となります。
タープの寸法は縦が310cm、各片が120cm~170cmのコンパクトサイズとなっており、高さは最高位置で180cm、ソロであれば広々と使うことが出来ます。
購入したユーザーの中では、ポールを追加して更に広くタープを使っている方もいるようです。
REVOウォール<solo>TAN
先に触れたように、REVOタープの醍醐味はその豊富なオプション。
通常サイズのREVOタープでは「メッシュウォール」という名前で発売されているタープの下に設置するオプションのソロバージョンも同時リリースされました。
タープに壁を作ることで、ソロ用のツインポールシェルターと同じような使用感になります。
自宅の庭で展開しているユーザーもいるように、省スペースで抜群の居住空間が作れるという事もあり、ヒットを予感させますね。
REVOラック
(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
REVOタープを個性づけるオプションの一つである「REVOラック」。
タープを張った上でポールにぶら下げるように設置をすることで、デッドスペースになりがちな張り綱とポールの間を有効活用すべく開発されたアイデア商品です。
リニューアルして、食材や、細々としたものを安全にしまえるメッシュBOXが追加されました。
わざわざ棚をもっていかなくても、たった1.5kgでそこそこの収納スペースを確保することが出来ます。
フィールドラック ステンレス天板Ⅱ
こちらもユニフレームを代表する売れ筋商品「フィールドラック」のオプション品がリニューアルしたもの。
フィールドラックは軽くて耐荷重も30kgもあり、更にコンパクトになるという事で複数所有しているユーザーもいるほどの人気商品です。
先代モデルのステンレス天板は、シンプルなステンレスの板がフィールドラックにジャストフィットで、こちらも瞬く間に人気商品になりました。
今年のモデルはシンプルに、折りたたみ式のハンガーが加わっています。
ただの天板としてではなく、タオルやシェラカップを引っかけておけるようになっており、地味ながらもキャンパーのツボをついたリニューアルとなっています。
キャンプ羽釜 5合炊き
(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
「羽釜」は皆さんご存知でしょうか。
日本古来の調理設備「かまど」が主流だったころ、中国から伝わってきた釜を、使いやすいように羽(鍔とも言う)を釜に着けたことから羽釜と呼ばれるようになりました。
煮炊きするのに使われますが、もっぱら炊飯に利用されることが多い様です。
さて、そんな羽釜ですが、ユニフレームからはキャンプ羽釜の3合炊きが発売されていましたが、大人数の需要を受け、5合炊きもラインナップすることになりました。
羽釜で炊いたご飯は普通のお米でも非常においしくなりますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
羽釜袋5合
(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
上で紹介した、キャンプ羽釜5合炊き専用の持ち運び袋です。
単独ではどうという事もありませんが、キャンプ羽釜を長く使い続けていくのであればこういった袋に入れてキャンプに持ち出すことが必要です。
10号帆布という、薄手の帆布生地をつかっており、優しい風合いながらもしっかりとした生地感でキャンプ羽釜も安心です。
ちびターナーSUS
(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
スキレットや鉄板の焦げ落としにもガシガシ使える小ぶりのターナーが登場。
これまでは樹脂製のちびターナーがラインナップされていましたが、ステンレスになったことでターナーの劣化を気にすることなく使うことが出来ます。
なんといっても折り畳み式でコンパクトになるのがどんなスタイルであってもうれしいところ。
ユニフレームでは「ユニ鉄」もヒット商品ですし、こちらもソロキャンプ用のニーズがあっての開発だと推測されます。
ちびしゃもじ
(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
ちびターナーSUS同様、コンパクトに折りたためるタイプのしゃもじです。
しゃもじ表面はダブルエンボス加工で、お米がくっつき辛い仕様になっています。
しゃもじは炊飯するにはマストで必要ですが、そのサイズ感から大きな収納袋が必要になりがち。
ソロキャンプのような極力荷物を増やしたくないという方にとってはそこまで大きいしゃもじは必要ありませんので、これくらいのサイズ感で必要十分でしょう。
ちびレンゲ
(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
ちびシリーズにはレンゲもラインナップされています。
スプーンで代用できるのでは?と思ってしまいがちですが、ちょっとの違いでも意外と食べやすさは違うものです。
スプーンと違って深さがある為、シェラカップで小さ目のどんぶりにしたり、スキレットでパエリアを作ったりしたときはしっかりすくえて食べられるレンゲの方が意外と便利。
グザイの入ったスープ系でもレンゲの方が食べやすいですね。
マルチボード 角型3 ブラック
(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
トランギアのメスティンが大ブームになる中、ユニフレームの「山クッカー角型3」もソロキャンパーを中心に人気が出ています。
元々、鍋2種類とフライパンがセットになったクッカーですが、そのセットの中に違和感なく混ざることが出来るのがこの「マルチボード 角型3」です。
機能としてはカッティングボードと湯切り機能とシンプル極まりないですが、荷物を増やさずまな板とザルを兼ねることが出来るため、山クッカーユーザーには革命ともいえる一品です。
UL-Xキャリングケース カーキグリーン
(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
ユニフレームのCB缶専用ガスランタン 「UL-X」を収納する専用のキャリングケースです。
現在UL-Xのケースはこのカーキグリーンのみとなっており、他のカラーがラインナップされていないか調べたところ、カーキグリーンという名前でも色味が全く違うものがヒットしますのでご注意を。
UL-Xはコストパフォーマンスが高いCB缶で使用できますが、光量はそこまでありません。
スライドで本体が小さくなるあたりはガソリンランタンにはできない機構だったりするので、こちらも広くサイトを照らす必要がないソロキャンパーに向いていると言っていいでしょう。
まとめ
(出展:ユニフレーム公式ホームページ)
2020年に発表されたユニフレーム商品を紹介してきましたが、そのほとんどがソロキャンプ向けのものでした。
漫画でも「ゆるキャン△」や「ふたりソロキャンプ」など、ソロキャンプを題材にしたものも多く、女性のソロキャンパーも増えてきています。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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