個性派アイテムが勢ぞろい!DOD秋のニューラインナップ

秋のキャンプシーズン突入に合わせて、アウトドアブランドの各社力の入った新商品が登場しています。
個性的かつ、実用性の高いギアに定評のあるDODでも気になるアイテムが目白押し!
この記事ではDODの2020年秋冬モデルの気になるギアを徹底解剖していきます。

DODってどんなブランド?

 もともとドッペルギャンガーアウトドア時代にカマボコテントやテキーラテーブルなどのヒット商品を生み出していたブランドが、2018年をもってDODに名前を変えたのが始まりです。
名前が変わったからと言ってブランドの哲学が変わったわけではなく、「アウトドアをワクワクするソト遊びに」をコンセプトに、キャンパーのニーズに合った個性的なアイテムを販売し続けています。

DOD公式ホームページによると、自らのブランドのことを「クレイジーなアウトドアブランド」と言っており、「子供みたいに圧倒的な遊び心を持ち続けることで、良い意味でクレイジーな大人を増やすこと」をミッションにしているとのこと。
確かに、機能や名前からその「遊び心」はひしひしと伝わってきます。

「普通のものは作らない」、「お店には(ほとんど)置かない」、「広告はしない」、「自分たちで全部やる」という事も公式ホームページに掲げており、読んでみるとそれぞれの意味するものは非常に納得のいくものでした。
興味がある方は公式ホームページのABOUT( https://www.dod.camp/about/)をご覧ください。

DODの代表商品はこれ!

 さて、そんなDODですが、まず定番商品をご紹介していきます。
とはいえ私の独断と偏見で選んでおりますので悪しからず。

カマボコテント


引用:DOD公式ページ KAMABOKO TENT 3(M)

 DODのテントと言えばやはりこれ。
日本ならではの四季があり、湿度が高い気候に合わせた作りになっており、多くのキャンパー達に愛用されています。
さらにサイズ感も絶妙で、日本のそう広くないサイトにもちょうどいい大きさになっているのも大ヒットの理由の一つです。

中に入ってみると魅力がわかるのですが、とにかく広い!
同じようなサイズの2ルームテントと比べると、こういったトンネル型テントは壁が立ち上がっているため、体積が広くなっており、壁ぎりぎりにギアを配置できることによって居住スペースが格段に広くなるのです。

更に設営しやすいのも大きな特長となっており、風が強くなければ一人でも安全に設営することが出来ます。
フライシートにポールを3本通してペグダウンし、反対側から引っ張るだけでほぼ完成。
少しでもキャンプを長く楽しもうと思うと、設営時間は短く済ませたいので助かりますね。

テキーラテーブル


引用:DOD公式ページ TEQUILA TABLE

スチール製の足に天板を通して自立させるタイプのテーブル。
天板のメッシュプレートはかなり丈夫に作られており、通常の使用方法では耐荷重40kgを実現しており、よっぽどのことがない限り壊れることはなさそうです。

この商品が大人気となった理由は、その汎用性にあります。
天板がスチールで出来ているのでダッチオーブンやスキレットが熱々の状態で置いてもOK!
それどころか焚火の上に配置し、クッカーを置いて調理しても大丈夫という優れものなんです。

また、追加パーツの足や天板が販売されており、オリジナルのカスタムが可能。
時には調理台として使用したり、時には囲炉裏テーブルとして使用したり、キャンパーの腕が鳴りますね。

めちゃ燃えファイヤー


引用:DOD公式ページ MECHA MOE FIRE

カマボコテントやテキーラテーブルほど爆発的ヒットを記録したわけではないのですが、個人的に紹介したいという思いでセレクトしました。
まず気になるのはその名前。
「めちゃ燃え」の名前の由来は、この焚火台が二次燃焼焚火台であることにあります。

二次燃焼焚火台は、焚火美大の中にたくさんの穴が開いており、熱せられた空気が燃焼を促進させてより完全な燃焼を起こすことが出来るため、煙の少ない焚火が出来る優れもの。
その機能性と安全面を考慮して堅牢な作りになっており、その結果「めちゃ重ファイヤー」になっていますがオートキャンプなら気になりません。

実際に使ってみるとわかりますが、ものすごい炎とものすごい熱量です。
薪もほとんど燃え尽きてしまい、灰の量が少なくなってしまうほど。
形状的に料理にはそこまで向いていませんが、出来ないわけではありません。

<注目のニューラインナップ

 いよいよ注目ギアたちのご紹介です。
大人気商品を見てもわかる通り、確かな機能性とユーモアは今回の新顔たちにも当然引き継がれており、非常にいいギアに仕上がっております!

キノコテントにニューカラー登場!いわば、「毒キノコテント」


引用:DOD公式ページ KINOKO TENT

 ワンタッチテントをベースにしたかわいらしいデザインの「キノコテント」が登場した時は衝撃が走りました。
だって、どう見ても「あの大きくなるキノコ」でしたから…。
その後限定販売で緑色の「もう1回チャンスキノコ」を発売した時もDODらしさを感じたものですが、2020年、期待をいい意味で裏切られました。

ビジュアルはどうみても「毒キノコ」なんです。
これはSNSとの連動で抽選販売が行われるらしく、入手を逃してしまうと二度と手に入らないかもしれない激レアキノコ、失礼、激レアテントです。

とはいえベースになっている赤いキノコテントは通常商品です。
大人二人と子供二人がぴったり寝ることが出来るちょうどいいサイズ感と、ワンタッチ機構のお手軽さは非常に魅力的。
興味がある方はチェックしてみてください。

蒸れない快適コット「スースーアンダーミー」


引用:DOD公式ページ SU SU UNDER ME

 子どもたちが夏休みに入ったり、普段なかなか休みがとれない方もお盆休みに入ったりと、夏はキャンプをしやすい時期です。
一方で暑さとの戦いでもあり、日中水遊びが出来るならまだしも、夜は寝苦しくて疲れが取れないということも…

そんな夏の寝苦しさを解消すべく、DODが開発したのがこの「スースーアンダーミー」というコット。
公式ホームページでの説明は特にありませんが、おそらく「私の下はスースーです」という事でしょう。
コットの記事はナイロンメッシュで出来ており、向こう側が透けて見えるあたりそれなりの大きさのメッシュであることが伺えます。

それ以外にも高さが21cmと38cmの2種類で切り替えられたり、収納すれば非常にコンパクトになるのもギアづくりに妥協をしないDODならではのこだわりポイントです。

大人気テントがついにリニューアル!「タケノコテント2」


引用:DOD公式ページ TAKENOKO TENT 2

 日本人の、日本人による、日本人のためのテントと言っても過言ではないタケノコテント。
DODの大ヒット商品として長らく販売されてきましたが、待望のマイナーチェンジバージョンがリリースされました。

日本人の生活様式である、「靴を脱いで生活する」をコンセプトに作られた超巨大なワンポールテントとして生まれたタケノコテント。
立てやすく、風にも強く、その上広々としたリビングスペースという事もありファミリーキャンパーにも大人気です。

こだわりポイントをご紹介していくとそれだけで1記事が出来てしまうので、今回はマイナーチェンジ後の変更点をご紹介していきます。

マイナーチェンジのテーマは「暑さと結露への対応」です。
これはDODではなく私が勝手に言っているだけですが、大幅な変更点として2か所のベンチレーター追加がその根拠となります。
内側から開閉可能なテントトップのベンチレーターが追加されたことで、温まった空気を効率よく排出することができます。

更に屋根の中間地点にも大きく開くベンチレーターが配置されています。
もともと8面メッシュにすることが出来るため非常に風通しが良いのですが、屋根部分に追加された3か所のベンチレーターによって、暑さと結露対策はより万全なものになったといえるでしょう。

DODでクレイジーなキャンプを!

 この記事でご紹介できたギアや特長はほんの一部だけ。
公式ホームページにはDODスタッフのこだわりがしっかり現れており、実店舗が無くてもわかりやすい説明で使った時の様子がイメージしやすくなっています。
DODファンもそうでない方も、一度は公式ホームページをしっかり読み込んでいただきたいですね。

キャンプ初心者必見!初心者キャンパー向けのキャンプ用品はこれだけでいい!

2021年3月5日

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!