愛犬とのキャンプは楽しみもたくさんありますが、大切なのは犬にストレスを与えないようにすることです。
特に初めてのキャンプともなれば、飼い主さんにとっても不安なことやわからないことだらけ!
愛犬とのキャンプを成功させるために、スケジュールの立て方やおすすめのスケジュールプランをご紹介します。
Contents
愛犬と行くキャンプのスケジュールはどう立てる?
愛犬とのキャンプを成功させるにはいくつかのコツがあります。
大切なのは自分本位にならないことです。
パートナーであるワンちゃんのことを一番に考えてあげましょう。
成功の秘訣はズバリ!
スケジュール管理です。
キャンプ場のチェックイン・チェックアウトに時間を合わせる
スケジュール管理で重要なのが、キャンプ場のチェックインとチェックアウトの時間です。
キャンプ場はいつでも出入り自由なイメージを持たれがちですが、管理人がいるキャンプ場はチェックインとチェックアウトの時間が決まっています。
キャンプ場による違いはありますが、チェックインは午後、チェックアウトは午前中というところがほとんどです。
時間に余裕を持ってスケジュールを組みたい場合は、午前中にチェックインして、午後にチェックアウトできるところを選ぶとよいでしょう。
スケジュール管理は、まずチェックインとチェックアウトを基本に考えていくのがおすすめです。
キャンプ場内や周辺の施設は要チェック!
ペット可のキャンプ場でも、犬を連れて行けるエリアと犬は連れて行けないエリアがあります。
まずはキャンプ場内のどのエリアが犬OKなのかを確認しておきましょう。
ドッグランがあるキャンプ場なら、ドッグラン内はノーリードでOKとされていますが、それ以外の場所はリード着用がルールなので要チェックです。
またキャンプ中に何かあった場合のことを考えて、近くに動物病院があるかどうかも確認しておくと安心です。
初めての犬連れキャンプにおすすめの時期は?
慣れてくれば準備も万端に整えられますが、慣れるまでは過ごしやすいシーズンを選ぶのもポイントです。
日中気温が高くなる真夏は害虫や感染症、熱中症のリスクがあります。
過ごしやすさや荷物の量を考えて、初心者は夏の終り~初秋頃がおすすめ!
朝晩は肌寒くなるので長袖や毛布が必要ですが、日中は過ごしやすく快適です。
キャンプ場に入る前のスケジュール
当日はチェックインの時間に合わせて出発しますが、車での移動は犬も疲れがたまります。
途中はサービスエリアや道の駅で休憩を取り、水を飲ませたり排泄させたりすることも大切です。
食事の時間が決まっている場合は、できるだけ普段と同じ時間に食べさせてあげてください。
キャンプ場の近くで犬を遊ばせておこう
キャンプ場に行く前に広場や公園など、犬が遊べる場所に立ち寄っておくのもおすすめです。
運動しておけばストレス解消にもなりますし、遊んで満足すればキャンプ場に着いてもおとなしくしてくれることが多いからです。
キャンプ場に着いてからのスケジュール
ここからやっと愛犬とのキャンプが始まります。
まずは人も犬も快適に過ごせる場所を確保しましょう。
タープで日陰を確保
季節にもよりますが、気温が高い季節は最初に日陰を確保することが大切です。
犬連れキャンプではテントを設営する前に、タープで日陰を作りそこにサークルを置き犬を待たせておきましょう。
もし雨が降ってきても、タープがあれば雨に濡れることもありません。
寝るときはサークルやクレートがおすすめ
区画内をフェンスで囲っているフリーサイトやドッグサイトなら、サイト内にいる間はノーリードで過ごせます。
しかし寝るときはサークルやクレートで犬を休ませましょう。
寝るときもノーリードだとフェンスがあっても飛び越えて脱走したり、他の区画に入り込んでしまう可能性があるからです。
ペグやポールにリードを係留していても、抜けてしまうことがあるので100%万全とは言えません。
慣れるまでは無理をしない
愛犬とのキャンプでバーベキューというのも楽しいものですが、テントを設営して火起こしをして、そこからさらにバーベキューの準備となると思っている以上に疲れます。
愛犬のお世話もありますし、準備だけでなく後片付けやお風呂、寝る前に犬の散歩などもあると時間が足りません。
最悪散歩はお預けなんてことも…。
ソロキャンプでは準備から後片付け、犬のお世話まで全て1人でこなさないといけないので無理をしないことが大切です。
慣れるまではバーベキューはなしにして、コンビニやスーパーで買った物を食べるか、レトルトで温めるだけでOKなものにするとよいでしょう。
食事の準備や後片付けの手間を省けば、他のことに時間を回せるので余裕ができます。
どうしてもバーベキューをしたいなら、キャンプ場で食材や機材を用意しくれるプランを利用するとよいでしょう。
お隣へのご挨拶も忘れずに!
ペット可のキャンプ場でも、犬連れではないキャンパーもいます。
お隣さんにはマナーとして「犬連れキャンプである」こと、「ご迷惑をおかけすることがあるかもしれません」と、挨拶をしておきましょう。
愛犬との初キャンプにおすすめのスケジュールプラン
それでは1泊2日を想定した、愛犬とのキャンプスケジュールを見ていきましょう。
あくまでも目安なので、キャンプ場までの距離やチェックイン・チェックアウトの時間に合わせてベストなスケジュールを組み立ててくださいね。
ここでは、チェックインは13時・チェックアウトは10時を想定しています。
1日目
- 5時~6時:渋滞が予想される場合は少し早めに出発し、サービスエリアなどで休憩をはさみながらキャンプ場に向かう
- 10時~12時:キャンプ場に行く前に犬を遊ばることができる場所に立ち寄る
- 13時:チェックイン
- 13時~15時:タープを張り日陰を確保したら、テントを設営し寝床を準備する
- 15時~18時:食事前に犬を散歩させたり買い出しをしたりしておく
- 18時~20時:食事と後片付け、入浴を済ませる(犬のトイレも済ませておく)
- 22時:犬の安全を確保して就寝
休日や連休は渋滞することもあるので、早めに家を出るのがおすすめです。
途中で休憩できる場所を確認しておくことも大切!
キャンプ場に着いてからはやることが多いので、テントは設営と撤収が簡単にできるものを選ぶとよいでしょう。
2日目
- 5時~6時:起床後、散歩や朝食の準備
- 6時~9時:荷物をまとめて、テントを撤収し車に積み込む
- 10時:チェックアウト
- 11時~14時:キャンプ場周辺で昼食や散歩など自由に過ごす
- 15時~:渋滞が予想される場合は早めに帰り始める
- 18時:帰宅後荷解きと後片付け、翌日の準備など
チェックアウトまでは時間に追われますが、後は帰るだけなので自由に過ごせます。
帰り道でどこかに立ち寄ってもいいですし、犬が疲れているようなら早めに帰宅してゆっくり過ごすのもよいでしょう。
1日目はテント設営に時間がかかってもなんとかなりますが、撤収に時間がかかるとチェックアウトに間に合わない可能性があります。
次に予約している人がいる場合は迷惑を掛けてしまいますし、時間にまに合わない場合は超過時間料金がかかることも!
時間に余裕をもたせておきたいときは、有料ですがレイトチェックアウトが可能なキャンプ場を選ぶのもおすすめです。
ゆっくりチェックインしたい場合は、アーリーチェックインを利用するとよいでしょう。
まとめ
愛犬とのキャンプで大切なのは無理なスケジュールを組まないことです。
ただでさえキャンプ場ではやることが多く犬連れともなれば想像以上に忙しくなります。
初めての犬連れキャンプは、日帰りから試してみるのもいいかもしれません。
慣れてくるとコツもつかめてくいるので、初めから完璧にしようとせず適度に楽をしたり、良い意味で手抜きをしたりすることも大切です。
Youtubeやってます!
チャンネル登録ぜひよろしくお願いします!
佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!