冬は寒いし夏は暑い!
キャンプデビューに適した春でも気を付けるポイントをおさえておかないと大失敗をしていまうことも…。
春キャンプの気を付けたいこととキャンプの気を付けたいことをセットでご紹介していきます。
Contents
春キャンプを始める前にキャンプ場でのマナーをおさらいしておこう!
春キャンプを始める前に、キャンプデビューをするにあたって守るべきことを知っておきましょう。
意識してほしいのは、キャンプ場の決まりは絶対に守るべき法律、キャンプ場のマナーは守らないといないルールとしてとらえることです。
自分の借りたサイトでも、好き勝手やっていいわけではない
キャンプサイトはホテルや旅館と違って、お隣とただ線で分けられているだけの空間です。
音楽や大きな話声といった「音」に関する問題や、焚火の火花がお隣さんのテントに飛んでいってしまう、テントとテントの距離が近すぎるなどといった「配置」の問題も気にする必要があります。
他人のスペース、キャンプスタイルの邪魔をしない
他人のサイトに入り込むのはもってのほか。
たとえサイトの隅の方に足を踏み入れてしまう事も厳禁です。
また、中には隅の方でひっそり静かにキャンプをしたいという方もいますので、近くで遊んだり、共用部に無駄に滞留したりということは避けましょう。
お子様連れに多いのがボール遊びやラジコン遊び。

来た時よりもきれいにするつもりで利用する
焚火で残った燃えカスや、地面に落ちてしまった食べ物を放置して帰るキャンパーはキャンパー失格です。
よく言われることですが、自分が来た時よりもきれいにサイトを使っておくことを心がけておくことが出来るのであれば、自分もごみが残っていたりして不快な思いをしなくて済むようになります。
春キャンプの道具の揃え方
春キャンプで特に念頭に置いておきたいのは、「寒暖差がある」ということと「虫はすでにいる」という事です。
特に初心者が避けておきたいのは、春キャンプでも標高が1000m超えるような高原~山のキャンプです。
春キャンプの醍醐味は冬ほど装備が多くなくて済むという点ですが、標高が1000m変わると気温も6℃下がってしまうため、高原や山では結局冬と同じ装備が必要という事も考えられます。

慣れてきて冬キャンプに挑戦したくなった時が買い変え時と考えてください。
また、夏ほどではありませんが虫はすでにいたる所にいます。
蚊やブヨ、マダニなどキャンパーを困らせる虫たちは活動を開始しているので、虫よけグッズはマストです。

キャンプ場に着いたらまずはサイトの確認を
キャンプ場に着いてからまず始めるのはサイトの確認です。
時期的に獣も動き始めているので、サイトの中にフンがあることもありますのでご注意ください。
また、キャンプビギナーが多い時期なのでゴミや燃えカスが落ちている時もあります。


朝、家を出る際に肌寒いからと言って暖かい恰好をしてくると設営の際に汗だくになってしまい、逆に風邪をひいてしまう事も考えられます。
湿気を吸って暖かくなる高機能インナーは避け、重ね着で寒暖差に対応できるようにしておきましょう。
また、初めてテントを設営するかもしれませんが、テントはあらかじめどこかの公園などで設営を済ませておいてください。
日本は春でも湿度が高く寒暖差があることが多いので、結露対策としてダブルウォールテントをおすすめされると思いますが、シングルウォールと比べて設営の工程が多く、時間がかかる場合があります。
設営に時間がかかりすぎると晩御飯の準備に取り掛かれなくなってしまいますので、ここはしっかりと押さえておきたいところです。
夜のキャンプトラブルも事前に知って対策しよう
寝る際に最も気を付けておきたいのは、食べ残しや食事のごみ、食材が放置されていないかという点です。
実際に筆者が体験したのですが、道中購入した未開封のポン菓子をツールームテントのリビングに置いて就寝した際に、猫に侵入されてめちゃくちゃになっていました…。
これが猫だったのでまだよかったのですが、イノシシやクマだったりすると命の危険すらあり得ます。
冬眠をするクマなどは、冬眠明けの春は空腹で凶暴になっている恐れがあります。

湿度が低くても人間が呼吸をしている以上は水蒸気が発生するので、テントの中は湿度が上がってしまいます。
春は寒暖差が大きく結露もしやすいので、テントの壁沿いにおいてある荷物が濡れてしまうという事があり得るため、寝る前に出来るだけの対策や、壁沿いに濡れたら困るものを置かないようにしておくといいでしょう。
帰る時は次のキャンプに向けた撤収を
帰る前の撤収は、やることが多くてチェックアウトに間に合わないという事もありえますので、あらかじめシミュレーションしておいて片づけ始める時間を決めておきましょう。
この時に急いで適当に片づけると、本来収まっていたはずの荷物が入らなかったり、次に使う時にカビが生えていたりとロクなことがないので丁寧に片づけることをおすすめします。
特にシュラフは人間と常に接しており、思ったよりも多くの水を含んでいる場合があります。
次に使う時にシュラフがカビ臭いとゆっくり寝ることもままならないので、しまってしまう前に天日干しをして湿気を飛ばしておく必要があります。
同様にテントも天日干しをしてしまいたいところですが、曇っていると乾かないこともしばしばあります。
その場合は別の天気のいい日を狙って天日干しをするようにしておけば、テントも長持ちします。

帰宅してもキャンプ道具を保管するまでがキャンプ
帰ってからはキャンプ場で使用したものを洗ったり、整えたりするのを出来るだけ早く済ませておいた方が良いでしょう。
意外と見落としがちなのは食器スポンジや食器をふくのに使ったタオルたち。
キャンプ場で乾かなかった場合はビニール袋などに入れて持ち帰ると思いますが、そのまま忘れ去られるとカビや悪臭の原因になります。
泊りのキャンプのほかに、デイキャンプもする方は積み下ろし方、保管の仕方にも注意が必要です。
とりあえず積み下ろした順に片づけてしまうと、デイキャンプで必要なアイテムを取り出せなくなってしまうので、きちんと分けて片づけておいた方が良いでしょう。
まとめ
春キャンプは他の季節のキャンプと比べてハードルが低いのは間違いありませんが、それゆえになめてかかると痛い目に合ってしまいます。
春キャンプだけに焦点を絞らず、今後自分がどういう風にキャンプをしていきたいかという事も思い描いてキャンプに臨みましょう。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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