キャンプをやってみたい!と思っていきなり設備の整っていないキャンプ場に行くのは非常にリスキーなもの。
いろいろなキャンプ場に行きたい気持ちもわかりますが、まずは高規格キャンプ場で経験を積みましょう。
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キャンプ初心者はまずは高規格キャンプ場から!
道具を買っていざキャンプ、となっても初心者の内は設営がうまくいかなかったり、慣れない自然を相手に四苦八苦したりと色々なリスクがあります。
そんな時に心強いのが高規格キャンプ場です。
高規格キャンプ場とは?
高規格キャンプ場は、一言で言えば「いたれりつくせりなキャンプ場」です。
厳密な定義はありませんが、具体的な要素を挙げると、便利で、清潔で、安全なキャンプ場ともいえます。
まず便利という点では、レンタル用品が充実していたり、家族みんなで入れるような家族風呂があったりと、サービスや設備の充実さがポイントです。
最近は食材の準備をほとんどやってくれるというサービスもあり、食材をもっていかなくてもいい、つまりクーラーボックスを持ってかなくてもいいキャンプ場すらあるようです。
次に清潔さでは、キャンプサイトが整えられているのはもちろんのこと、共用部や炊事場、トイレなどが最低限清掃されていなければなりません。
自然にいる虫は仕方ありませんが、不衛生で出てくる虫がいるようではたまったものではありません。
最後に安全面ですが、子どもが川に落ちたり、危険な場所に入らないような柵が設置されている点や、逆に獣が入り込んでしまわないような柵も大切です。
また、キャンプ場に知らない人が入ってこれないようにゲートで入退場を管理していたり、突然の嵐にも対応できる大きめのセンターハウスがあったりと細かいポイントも見ておいた方が良いでしょう。
高規格キャンプ場の良いところは?
初心者が高規格キャンプ場でキャンプをすると、比較的気軽にキャンプの醍醐味を満喫できることが出来ます。
設備やサービスが整っている分、サイト利用料は高くなってしまいますが、様々なリスクに対処できるため、安心してキャンプすることが出来ます。
キャンプで一番怖いのは、忘れ物と言っても過言ではありません。
例えばペグを忘れるとテントを安全に設営することはできませんし、焚火台やBBQグリルを忘れてしまうと調理が出来なくなってしまいます。
それ以外でもお箸やお玉といった調理器具や、シュラフやマットといった寝室用品なども時として致命的になることも。
高規格キャンプ場では備品を購入したり、レンタルしたりと忘れ物リスクに対処することができるのです。
また、「もうキャンプに行きたくなくなるリスク」を避けることも出来ます。
具体的にはシャワー室やトイレが汚すぎるという場合や、炊事場のマナーが悪すぎて洗い物もろくに出来ない、という事があるとせっかくの楽しいキャンプも悪い思い出になってしまいます。
高規格キャンプ場はきれいに清掃されていたり、マナーの徹底に力を入れているので、そういったリスクも避けることが出来ます。
関東のオススメ高規格キャンプ場はここ!
関東は東京が中心になっていることから、キャンプブームの最先端をいくエリアです。
高規格キャンプ場も様々で、目的別に色々と選ぶことが出来ます。
栃木県/キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原
栃木県那須郡那須町にある「MADE for Kids /こどもにきゃんぷ」をコンセプトとする高規格キャンプ場のキャンプ・アンド・キャビンズ那須高原。
失敗しない家族キャンプやファミリーでも安心のキャンプ場を謳っており、安全で居心地のいいサイトやサービスに定評があります。
口コミを見ても、とにかく「初めてのキャンプにおすすめ」や、「キャンプデビューをここでしました」というものが多く、名実ともに初心者向けのキャンプ場となっています。
初心者でも安心・安全にキャンプが出来るという事は、誰もが安心・安全にキャンプが出来るということでもあります。
とはいえ、いたるところに手が加えられているという訳でもなく、程よく自然が残っているという声もあります。
高規格キャンプ場の要素として「快適」というものがありますが、それでキャンプならではの自然体験を損ねてしまっては意味がありませんので、キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原はよくできた高規格キャンプ場と言っていいでしょう。
公式ページ:キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原
群馬県/北軽井沢スウィートグラス
群馬県吾妻郡にある北軽井沢スウィートグラス は、浅間山を臨む広大な高規格キャンプ場です。
広い敷地の中にテイストの違うエリアがいくつかあり、多様な設備も用意されています。
年中通してイベントも開催しているのも高評価です。
口コミを見ると、「予約が取れないこと以外に弱点無し」という声もあるように、施設の綺麗さ、サービスや設備の充実さなどを見ても一級の高規格キャンプ場と言っていいでしょう。
それゆえ、予約が取りづらいのはデメリットですが、日本全体を見ても設備の充実した高規格キャンプ場はえてしてそういうものです。
また、アクセスも抜群、という訳ではないのはメリットでもデメリットでもあります。
大自然を満喫するにはいいのですが、往復に時間を割かれるので入念な事前準備も必要です。
公式ホームページ:北軽井沢スウィートグラス
関西のオススメ高規格キャンプ場はここ!
関西はアーバンキャンプから本格キャンプまでを高規格キャンプ場で楽しめるところが多くなってきています。
その中でも注目の高規格キャンプ場をセレクトしてみました。
滋賀県/十二坊温泉オートキャンプ場
滋賀県湖南市にある温泉が売りの「十二坊温泉オートキャンプ場」。
キャンプ場情報サイトによると、2018年の西日本のキャンプ場で、最もアクセスがあったということからもその人気が伺えます。
土日の予約はなかなか取れないので、予約争奪戦を勝ち抜いてやっと利用することが出来ます。
利用中は何度でも入ることが出来る温泉は、単純弱放射能温泉(低張性弱アルカリ性温泉)となっており、神経痛や関節痛はもちろん、五十肩や消化器病に効能もあります。
清潔なのはもちろん、炊事場には温水が出る箇所も多く、寒い時期のキャンプでも辛い思いをして洗い物をすることもありません。
車で約4分でコンビニへ、また車で約10分のところにスーパーがあるので、ちょっとした食材を買いに行くのにも手間がかかりません。
和歌山県/リゾート大島
和歌山県串本町の、島にあるキャンプ場です。
島にあると言っても橋でつながっており、橋の手前にもスーパーがあるので不便という事は全くありません。
最大の魅力は何と言っても露天風呂。
海や星空を見ながらお風呂に入ることが出来ます。
島なので人里から離れていますが、中心地からは近いので利便性は抜群。
サイトによっては水はけが悪いのが難点ですが、それ以外の設備面は非常に優秀。
揃っている物や設備も至れり尽くせりという口コミもあります。
リゾート大島というより和歌山県のデメリットですが、高速道路は南の方まで通っていないのでどうしても往復時間に時間がとられてしまいますので余裕をもって動く必要があります。
公式ページ:リゾート大島
まとめ
高規格キャンプ場は初心者にオススメですが、初心者だけが使っていいという訳でもありません。
キャンプスタイルが多様化している今、気軽に自然体験を満喫できる高規格キャンプ場がスタンダードになっていくでしょう。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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