キャンプというとテント泊や車中泊のイメージですが、ルーフテントを使えば車上泊が可能です。
車の上にテントがあるだけでキャンピングカー気分を味わえることから、車中泊に続き密かなブームとなっているのをご存知でしょうか?
ルーフテントが気になるがどれを選べばいいかわからないという方に向けて、ルーフテントのメリットやデメリット、選び方とおすすめ商品を紹介します。
Contents
ルーフテントは車を利用するキャンパーにメリットがいっぱい!
キャンプはキャンプ場でするものと思っていませんか?
ルーフテントがあれば、キャンプ場以外の場所でもテント泊ができます。
まだまだあるルーフテントのメリットを見ていきましょう。
車に付けたままでOK
ルーフテントは車に付けたまま使えますし、設営も撤収も簡単です。
オートキャンプなら車の横にテントを設営できますがそうではない場合、駐車場から区画までテントや荷物を運ばないといけませんよね。
ルーフテントは車の上に設置しておけばテントを持ち運ぶこともなく、設営も撤収も簡単です。
車の上に付けたまま走行できるので、キャンプ場以外にも道の駅やサービスエリアの駐車場といった場所でもテント泊ができまます。
地面が凸凹でもへっちゃら
キャンプ場によっては地面が凸凹していたり、雨が降った翌日や雨の日は地面がぬかるんでいたりするので、テントを設営しにくいと感じますよね。
お気に入りのテントが泥だらけになれば、テンションも下がってしまいます。
その点ルーフテントなら、地面が凸凹でもぬかるんでいても関係ありません。
夜になっても気温が下がらない熱帯夜は地面の熱の影響で寝苦しくて一睡もできない…なんてことや、寒い冬は地面から伝わる底冷えに凍えて眠れないということもありますよね。
ルーフテントならこういったこともなく快適に過ごせます。
キャンピングカー気分を味わえる
車の上にテントがあるというだけで、キャンピングカーのような雰囲気を楽しめるのもルーフテントの魅力です。
愛車をキャンピングカーのように使えるので、キャンプに行くのが楽しくなりますよ!
キャンプに行けないときは、自宅の駐車場でもキャンプ気分を味わえます。
車を買い替えても使える
ルーフテントはルーフキャリアに取り付けるだけなので、車を買い替えてもテントはそのまま使用できます。
ルーフテントが取り付けられるのは、軽自動車だとジムニーやハスラーが人気ですが、実はほとんどの車に取り付けが可能です。
車中泊より快適!災害時にも活用できる
一時期大ブームとなった車中泊は、車内が広い車やシートがフラットに倒れるなら寝るときも快適ですが、そうではない窮屈に感じてしまいますよね。
ルーフテントにも種類はありますが、1人用からファミリー用まで用途に合わせられますし、足を伸ばしてゆったりと寛げます。
災害時にも車中泊をすることがありますが、ルーフテントがあれば軽自動車でも窮屈な思いをせずに済むのがポイント。
足を伸ばして眠れるので災害時の車中泊で問題になっている、エコノミー症候群のリスクを軽減できるというメリットもあります。
ルーフテントを購入前に知っておくべきデメリットと注意点
メリットだらけに思えるルーフテントにも、デメリットは存在します。
購入してから後悔しないためにも、ルーフテントのデメリットと使用する際の注意点を知っておくことが大切です。
車にルーフテントを取り付けた後の高さに注意
ルーフテントは車に取り付けたまま使用します。
元から車高が高い車は、高さ制限のある立体駐車場やコインパーキング、洗車機に入れないことがありますので、取り付け後の車高をチェックしておきましょう。
ルーフキャリアの耐荷重をチェック
ルーフテントはルーフキャリアに取り付けますが、車種によってルーフキャリアの耐荷重は異なります。
耐荷重を超える重量のテントは設置できませんので、ルーフテントを購入の際はルーフキャリアの耐荷重以内の重量であるかどうかを確認してください。
ルーフテントを取り付けた後の走行について
ルーフテントの種類によっても重量は変わってきますが、車の上に取り付けるという性質上から走行時は今までと違うことを理解しておくことが大切です。
車高が高い車は、ルーフテントによってさらに高さが加わり重心も高くなります。
今までは問題なく走行できていたカーブでバランスを崩してしまったり、ブレーキが効かなくなったりすることも!
風の強い日も注意が必要です。
価格が高め
ルーフテントは快適性を重視して設計されているため、一般的なテントに比べて価格が高めです。
価格帯はメーカーやサイズ、機能性でも変わりますが、数万円~数十万円するものが多く気軽に購入できるとは言えません。
購入する場合は価格と相談して決めるとよいでしょう。
ルーフテントの選び方
ルーフテントといっても実はいくつか種類があり、用途によって選択肢は変わってきます。
用途に合わせておすすめのルーフテントを紹介しますので、購入の参考にしてください。
ソロキャンプには「シェル型」
シェル型は貝のように開くことが名前の由来です。
開閉が用意なので扱いやすく、初心者やソロキャンプにおすすめ!
閉じた状態でも高さがあるので、布団やマットを敷いたまま使えます。
ただしあまり広さはないので2人までまら対応できますが、2人以上には不向きです。
GIBSON-GRAVIS
シャル型ですが、大人2人まで対応しているのでゆったりとしたスペースを確保できます。防水性の高い生地を使用しているので雨の日も安心。
入り口には防虫ネットがあるので、開けたままでも虫が入ってきません。
手軽さ重視なら「ダンパー型」
ダンパー式は、ロックを解除するだけで素早く展開できるのが魅力です。
手動でハンドルを回すタイプと全自動式に分かれており、それぞれに特徴が違います。
全自動は手間いらずですが価格が高めで、手動は少し安いものの収納の際に面倒に感じることがあります。
使い勝手の良さを重視したいなら、全自動がおすすめです。
マジョリーナ-エアトップ
全自動のダンパー式では、マジョリーナのエアトップがおすすめ!
前後に配置されているセーフティロックを解除すれば、後は全自動で展開します。
ガス圧式なので簡単ですし、収納も自動なので手間いらずです。
車上キャンプで人気のルーフテントブランド
ルーフテントは高額なので購入してから後悔しないよう、慎重な見極めが必要です。
選ぶなら信頼と実績のある人気ブランドのものを選びたいものですよね。
おすすめのルーフテントブランドを紹介しますので、気になる方はチェックしてみてください。
軽量で扱いやすい「ルーフテントジャパン」
車上白の様子をブログで紹介している人にも愛用者が多いのが、ルーフテントジャパンです。
ソロキャンプにおすすめの「Altair80」と、2人用の「Altair130」はいずれも二重構造で軽量化を実現しています。
本体重量は、Altair80が19kg、Altair130が28kgと軽く、カバーは約3kg、はしごは4.9kg~7kgと全体の重量も軽めに設計されているのがポイント。
前後にオイルダンパーがあるので、広げたらはしごを付けるだけという手軽さも魅力です。
幅広いニーズに対応できる「マジョリーナ」
ルーフテントの元祖として世界中で愛されているブランドです。
幅広いニーズに対応できる高品質なルーフテントは、熟練の職人がハンドメイドで仕上げています。
デザインやサイズも豊富に揃っていますし、それぞれのモデルに2種類の展開方法のモデルを用意しているのがポイント。
ソロキャンプやカップルキャンプ、ファミリーキャンプまで、用途に合わせた選択が可能です。
洗練されたデザインもマジョリーナの魅力となっています。
まとめ
キャンパーの間で注目度が高まっているルーフテント。
おしゃれなだけでなく快適にキャンプを楽しめるのも魅力です。
普通のキャンプでは物足りないという方にもおすすめ!
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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