車の個人輸入でトラブル発生!代行会社と連絡がつかない….詐欺られたのか。

こんにちは、Kazukiです。

今日はちょっと物騒なタイトルですね、

ただ現実に起こったことなのでシェアしていきたいと思います。

昨日の記事で少しだけ触れたのですが、
筆者が利用した代行会社をおすすめできない理由が実はこれです。

1967年式 インパラを個人で輸入してみた2:本国陸送とロサンゼルス/ロングビーチ港からの車両輸入

2018年7月23日

車の出航連絡後、代行会社から音沙汰なし

車の個人輸入を行うのにそもそも代行会社が必要なの?って疑問がありますが、
一口に個人輸入といっても昨日書いたように輸出者の問題がありますので完全に個人輸入というのは現実的に難しいのでないかと思います。

つまり部分的に他社の手を借りて全行程のほとんどを自分でやるようなイメージになります。

なので今回筆者の場合は日本の代行会社の紹介というかたちでUSA側のエージェントを手配してもらいました。
が、この代行会社のレスポンスが神がかって悪かったのです。

また筆者は船代などの諸費用を事前に代行会社経由で支払いをしていたので本来こちら側からの支払いは必要がないはずでしたが、
蓋を開けてみたら車の到着通知arrival notice(アライバルノーティス)と一緒に船代諸々の請求書が送られてくる始末。

代行会社に電話をしてもベルは鳴るものの出ず、
メールを送ってもレスポンスなし。

しかも船会社曰く、
船代を支払わない限りはDO(デリバリーオーダー)の引換ができないとのこと。
DOはアライバルノーティスが到着するのと同時に届くBILL(今回はエクスプレスビル)と引き換えで受け取る大切な書類のことです。

社長
まいったね、ほんとに。

因みに車は到着すると自動的に指定の蔵地へと移動され、
1週間くらいを経過すると1日3000円くらいの保管料が発生することになるので車が到着したらすみやかに車の引き取りと輸入通関などの各種手続きを行う必要があります。

それにある程度予定を合わせてスケジュールを組んでいるので数日でもズレるとマジで都合がつかなくなりやばいです。

やまひつじ
社長は車の引き取り直後に中国出張のスケジュールがあったんだよね

3日間電話し続けたらようやく繋がった

「今、沖縄に旅行行ってるんで」
電話繋がって開口一番に代行会社の代表がそういった。

社長
はあ?

いや、まず謝ろうよ、意味不明です。

もうほとんど呆れてしまっていた筆者はとりあえず現状について話をしたうえで船代を船会社に送金するように指示しました。
一応口約束の上では了承していたが定かではないためとにかく振込みをしたら再度連絡をよこすように言っておいたのですが、

結果からいうと船代は振り込まれましたが連絡はありませんでした。

社長
代行会社に手間賃ということで3万円を事前に振込みしていましたが、事実上あんた何もしとらんやんけ。。。

代行会社経由せずにエージェントを直接見つけた方が良い件

一応建前上ですが代行会社の紹介というかたちで、
あるエージェントを紹介してもらいましたが結局のところ彼(エージェント)も一個人であるので最初からエージェントを直接見つけるほうが安く上がります。
そのためにはUPworkのようなSOHOサイトで直接募集したり、現地の代行会社に依頼するほうがおそらくよっぽど安いでしょう。

ただしやりとりが原則として英語になります、
現地に依頼する場合はこちら側が段取りをある程度知っている必要があるのでその点では多少ハードルが上がってしまうかもしれません。
逆にそのあたりの手間も楽しんでできるような感じでなければ個人輸入はあまり現実的ではないかなと思います。

普通に代行会社を使用した場合の費用

実際にある代行会社に見積もりをした場合ですが下記のようになりました。

  • アリゾナ-ロサンゼルス陸送 クローズドトラック 120000円
  • 輸出通関 100000円
  • コンテナ混載船便 220000円
  • 輸入通関 60000円
  • 輸入代行手数料 300000円
  • 国内新規検査基本料金 100000円(技術料)
  • 自賠責保険料 36780円
  • 重量税 49200円
  • 車検印紙代 1800円
  • 車検テスター代 3000円
  • 登録諸費用 38000円
  • 登録印紙 700円
  • その他整備費用実費

合計 1029480円(約103万円)

一応2社に見積もりを取りましたがだいたい同じくらいだったのでおそらくほとんど相場なのではないかと思います。

また見てもわかるように輸出通関とか輸入通関とか本来自分たちではやれば基本的に費用が発生しないところに対しても輸入代行費用以外の費用を上乗せしているので結局のところ彼らもそれぞれのエージェントを立てて処理を行っているということです。

つまりそれぞれの工程にそれぞれの専門の会社(下請けみたいに)に依頼したうえでその一部をさらにピンハネしているということでしょうね。

やまひつじ
なんてあこぎな商売なんだ!

輸入だけ代行して自分で登録や車検、整備などを全部やる、という感じでも大体80万円くらいかかる計算となります。
因みに別途輸入消費税の8%が掛かること忘れてはいけません。(関税は無税)
車体価格に8%分の消費税が掛かりますので乗り出し迄には相当なコストがかかることがわかりますね。

詳しい費用明細と比較に関してはまた最後の方で書いていきますね。

ここまでの費用

  • 車両代金(実費)
  • 送金手数料など1万円くらい?
  • 本国陸送費用3万円~10万円くらい?
  • エージェント手数料(輸出通関費用など)5万円くらい?
  • 代行会社手数料(手間賃3万円)
  • 船代(積込費用含む)1305ドル(大体14万円くらい)

筆者の支払い実費=315600円


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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!