キャンプの楽しみといえば焚火!!
秋から冬にかけてのキャンプではもちろん、春や夏でもキャンプ場の夜は冷え込む場合もあり、焚火で暖を取りたくなりますよね。
暖をとるだけでなく、焚火を使って調理をしたりしても楽しいですし、町中ではなかなか焚火ができる場所がないので、キャンプに行った際はぜひ焚火をしたいものです。
そこで今回は焚火をする為に必要な道具や方法などを紹介していきたいと思います。
準備をしっかりして、焚火を楽しめるようになりましょう!
キャンプでの焚火の魅力
実は焚火や火を見つめる行為はヒーリング効果があるとされ、海外のチャンネルでは焚火の映像がずっと流れるものもあります。
実際に火を見つめていると穏やかな気持ちになります。
焚火やBBQなどの火を囲う状態で人と話すと、普段は話さないことや、人生について語ったりと、心がリラックスしている状態を体験をしている方も多いと思います。
それを抜きにしたとしても、単純に気の合う仲間と焚火を囲んで食べる料理や飲むお酒は格別です。
焚火をする方法
焚火をする方法は大きく分けて2つあります。
キャンプ場などの管理施設で焚火を行う場合は、必ず許可された方法で焚火をしましょう。
直火で焚火をする
地面に薪やレンガなどを組んで火を起こし焚火をする方法です。
基本的に多くのキャンプ場では禁止されています。
焚火台を使って焚火をする
焚火台と呼ばれる道具の上に薪や炭などの燃料を置いて焚火をする方法です。
焚火に必要な道具6つ
焚火をするために必ず必要な道具6つを紹介します。
これ6つさえあれば誰でも焚火ができるので参考にしてみてください。
焚火台
様々なサイズやタイプがあるので、使用人数や用途など自分にあったものを選びましょう。
焚火台で調理もするとなると大きいサイズを選ぶ必要も出てくるので、その焚火台でしたいのは、焚火だけなのか、メインで調理もしたいのかを考えておくのがポイントです。
火ばさみ
火を育てるためには風通しを必要とし、火の強さを調節するためにもこまめに燃料を動かす必要があります。
焚火台のサイズにもよりますが、火ばさみが短いと火の粉が手に飛んできやすいので、40~50㎝程度の長さがあるものをおすすめします。
燃料
燃料は大きく分けて2つあります。
用途によって使う燃料が違うので購入の際は注意が必要です。
薪
火が大きく燃え上がりやすいので暖をとりたいとき向けの燃料です。
火力の調節がしにくく、燃焼のスピードも早いので調理には向いていません。
炭
火力が安定しやすく、持続性も高いのでBBQや調理むけの燃料です。
炭の量ですぐに火力が調節しやすいのも調理に向くポイントです。
その他
キャンプ場で手に入る自然の燃料として小枝や枯れ葉、特に松ぼっくりや杉の葉は燃えやすいので、火を育てるときに使う燃料としておすすめです。
焚き付け
薪や炭など主となる燃料に火を移すために用いられるのが焚き付けです。
焚き付けは着火剤ともよばれ、ホームセンターなどで比較的に低価格で売られています。
皮手袋
軍手を使う方もいますが、割った薪などが刺さったりする場合もあるので皮手袋をおすすめします。
皮手袋はキャンプブランドの物ではなく、ホームセンターで1000円前後で売られているものでも十分です。
着火するツール
焚火の火おこしにファイヤースターターをおすすめする理由
ファイヤースターターとはキャンプなどで火を起こす時に使う道具です。
マグネシウム棒で出来たロッドと、ロッドを擦る為の専用の金属のストライカーがセットになった非常にシンプルなもので、手動でストライカーをロッドに擦って火を起こします。
原理的には火打石のような感じです。
基本的に軽量で持ち運びが簡単なコンパクトサイズのものが多いです。
以下でファイヤースターターをおすすめする理由を紹介していきます。
悪天候でも使用可能
屋外で強い風や雨が降っているときでも火を起こすことが可能です。
ロッドが濡れてもタオルなどで拭くだけですぐに使えるのもポイントです。
寿命が長い
基本的に使用可能回数は数千回単位です。
ロッドの太さと長さで使用回数が変わりますが、サイズが大きいものほど長持ちし、万単位の発火も可能です。
便利なグッズがついている
ホイッスルやオープナー、簡易的なメジャーなど、緊急時やキャンプで使える便利グッズが付帯されているものが多いです。
非日常感、キャンプ感が味わえる
日常で使うことが少ないツールなので、あえて使用することで「非日常」が味わえます。
キャンプは敢えて手間を楽しむという醍醐味があり、いつもと違った少しだけ手間のかかるファイヤースターターで火を起こす事によってその醍醐味が体感できると思います。
ファイヤースターターは使い慣れてくると、専用のストライカーでなくアウトドアナイフを使って火を起こせるようになる遊びの段階があるのもポイントです。
焚火であると便利な道具
焚火をする際に必ず必要ではないけれど、あるとスムーズに焚火ができたり、焚火を楽しむことができる便利な道具を紹介します。
バトニング用ナイフor斧
購入した薪が大きいとすぐには火がつきにくいので、小さくカットする必要があります。
薪をカットできる道具があるとスムーズに焚火が始められます。
※ナイフで薪を割ることをバトニングと言います。
防炎ブランケット
炭で焚火をする時もですが、薪で焚火をする時は思ったよりも火の粉が飛んできます。
野外などの暗い場所では気づきにくいですが、焚火をした次の日に服に穴が空いている事があります。
防火ブランケットがあれば、服に穴が空く心配もなく焚火で暖をとれますし、ブランケットでも暖をとれて一石二鳥なのでおすすめです。
アウトドアチェア
火の元が低くて地べたに座われてもおしりから冷えてくる場合もあります。
その時にアウトドアチェアがあれば、焚火の近くに座ることができ全身を暖めることができます。
背もたれもついているタイプであれば夜空を眺めながら、よりいっそうリラックスした状態で焚火の燃える音に耳を傾けることができます。
焚火のポイント
道具を揃えて、いざ!焚火をするぞ!となったときに、なかなか火が薪や炭に燃え移らないで困った経験がある人も多いと思います。
そこで上手く焚火ができる、主となる燃料に着火させて火を大きくするコツを紹介します。
初めのうちは焚き付け材や着火剤を使用する
本当に今まで火がつかなかったのがウソのように、着火剤を使用するだけですぐに火がつきます。
着火剤を一番下に置き、その上に炭や薪を接着するようにのせて着火剤に火を付けます。
この時に炭や薪などをのせすぎて空気の通り道がないと、火がつきにくくなるので注意が必要です。
小さな燃料でやぐらを作っておく
初めから大きなものを燃やそうとしても難しく、小さなものから燃やしてどんどん火を大きくしていくのがコツです。
先に木の枝や、細くカットした薪を三角錐の形になるように組んで設置しておきます。
組んだ燃料の下に、燃えやすいティッシュや新聞紙をふんわり丸めたものなどをいれて着火し、木の枝や薪などに引火したら、徐々に大きな燃料を加えて、火を大きくしていきます。
この際も、一度にたくさんの燃料を加えるのでなく、空気の通り道を確保しながら少しづつ燃料を加えると、火が消えることなく、大きく育っていきます。
まとめ
焚火を囲みながら暖をとり、仲間と語り合う。
それだけでキャンプは充実したものになると思います。
そして仲間と語り合わずとも、火をみつめるだけで癒される効果もあります。
Youtubeやってます!
チャンネル登録ぜひよろしくお願いします!
佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!