キャンプ料理で使う野菜の選び方&農薬の洗浄方法

キャンプ料理でなくてはならない野菜。
キャンプ料理で使う野菜は特別なものはあまりなく、スーパーなどで入手できるものばかりです。
ただ、選び方を工夫するだけで、美味しい野菜をキャンプで使えるようになります。
ここでは、キャンプ料理で使う野菜の選び方や農薬の洗浄方法などについて紹介します。

キャンプ料理で使うアスパラガスの選び方など


ビタミンCやビタミンK、葉酸など豊富な栄養素が含まれるアスパラガス。
アスパラガスの旬は初夏なので、キャンプ料理にぴったりな野菜といってよいでしょう。
日光を当てて育てるのがグリーンアスパラガス、日光を遮って育てるのがホワイトアスパラガスです。

北海道や佐賀県、長野県、長崎県などがアスパラガスの産地となっていますが、オーストラリアやメキシコなどからも輸入される時期があります。
新鮮なグリーンアスパラガスは濃い緑色をしており、触ってもハリがありみずみずしいです。

スーパーでは真っ直ぐで、硬い穂先、太い茎のグリーンアスパラガスを選んで下さい
筋張っていたり、乾燥した切り口だったりするグリーンアスパラガスは避けた方がいいでしょう。
キャンプでグリーンアスパラガスは茹でても焼いても美味しいですが、茹で上がったら冷水で冷やし、水気をとって料理して下さい。

キャンプ料理で使うキャベツの選び方など


キャベツの原産は欧州で、明治あたりから日本で食べられるようになりました。
キャベツは一年中スーパーなどで購入できますが、春キャベツは4~6月、冬キャベツは11~3月、夏秋キャベツは7~10月あたりから出回ります。

新キャベツともいわれる春キャベツは、5月頃が最も旬で、柔らかく緩やかな巻きが特徴となっています。
冬キャベツの中でも寒玉といわれるキャベツは甘みがあって煮ても崩れづらいので、ロールキャベツに使うととても美味しく頂けます。
夏秋キャベツは高原キャベツともいわれ、柔らかい葉が特徴です。

キャベツを選ぶ際は、葉が詰まっており、持ってみてずっしり重いものを選んで下さい。
カットしてあるキャベツは、芯の割合が少ないものを選びましょう。
キャンプで定番の焼きそばでキャベツを使うことがあり、切る際は、葉脈と垂直になるようにすることで、柔らかな仕上がりになります。

キャンプ料理で使うさつまいもの選び方など


秋の味覚の代表格といえばさつまいもですね。
江戸時代から食べられてきたさつまいもは、ビタミンB6やビタミンC、ビタミンEが含まれているため、老化防止や美肌効果があるといわれています。

関東では紅あずま、西日本では鳴門金時がよく出回っており、種子島産の安納芋は人気があります。
さつまいもを選ぶ際は、ふっくらとしており、ムラが無く鮮やかな色をしたものがおすすめです。

やまひつじ
さつまいもの軸から蜜が出ていると、完熟している証拠なので選ぶ際のポイントになりますよ。
購入したさつまいもはキッチンペーパーに包んでからビニールに入れて、風通しの良い場所で常温保存し、冷蔵庫に入れて冷やし過ぎないようにしましょう。
キャンプでは、キッチンペーパーに包んださつまいもを水で濡らしてから、アルミホイルに包み、焚き火で焼くと美味しい焼き芋になります。

キャンプ料理で使うシイタケの選び方など


世界三大栽培きのこのひとつに数えられるシイタケは、低カロリーなのでダイエットしている人でも安心して食べられる野菜です。
シイタケはスーパーなどで一年中、入手することができますが、本来は春と秋が旬です。
シイタケはキャンプのバーベキューに欠かせない野菜ですね。

干ししいたけと生シイタケが販売されており、干ししいたけは肉厚などんこ(冬菇)と肉薄なこうしん(香信)といった種類に分けられます。
スーパーなどで生シイタケを選ぶ際は、丸みがありふっくらとしており、かさが開いていないものがおすすめです。

また、白いひだ、短い軸の生シイタケも新鮮で美味しいです。
シイタケは水洗いせずに、キッチンペーパーで汚れなどを落として下さい。

キャンプ料理で使うタマネギの選び方など


辛みやにおいがあるタマネギは、抗酸化作用があるケルセチンや旨み成分のグルタミン酸が含まれているので、料理に使うことでとても美味しく仕上がります。
暖かな気候を好むタマネギは、北海道や温暖な関西地方で春や秋に収穫されることが多いです。

秋に収穫されたタマネギを冷蔵で貯蔵し少しずつ出荷しているそうなので、一年中、食べることができます。
タマネギを選ぶ際は、光沢や艶がありよく乾燥した皮で、持ってみて硬く重いものがおすすめです。

同じ大きさのタマネギであれば、根の部分ができるだけ小さいものを選んで下さい。
タマネギを切る際は、よく切れる包丁を使う事で、涙が出づらくなります。
キャンプのバーベキューでは輪切りにしたタマネギを串に刺して焼き上げるととても美味しいです。

キャンプ料理で使うとうもろこしの選び方など


世界三大穀物のひとつに数えられるとうもろこしは、甘みが強くとても美味しい野菜です。
とうもろこしにはアミノ酸やアスパラギン酸を多く含むので、疲労回復に寄与するといわれています。
スーパーあどでは北海道が産地のとうもろこしが多く、旬は夏です。

皮付きのとうもろこしを選ぶ際は、濃い緑の皮で頭部に毛が付いており、皮の上から触って粒が揃っているものを選んで下さい。
とうもろこしを茹でる際は、皮をむいて、たっぷりの塩水を使いましょう。

キャンプ料理で使うナスの選び方など


ナスは油や調味料などによくなじみ、くせがない味なので色々な料理に合う野菜です。
93.2%が水分のナスは低カロリーなので、ダイエットしている方に強い味方となっています。
ハウス栽培が多いナスは、一年中出回っていますが、初秋が旬で、秋ナスは艶がよく、濃厚な味わいが楽しめます。

ナスを選ぶ際は、鮮やかな紫色で、艶やハリ、重量感があるものを選んで下さい。
みずみずしい切り口や尖ったトゲがあるガクも新鮮なナスを選ぶポイントです。
ナスはアクが強いので、切ったらすぐに水に浸けるようにするようにしましょう。

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2020年6月16日

野菜についた農薬の洗浄方法について


巷には無農薬野菜やオーガニック野菜もありますが、通常の野菜を食べる際に気になるのが農薬ですね。
皮をむいて食べる野菜は農薬についてはあまり心配ありませんが、皮をむかずに食べる野菜は、農薬をできるだけ取り除いて食べたほうが安心です。
ここでは、野菜についた農薬の洗浄方法について紹介します。

野菜についた農薬の洗浄方法①流水で洗浄する

水溶性の農薬の場合は、流水で洗浄することが可能です。
ほうれん草など葉物野菜は、ボウルに流水を溜めながら漬けおき洗いして、農薬を洗浄します。

野菜についた農薬の洗浄方法②専用の洗剤を使う

流水で農薬を洗浄するより、専用の洗剤を使ったほうが効果的だという説があります。
洗剤は人体に無害といわれており、安心して使えそうです。

野菜についた農薬の洗浄方法③重曹や酢を使う

重曹や酢を入れた水に野菜を浸して農薬を洗浄する方法もあります。
ただ、重曹を入れた水に野菜を浸す時間は栄養素を流さないためにも30秒程度にして下さい。

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2020年6月3日

まとめ

キャンプ料理で使う野菜の選び方と農薬の洗浄方法などについて紹介しました。
普段、スーパーなどで何気なく買っている野菜でも、選び方や旬な時期が分かるとより美味しい野菜が入手できるようになります。
野菜についた農薬の洗浄方法は色々ありますが、自分で納得できる方法を選んだほうがいいでしょう。

社長
キャンプ料理には野菜は必需品なので、できるだけ安全で美味しく頂きたいものですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!