燻製でワンランク上のキャンプ飯を目指す!【道具編】

キャンプで食事を楽しもうと思うと候補に挙がってくるのが「燻製料理」。
やったことがないキャンパーからすると道具ややり方などを理解するのがハードルを高いと感じることもあるようですが、実はとっても簡単なんです。
今回はそろえる道具についてまとめています。

そもそも燻製とは?


燻製と一言で言ってもいくつか種類があり、それぞれやり方やメリットが全く異なります。知らなくても燻製は出来ますが、燻製をやろうと思うのであれば知っておいて損はありません。

難易度★☆☆ 熱燻 ~初心者でも気軽に楽しめる燻製~

燻製の中でも最も気軽で試しやすいのがこの熱燻です。
80度以上の高温の中、1時間程度の短時間で燻すという定義があり、燻製の意義の一つである「保存性を高める」という面では効果は薄いですが、燻製料理として香りを楽しむには十分です。
熱で起こした煙を食材と一緒に閉じ込めるという方法が主流ですが、焚火で調理する焚火調理が香りをつけながら食材を調理するという意味では広義の熱燻と言ってもいいでしょう。

80度以上となると結構な高温ですので、そういった煙をある程度浴びせることで食材に香りが移り、食べたときの印象を変えます。
魚介類や肉類など、幅広い食材に対応可能ですが、唯一気を付けないといけないのが熱で溶けてしまう食材です。
特に燻製しがちなチーズに関しては、網の上において燻製にかけると溶けて下に全部落ちてしまうという悲劇も起こりかねないので注意しましょう。

難易度★★☆ 温燻 ~一般的な燻製~

一般的に燻製と言われる場合はこの「温燻」の事を指すことが多く、香りもついて若干の保存性がありますが、念のため燻製をかけたらすぐに食べてしまった方が安全です。
30度から80度程度の温度で燻製をかけていきますが、熱燻よりも長い時間燻製にかけるので半程度の水分がとんでいくため保存性が上がるのですが、逆にジューシーさは失われます。
わかりやすい加工品で行くと、ベーコンやソーセージなどが当てはまります。

熱燻と比べると時間がかかるため、その分手間に感じますが、煙の管理さえ出来てさえいればそこまで大変な方法ではありません。
温燻をマスターすると燻製の世界が一気に広がり、抜け出せなくなってしまう事が注意点ですね。

難易度★★★ 冷燻 ~保存食になる燻製~

燻製の中でも群を抜いて難易度が高いのが、この冷燻。
25度~50度(15度~30度と言われる場合もあります)の温度で燻製をかけ続けることになりますが、温度が低いため燻製をかける時間も非常に長く、2週間から数か月かけるというケースもあるそうです。
日本は四季がしっかりとある上に湿度が高くなりやすいので冷燻には向いていませんが、冬場であればチャンスがあります。
水分がほとんどとんでしまうので一度作ってさえしまえば長期間保存することが出来ます。

キャンプ場で冷燻をすることはまずありませんが、冬場のキャンプに行き辛い時期に冷燻に挑戦して保存食を蓄え、春以降のキャンプに持ち出すという楽しみ方も可能です。

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燻製に必要な道具はこれ!

それでは具体的に必要な道具を見ていきます。
冷燻以外であれば必要な道具は少なく、やろうとさえ思えば誰でも気軽に始めることが出来るでしょう。

燻製機


冷燻を考えているのであれば温度調節のできる燻製機であるのがマストですが、そこまで考えていないのであればそこまでの装備は必要ありません。
むしろ、自分がどういったものを燻製したいのかをよくイメージした上でサイズ感を決めておくことの方が重要です。

特にベーコンなどを吊り下げて燻製しようと思うと縦に長い燻製機で、吊り下げに対応しているものでなければなりません。
燻製機の場合は「大は小を兼ねる」ので、ゆくゆくは大型のものを燻製する予定があるのであれば大きな燻製機を選んでおくといいでしょう。

アウトドアに持ち出すという前提ですので、素材はステンレス製一択です。
陶器や鉄製のものもありますが、メンテナンス性や重さを考えると現実的ではないですし、世の中に出回っている燻製機はステンレス製が多いのでそこまで心配する必要はありません。

スモークチップ/スモークウッド


燻製をする以上は煙を発生させるためのスモークチップやスモークウッドがないと始まりません。
スモークチップは木を細かくチップ上にしたもので熱燻向きスモークウッドは粉砕した木をブロック状に成型したもので温燻向きです。
燃え尽きるスピードで考えると前者は早く、後者は遅いので理屈で考えると迷わないでしょう。

樹種によって香りが異なっており、燻製したいものに合わせてセレクトしてください。
上級者向けではありますが、場合によってはコーヒーのようにブレンドするとオリジナル感が増します。

燻製機は自作できる!コスパ最強の作り方


燻製機はわざわざ購入しなくても、自作することができます。
使いやすさで言えばきちんとしたものを購入した方がいいかもしれませんが、メンテナンスや保管の事を考えると段ボールなどで自作する簡易な燻製機という選択肢もアリだと思います。
必要な道具は段ボールとバーベキュー用の網、切り込みを入れるカッターです。

やまひつじ
その気になれば500円以内で自作することが出来るラインナップですね。

ポイントは、段ボールよりも大きな網を用意するという事です。
段ボールに切り込みを入れて、網を通せばそれだけで燻製機は完成します。
食材を網の上に乗せ、アルミホイルなどの上にスモークチップを置いて火をつければふたを閉めるだけでOKです。
素材が段ボールですので、火の取り扱いに注意してください。
スモークチップの下に置くアルミホイルもそれだけでは安心できませんので、目を離さないように注意は必要です。

他にもボールを二つ重ね合わせて作るタイプや、木箱を作って長い間使える燻製機を作るというキャンパーもいるので、自作燻製機というニッチな世界観も独立して成長しています。

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オススメ燻製機を紹介!

簡易的な燻製機で燻製入門をした後は、しっかりとした燻製機を買って使ってみましょう。
一度買ってしまえば長いこと使えますので、最初からそれなりの品質で信頼できるものを購入してください。

ホンマ製作所/スモークシェフ

キャンプ好きであればホンマ製作所と聞くと薪ストーブを思い浮かべるでしょうが、実は燻製機も優秀なんです。
ホンマ製作所はものづくり王国新潟県に工場を構えており、その品質は折り紙付き。
組み立て式で長い食材にも対応できる上に、コンパクトに収納できるため外に持ち出すのにも、家で保管するのにも便利です。
素材はガルバリウム鋼板と聞き馴染みのない名前ですが、スノーピークのシェルフコンテナと同様の頑強な素材と言われればわかりやすいかもしれません。

SOTO/いぶし処

新富士バーナーのアウトドアブランドであるSOTOから、いかにもおいしい燻製が作れそうな名前で燻製機が発売されています。
見た目は出前でおなじみの「おかもち」のような無骨なスタイルがキャンパー心をくすぐります。
立てに長いので吊り下げも可能で、網をセットすれば段を分けて一度にたくさんの食材を燻製することが出来ます。
初心者でも始めやすいスターターセットが何種類か用意されているので、初めての方には特におすすめです。

まとめ

奥深い燻製の世界へ踏み込みには、まずは道具選びから。

社長
せっかく買うなら長く使えるものを選びたいですが、まずは燻製体験を簡易的な燻製機でやってみて、向いているか試しましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!