ペットと行く冬キャンプを快適に楽しむためのポイントや便利グッズをご紹介

童謡の「雪やこんこ」で犬は喜び庭かけまわりという歌詞があるように、犬は毛皮を着ているのだから寒くないだろうと思われがちです。
しかし室内で暮らしている犬にとって、屋外で過ごすことになるキャンプは人同様にしっかりとした防寒対策が欠かせません。
ペットの防寒対策やあると便利なグッズを紹介しますので、ペットと初めての冬キャンプに行くときの参考にしてください。

ペットとの冬キャンプには電源サイトがおすすめ


冬キャンプで暖を取る方法としては焚火やストーブがありますが、夜寝るときには焚火もストーブ消してしまいますよね。
暖かい冬用の寝袋があるのでペットと一緒に寝ればいいだろうと思っていても、寝ている間にペットが外に出てしまえば、自力で寝袋の中に戻れないことも。
飼い主さんが気づいて中に入れてあげられるといいのですが、気づかないとペットは寒さに凍えながら夜を過ごさないといけません。

ペットと冬キャンプに行くなら、ホットカーペットが使える電源サイトをおすすめします。
ただしホットカーペットは人用ではなく、ペット用を使うことが大切です。
人用だと温度が高すぎて低温やけどの可能性があるので注意してください。
ペット用のベッドにペット用のホットカーペットをセットしておけば、夜も暖かく快適に眠れます。

社長
寒冷地や標高の高いキャンプ場では、ベッドの下に銀マットや冷気をカットするマットなども敷いておくと安心ですよ。

アイリスオーヤマ ペット用ホットカーペット PHK-M

ペット用ホットカーペットは、高温にならないので夜寝るときにつけっぱなしでも安心です。
両面使用できるものは、気温に合わせて使い分けもできます。
自動で温度を切り替える機能がついているものは、ペットにとって快適な温度を維持できるのもポイント。
噛み癖がある場合は、コードを保護するガードがついているかどうかもチェックしておくと安心です。

電源サイトを利用できない場合は、ポータブル電源があると便利。
ポータブル電源がない場合は、USB式のホットカーペット(ペット用)をモバイルバッテリーで使うという方法もあります。
ただし使用できる時間が短いと、夜中に切れてしまい寒い思いをさせるので注意しましょう。

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2020年10月2日

冬キャンプに用意したいペットの防寒具

雪遊びが大好きでも長時間雪の中で遊ぶと体が冷えますし、雪で体毛が濡れると低体温症になる可能性もあるので注意しましょう。
ペットにも防寒着やレインコートを着せてあげると安心です。
ただし普段から着慣れていないと、ストレスになるので慣れさせておきましょう。

MaruPet(マルペット) 犬 レインコート

雪の中で遊ばせる場合は、お腹が冷えないようお腹まで隠れるレインウエアがおすすめです。
また、サイズが合っていないと体を締め付けたり脱げてしまったりするので、しっかりとサイズを測り合っているものを見極めてください。

ポウズ (PAWZ) ラバードッグブーツ

足が濡れると体が冷えるのはペットも同じです。
ラバーブーツは足が濡れるのを防げるので履かせてあげるといいでしょう。
ただし服と同じで普段から履き慣れていないと違和感があり、歩き方がぎこちなくなったり全く歩かなかったりします。
冬キャンプで靴を履かせる予定があるなら、事前に慣れさせておきましょう。
嫌がって歩かないような場合は無理に履かせず、遊んだ後はしっかりと水気を拭き取り乾かすことで対処できます。
靴を履かせておけば脱がすだけなので、テントン内が汚れないのもメリットです。

ナンガ(NANGA) ペット用シュラフ


出典:ナンガ 公式ページ

家ではハウスで寝る習慣がある場合は、寝袋の中では落ち着かず寝てくれないことがあります。
そんなときはペット用シュラフを用意してあげましょう。
大型犬は子供用シュラフでも代用できます。
シュラフに入っても底冷えしないよう、下に毛布やマットを敷いてください。
洋服を着慣れているいなら、柔らかく暖かい素材のものをパジャマ代わりに着せるのもおすすめです。

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2020年8月29日

ペットとの冬キャンプで注意したいこと


ペットと冬キャンプする場合に注意したいことをいくつか紹介します。

ストーブを使う際は換気をこまめにしよう

ストーブはテント内でも使用できるので、冬キャンプには必需品と言ってもいいくらいですよね。
ただし灯油やガスといった燃料を消費するストーブは、一酸化炭素中毒のリスクがあります。

社長
寒くても換気はこまめに行いましょう。
心配な場合は、一酸化炭素チェッカーを使うといいでしょう。
しかし、一酸化炭素チェッカーがあっても油断は禁物!
灯油ストーブやガスストーブを使う場合は、換気を徹底することが大切です。
雪が降る地域は大雪で道路が通行止めになる可能性があります。
帰りたくても帰れない可能性を考えて、燃料は多めに持っておくと安心です。

電気ストーブやヒーターは、燃料系より換気の頻度は少なくても大丈夫ですが、ペットが近づきすぎてやけどしないようガードで囲みましょう。
電気ストーブやヒーターを選ぶなら、転倒時に自動でオフになる機能があると安心です。

食いしん坊さんはつまみ食いに注意

冬キャンプでは鍋料理やダッチオーブンでシチューなど体が暖まるキャンプ飯が食べたくなりますよね。
準備に夢中になり食材を置きっぱなしにすると、つまみ食いされることがあるので注意してください。
人が食べるものの中には犬にとって毒になるものもあります。
キャンプ飯の準備をするときは食材を置きっぱなしにしない、むき出しで置かないなどルールを決めておくと安心です。

犬にもおすそわけをする場合は、味はつけず量にも注意しましょう。
普段から食べているドッグフードに少しトッピングする程度がおすすめです。
量が多いとお腹を壊す可能性があるので注意してください。

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2020年6月25日

犬の被毛に合わせた防寒対策を


犬の被毛にはシングルコートとダブルコートがあります。
ダブルコートはオーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の二重ですが、シングルコートはオーバーコートしかありません。
アンダーコートは保温の役目があるため、ダブルコートの犬は比較的寒さに強いのですがシングルコートの犬は寒さに弱いので注意しましょう。
ただしダブルコートの犬でも、室内で生活していると寒さに弱くなることも。

社長
防寒着を用意する場合は、被毛に合わせて最適と思えるものを選んであげてください。

Daimai 冬の犬のジャケット

寒がりな犬にはダウンのジャケットもおすすめです。
ハーネス付きはジャケットを着たままリードにつなげるので、キャンプ場でも重宝します。
普段のお散歩にも便利!
重ね着をさせる場合は、体を締め付けないようサイズをしっかりとチェックしてください。

ペット連れの冬キャンプ!キャンプ場はどこを選ぶべき?


キャンプ場の多くは人里離れた郊外や、標高の高い場所にあります。
もちろんキャンプ場にもさまざまなスタイルがあるので、都心から近い公園内のキャンプ場などもあり選択肢は豊富です。
キャンプ慣れしていればどこでも大丈夫に思えますが、初めてペット連れで冬キャンプに挑戦する場合は万一のことを考えて交通アクセスに便利な場所や、設備の整ったキャンプ場をおすすめします。

キャンプ経験が浅い場合や初めてペットをキャンプ場につれていくという場合は、デイキャンプから始めるのもいいでしょう。
デイキャンプでも十分にアウトドアを満喫できます。
可能であれば家でテントを張ったり、寝袋で寝たりしてペットと一緒に予行演習をしておくのもおすすめです。

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まとめ

キャンプ未経験者やビギナーにとっては、冬キャンプというだけでもハードルが高いイメージがありますよね。
ましてペット連れとなると不安も多く諦めてしまうこともあるでしょう。
しかし事前にしっかりと情報収集や準備をしておけば、未経験者でもビギナーでもペットと冬キャンプを楽しめます。

社長
ただし無理はせず、自分とペットが楽しめるよう心がけてくださいね。

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2021年3月5日

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!