薪が高い?それなら紙薪を作って節約しよう!UJack(ユージャック)のペーパーログメーカーはコスパ最強!

本日はUJack(ユージャック)から発売されている紙薪製作器、通称ペーパーログメーカーのご紹介をいたします。

高騰している薪のコスト

キャンプで普段使用している焚き火用の薪は皆さんどこで調達していますか?

おそらくほとんどの人たちがキャンプ場やホームセンターなどで購入しているのではないかと思います。
しかしそんな薪ですが相場的にはだいたい5~10キロくらいの束で500円から1000円くらいの価格が設定されています。

薪というのは木を伐採してすぐに薪になるわけではなく、
乾燥したりなどの時間が掛かるなどして結構手間がかかるものなのでやはりそれ相応のコストがかかってきます。
またホームセンターなどで売られているたくさん入っていて安い薪は結構水分が残っていたりして火が付きにくかったり、
白煙がもくもくとでてしまうような品質の低いものも売られていることが良くありますね。

社長
以前近所のホームセンターで買った薪は水分が多すぎて3か月追乾燥してから使ったぜ

そして焚き火として使用する場合、何時頃から焚き火を始めるのかだったり、
そもそもの木の種類などによっても火持ちは変わってきますが総じて10キロ程度だと1晩くらいしか持たないことがほとんどです。
焚き火だけならまだいいのですが冬のシーズンであったりすると薪ストーブなどが活躍しますが、この辺を使うようになるとまず10キロじゃ足りなくなります。

家で普段から薪ストーブを使っているようなヘビーユーザーならばあまり気にしないのかもしれませんが一般のキャンパーにとっては結構痛い出費になると思います。

キャンプで使用する薪(木)の代わりに使用できる代替燃料にはどんなものがあるのか?

そうなってくるとやはり木ではないべつのものを燃やすとコストを安くできるのではないかと考えます。

さて代替燃料となり得るものにはどんなものがあるでしょうか?

  • 現地の収集物(落ち葉、枯れ木など)
  • 廃材

だいたいこんな感じでしょうか?
折角なので一個ずつ考察のうえレビューしてみます。

炭(木炭、成型炭、オガ炭、備長炭など)

結論から言えば可能、
しかし薪のように炎が出ないため焚き火としては魅力が半減、暖かさも半減。
薪ストーブ利用でも同じく火力が足りないので暖房効果自体はやはり低いものとなると思います。
さらに一酸化炭素中毒のリスクがあがるかもしれません。

紙(雑誌やコピー用紙、ダンボールなど)

燃やすことはできるけど一瞬で燃える。
まあ言うまでもないことですがただの紙を燃やせば瞬間火力が出るので一瞬暖かいですが持続しません。
したがってこれは燃料というよりもどちらかといえば着火剤向きの燃料となります。
また段ボールなどを燃やす場合はOPPテープなどをしっかり剥がしてから燃やさないとダイオキシンなどが発生して危険です。
現地でこれやろうとするとゴミになるので出発前にテープはがしの工程が必要となります。

現地の収集物(落ち葉、枯れ木など)

こちらも結論としては可能です。
ただしどのキャンプ場でも手に入るというわけではないですし落ち葉などを燃やす場合は火の粉が上がりやすくなりポリエステル製のテントに穴を空けてしまったりするので要注意です。
また上にも書いたように枯れ木には結構な割合で水分が残っているため煙が多くでてしまい、非常に煙いキャンプになってしまう可能性が予想されます。
なのであくまでも+αの保険的なイメージとした節約術として活用していきたいですね。

やまひつじ
とりあえずよく乾燥しているのか確認してから燃やしましょう

廃材(建築廃材や端材など)

個人的には廃材の活用は結構おすすめです。
ただし注意しなければならないこともあり、廃材によっては人体に有害な薬品などが塗ってあったり染みこんでいたりするかもしれません。
こういったものを燃やしてしまうと人体に有害なガスなどが発生し大変危険なので純粋な廃材(例えば端材など)を主に活用するべきです。
筆者はもっぱらこういった端材を楽天などで安く購入して持っていくことが多いです。

社長
でも撮影の時とかはちゃんとした薪を使ってるぜ

代替燃料に紙薪という選択肢、ペーパーログのメリットとは?

さてここにきてようやくという感じではありますがペーパーログメーカーを使用することで作ることが出来る紙薪の利点をご紹介します。

まず紙薪の原料は文字通り紙となります。
ただ、上に書いた紙とは若干異なり、紙を圧縮してブロック状に固めたもののことを言います。

一般的にこんなもの

これは主に新聞紙を原料として一旦水でふやかしたものを専用の圧縮機で潰して固めたものになります。

そして紙薪には以下ようなメリットがあります。

要らなくなった古紙(新聞紙や雑誌など)を使用可能

ペーパーログメーカーでは新聞紙をはじめとした雑誌やダンボールといったものを再利用することで紙薪を作ることができます。
ただ最近では新聞を取っている人は少ないのですが、
基本的に水に溶ける紙を使用すれば問題ありません。
例えばAmazonなどで買い物をしたときによく同梱されている緩衝材などもおすすめです。

やまひつじ
こんなやつね

社長
これ結構水を吸ってくれるの紙薪作りやすいよね
やまひつじ
たくさんあるよー
社長
いくらなんでもAmazon好きすぎやろ、というか紙好きすぎやろ山羊(やまひつじ)だけに。
社長
まあでも貯めようと思えば結構貯まるもんなー

またそれ以外だとダンボールなども使用することができますが事前に細かくチップ上に砕いて水にしっかりと溶かしておかないと成型時にくっつかないためここは注意です。
およそ新聞紙の10~15枚程度で1個のブロックを作成可能です。

1ブロックあたりおよそ1時間程度燃焼

作成したブロックは1個当たり大体1時間くらいかけてくすぶるように燃えていきます。
あくまでもくすぶるような感じで燃えるため木と同じように燃えるわけではありませんが、
炭のように一酸化炭素の危険性は比較的低いものとされます。

作成に当たって水道水を使用しますが、
基本的にゴミや資源といったものを活用するため実質のコストはタダ、強いて言えば作業時間のみとなります。

薪(木)の保管は結構虫が湧いてしまう件

これ、結構知らない人もいるかもしれないので一応書いておきますが、
市販されている薪を家の中に放置していると知らない間に家の中が虫だらけになってしまうことがあります。
購入した薪が専用の設備でしっかりと乾燥された上質な代物であればほとんど問題はないのですが、
例えばヤフオクなんかで出品されている切りっぱなしの生木を大量に購入したり、
誤って生渇きの薪を購入したりしてしまうと結構悲惨な顛末を迎えることになるかもしれません。

社長
もちろん拾い集めてきた枯れ枝なんてもってのほかでございます。

外に乾燥させる場所がある家ならほとんど問題のないことかもしれませんが、
キロ単価が安いからといって安易に購入してしまうととんでもないことになりかねないので要注意です。

その点紙薪の場合は保管する場所だけ注意すれば乾燥したものを半永久的に保存しておくことが可能です。

UJack(ユージャック)ペーパーログメーカーの使い方(紙薪の作り方)

それではペーパーログメーカーを使用して実際に紙薪を作ってみましょう。

準備するものは以下のとおりです。

  • UJackペーパーログメーカー本体
  • 大きめのバケツまたは洗面器など
  • 原料になる紙
  • 水道水(水またはお湯)
  • 通気性のいい場所
  • 軍手

①材料を水に浸し柔らかくする。
新聞紙を使用する場合、10~15枚程度を目安に1枚ずつバケツの水に浸し軽くもみほぐします。新聞紙が柔らかくなりましたらケース内に厚さを均等に敷き詰めます。

やまひつじ
ここでほぐす程度を変えることで紙薪の燃え具合を加減できるぞ

ダンボールを使用する場合、ダンボールは新聞紙等と比べて厚く材料が柔らくなるまでに24時間程度水に浸す必要がある場合がございます。
またダンボールの材質や含まれる成分によっては作成ができない場合や有害な煙が発生する場合がございますのでご注意ください。
ダンボールは小さくパレット上に裁断したうえで十分に柔らかくなるまで水に浸してご使用ください。

なお配合量別の作成例がこちら。
左から新聞やAmazonの再生紙100%/ダンボール混合50%/Amazonダンボール100%

②押し型で圧縮し水分を切る。
付属の押し型を敷き詰めた材料の上に乗せ、ハンドルを持ちゆっくりと体重をかけて水分を抜いていきます。(30kg程度の圧で十分です)この時上部に水が溜まってしまうことがありますがその場合は本体を傾けるなどして捨ててください。(これを2~3度繰り返す)
なおこの作業を行う際は必ず軍手などを着用し安全対策を怠らないでください。

③ケースから紙薪を取り出す。
水分が完全にでなくなりましたらまずケースから押し型を取り出し、次にトレーを揺さぶるように紙薪ごと取り出してください。

④紙薪を乾燥させる。
取り出した紙薪はまだ内部に水分を含んでおりますので1週間~2週間程度、風通しのよい場所で充分に乾燥させます。
新聞紙15枚の場合乾燥重量はおよそ300グラム程度です。

作成した紙薪(ペーパーログ)の使い方

上の手順で作った紙薪は焚き火や薪ストーブの燃料として使用することができます。
うえにも書いたように紙薪は1時間程度かけてじっくりとくすぶるように燃えるため木の薪を併用した補助燃料としての活用が最適です。
紙薪は木の薪[2]の割合に対して紙薪[1]の割合で使用するのが理想です。
なお燃焼効率や燃焼エネルギーの強弱は作成時の裁断レベルや圧縮具合によって全く異なります。
一般的に大きく裁断し低圧縮の場合だと火力が強く燃焼時間は短くなります。
逆に細かく裁断し、高圧縮の場合だと火力が弱く燃焼時間は長くなります。
なので活用するシーンに応じて配合バランスや圧縮率を変えていきましょう。

紙薪はBBQ用として使えるのか?

これに関しては原料によるものがあります。
例えば木と天然の物質だけを使用した原料ならばこういった場合でも使用はできると思いますが、
新聞紙や雑誌を原料として使用した場合は使用されているインクなどが燃焼時に揮発して炎に混じるため網を使用したBBQなどでは利用するべきではありません。
ただし網を使用しない鉄板焼きなどであれば特に問題はないのではないかと思います。

紙薪の活用でどれほど節約になるのか計算してみた

ということで純粋にどれくらいのコストが浮くのかを計算してみました。

1泊当たり7キロ1000円の薪を1つ消費するものとし、冬季はx2します。
紙薪製作にかける時間は1個当たり3分(乾燥時間含まず)とします。

ライトキャンパーの場合=年間10泊未満

春夏秋のみ10泊(冬はオフ)
年間の薪使用合計:70キロ/10000円
紙薪併用の場合:46キロ/6471円(紙薪/約24キロ(約80個相当)
1年で約3529円の節約
3年で約10587円の節約
5年で約17645円の節約
10年で約35290円の節約

80個の紙薪製作にかける時間/約4時間程度

ミドルキャンパーの場合=年間10~30泊程度

冬は10泊
春夏秋は20泊
年間の薪使用合計:280キロ/40000円
紙薪併用の場合:213キロ/30428円(紙薪/約67キロ(約223個相当)
1年で約9572円の節約
3年で約28716円の節約
5年で約47860円の節約
10年で約95720円の節約

223個の紙薪製作にかける時間/約11時間程度

ヘビーキャンパーの場合=年間30泊以上

冬は20泊
春夏秋は30泊
年間の薪使用合計:490キロ/70000円
紙薪併用の場合:326キロ/46571円(紙薪/約164キロ(約546個相当)
1年で約23429円の節約
3年で約70287円の節約
5年で約117145円の節約
10年で約234290円の節約

546個の紙薪製作にかける時間/約27時間程度

自宅の薪ストーブで主に使う人の場合

大体1か月あたり600kg相当の薪を利用すると言われているので1シーズン(4か月)で2400kgの薪を使用するものとして計算します。
年間の薪使用合計:2400キロ/342857円
紙薪併用の場合:1600キロ/228571円(紙薪/約800キロ(約2666個相当)
1年で約114286円の節約
3年で約342858円の節約
5年で約571430円の節約
10年で約1142860円の節約

2666個の紙薪製作にかける時間/約133時間(5.5日)程度

社長
これらはあくまでも目安です
やまひつじ
そうすると大体4、5時間くらい紙薪を作り続けたら商品の元は取れる計算だね!
社長
おお、言われてみればそうなるね

UJackペーパーログメーカーのまとめ

  • 紙薪は主に古紙やダンボールを原料とする
  • ペーパーログメーカーでは大体3分くらいで1個の紙薪を生産できる
  • 紙薪は1個当たり1時間くらい燃えるけど作り方によって加減が変わる
  • 普通のキャンパーでも実働4、5時間くらいで商品の元が取れる
  • 作業中はあぶないので軍手などをちゃんと使用しよう

ということで寧ろ作れば作るほど得をする製品なので、
皆さんも環境にエコでお財布にもエコな紙薪生活を始めましょう。

UJack(ユージャック)のペーパーログメーカーを最安値で購入する方法

というわけで弊社のペーパーログメーカーの魅力を存分にご理解いただけたであろうところで、
最後にどうやって最安値購入するのかという方法を紹介します。

基本的に一番安いサイトは弊社の直販ページです。

それと時々ですがアマゾンや楽天などでもキャンペーンを行っていたりしますのでそのときも安いです。

後は直販ページで使用できるクーポンをツイッターやインスタで配っていることがあります。

これを使用するとおそらくもっとも安く購入することができます。

クーポンを手に入れるためには下記よりフォローしていただくと良いかと思います。


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2021年3月5日

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!