第二次キャンプブームを受けて、大手のメーカーはもちろん、小さなガレージブランドからも様々なギアがリリースされています。
そんな中で色々と使ってみたいものがあっても、置く場所や費用で尻込みしてしまうという方に、キャンプ用品の買取がおススメです。
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キャンプ道具の収納に困っているなら買取サービスがおすすめ
キャンプ業界では大抵、冬に春夏モデルの発表、夏に秋冬モデルの発表がリリースされます。
第二次キャンプブームによりさまざまなブランド、メーカーからキャンプ道具が発売されるこのご時世、欲しいキャンプ道具を買っていてはお金も収納場所もなくなってしまいますよね。
そんな時に心強いのが、キャンプ用品を買い取ってくれるサービスです。
アウトドア用品買取市場は年々拡大しており、アウトドア用品を買取していたもののそこまで打ち出しをしてこなかった買取店舗も訴求を始めており、市場はかなり活発になってきてます。
アウトドア用品の買取を行っている「トレジャーファクトリー」が2018年6月に発表したニュースリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000028182.html)によると、キャンプ用品を購入する際に「新品であること」を重視するのは500人中わずか15人とたったの3パーセントしかいないこと分かったとのことです。
同リリースでは、「キャンプに5回行く場合は購入した方が想定金額が安くなる」とあるように、向こう3年くらいでキャンプを楽しみたいファミリーキャンパーさんは購入した方が良いというデータもありますが、やはり出費は出来る限り抑えたいもの。
こういった需要を受けて、中古キャンプ用品をもっと仕入れたい買取販売業の企業が、買取を強化している、ということです。
とはいえ、実際買取サービスをしてみないことには実情はわかりませんよね。
SNSで実情を調査してみました。
キャンプ道具の買取サービスって実際どうなの?
実際にキャンプ道具を買取した方を取材しました。
中古品のため年数や程度によって金額が変わってきますので、その点はご留意ください。
40数点を買取してもらって11万円のケース
古いテントやタープをはじめ、ツーバーナー、ランタン、シュラフなどまとめて販売した方に話を聞くことが出来ました。
すべて10年以上前に購入したもので、テントやタープのシームテープは劣化しており、ほとんど値が付かなかったとのこと。
その中でも比較的高値が付いたのが、コールマンのガソリンランタン、コールマンのガソリンツーバーナーだったそうです。
この二つはメンテナンスをしっかりしていれば、子供はおろか孫にまで継承することが出来るアイテム。
きれいに使っていたので、高値が付いたようです。
ライフステージが変わって、キャンプスタイルが変わる為、思い切ってほとんどの道具を手放したとのことですが、思ったよりも高値になったとおっしゃっていました。
3点を買取してもらって8万円のケース
テント、インフレーター、テーブルを買取してもらった方のケースです。
3点で8万円となると中々高額ですが、ノルディスクのテント、コールマン「マスターシリーズ」のバタフライテーブルといった、非常に需要の高いアイテムだったことが要因の様です。
非常にきれいに使っており、購入から3年ということで査定も売り手市場で強めに交渉が出来たようです。
ノルディスクのテントはコットンのものも多く、きれいに使っていないとカビが発生し、落とせなくなってしまう事もあります。
ノルディスクのテントはどれも高価ですが、コットンの出すカラーやその形から魅了される方も多く、中古でも購入したいという方は多い様ですね。
売却した8万円は、中型のデュオ用テント買い替えの購入資金にするそうです。
買取してみたところ、お店も専門的な知識があって、きちんと説明をしたうえで買取をしてもらったとのことですので、満足されていました。
テントを買取してもらって1万円のケース
こちらはレアなケースですが、デンマーク発の「ローベンス」のテントを安く売ってしまった方のお話です。
ローベンスは2015年から日本で販売が始まったテントで、風雨に非常に強いのが特長です。
またビッグサイズなものも多く、薪ストーブをインストールすることを前提に考えられた形のものも有って、ここ最近じわじわと人気が出てきています。
2015年に購入し、2019年に売却したようですが、地元のアウトドア用品買取もやっている大手の買取屋さんに持っていったそうです。
その時は売れれば何でもいいと思っていたようで、お店の言い値で売ってしまったようですが、ローベンスの中古テントは非常に貴重なため、1万円とはちょっとおしいことをしてしまった感が否めません。
手持ちのキャンプ道具の査定額を上げるためには?
キャンプ道具を売るからには、1円でも高く売れたほうが良いに決まっています。
ちょっとした知識、コツを知っていれば、査定額を挙げることが出来ます。
アウトドア用品買取を行っている店舗のスタッフに取材して聞いてみました。
時期を見極めるべし
年間を通してアウトドア用品の需要が高まるのは、子供たちが夏休みに入って、大人もお盆休みがあったりとキャンプに行きやすい条件が整う、「夏」です。
となると、夏前に需要が高まるため、中古品の在庫がなくなっており、高値を出しても仕入れたいと思うのが春終わりくらいだそう。
また、ゴールデンウイーク前も狙い目とのことです。
日ごろからしっかりとメンテナンスをしておくべし
キャンプの後、テントをしっかり乾かす、シュラフは時々洗う、テーブルは足を拭いておく等、小さなことでも積み重ねることが大切です。
カビやサビは査定の時に大きくポイントを下げられます。
販売する際に修復が必要だったりするとその経費を差し引いた金額で見積もりが出ますので、日ごろから意識してメンテナンスをしましょう。
売る前に綺麗にしておくべし
砂やほこりがついているだけでも使用感が出てしまい、査定の際にはマイナスイメージです。
濡れたタオルで拭いた後、乾いたタオルで拭くといった単純な掃除だけでもいいので、やっておきましょう。
キャンプ道具を買取してくれるお店
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ネットでキャンプ道具の買取店舗を調べると色々と出てきますが、その中でもネット上の評価が良いところや、高価買取の実績のあるお店を集めました。
トレファクスポーツ
トレファクスポーツは、スポーツ・アウトドア用品に特化した、全国でも珍しいスポーツ・アウトドア専門の大型リユースショップ。
大型店な上に専門店なので、あらゆる道具を買取してくれるという評価がありました。
トレファクスポーツ 公式ページ
マウンテンシティ
アウトドア用品や登山用品・キャンプ用品の買取専門店。
宅配無料査定を利用した方も多い様です。
合い見積もりを取った結果、ここが最も高かったという声もありました。
マウンテンシティ 公式ページ
UZD
キャンプハックやソトシルといったWEBサービスを展開している「スペースキー」が手掛けるアウトドア用品買取サービス。
公式サイトではアウトドアキャンプ・アウトドア用品取扱数No.1を称しています。
LINEで事前査定が出来るので、手軽に利用できるのが好評の様です。
UZD 公式ページ
まとめ
キャンプを続けていると、物欲に悩まされるという方も非常に多いのではないでしょうか。
1つのものを大事に長年使うという考え方も素敵ですが、使用しなくなってゴミになってしまうより、もっと大切に使ってくれる方に受け継ぐという事を考えれば、買取という考え方も素敵ではありませんか?
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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