吞兵衛必見!キャンプで役立つお酒にまつわるアレンジ技

 キャンプの一番の楽しみは?と聞かれて、お酒!と答えるキャンパーも少なくないでしょう。アウトドアで飲むお酒は、いつも飲むお酒とは違って格別においしいですよね。今回はそんな吞兵衛キャンパーにお勧めのお酒にまつわるアレンジ技をご紹介して参ります。

お酒でアレンジ!


 まずはお酒そのもののアレンジから。定番系から変わり種までありますが、総じて言えるのは、「ひと手間」がおいしさを倍増させるということ。キャンプに持ち出すので、極力手間がかからない方が好ましいですが、だからこそ敢えてのひと手間なんです!

オペレーター


ワインカクテルの定番「オペレーター」は、お酒好きなキャンパーさんはすでにレパートリーの1種になっているかもしれません。
白ワインとジャンジャーエールを1対1で混ぜるだけで完成するので、誰でも作ることが出来て非常に飲みやすい為、女性にも人気がありますね。

お子さんと一緒にキャンプをするのであれば大きいボトルでジンジャーエールを買っていけば一石二鳥ですので、ファミリー吞兵衛キャンパーには特におすすめです。

更にアレンジを加えるとすれば、ポッカレモンかレモンジュースを少しだけ入れてみましょう。
全体が締まって爽やかさがアップします。
レモン系のアイテムは鶏肉とも相性が良く、BBQの時にグリルした鶏肉に仕上げで振りかけると大人の味わいになりますので合わせて試してみてください。

ワイン+冷凍フルーツ


 果物と甘味料を入れたフレーバードワイン「サングリア」と似た味わいになるのが、ワインに冷凍フルーツを入れたアレンジ方法。
冷凍フルーツは、スーパーはもちろんコンビニでも手に入るので、気軽に作ることが出来ます。
このアレンジでは高いワインよりはむしろ安い辛口ワインを使った方がおいしく仕上がりますので、コストパフォーマンスも抜群なんです。

作り方はいたって簡単、冷凍フルーツを入れたグラスにワインを注ぐだけ。
冷凍フルーツのひんやり感と、徐々に溶け出す果汁と合わさったワインはまさにぜいたくな味わいです。
冷凍フルーツによっては合う、合わないがあるので、色々と研究して自分好みのアレンジを見つけるの楽しそうですね。

発泡酒+シャーベットアイス


元々はキリンの「のどごし生」とシャーベットアイスの「サクレ」を混ぜるとおいしいとSNSで話題になったアレンジ方法ですが、それぞれの商品に縛られずともおいししお酒をつくることが出来ます。

本家はサクレをグラスに入れて、その後からのどごし生を注ぎ、最後にサクレに入っているレモンスライスを入れるというもの。
シャリシャリと程よく甘いレモンシャーベットがほろ苦いビールテイストののどごし生とマッチして、非常に飲みやすくなるというもの。

サクレだけでもみかんや桃、マンゴーなどのフレーバーがあるので発泡酒だけでなくワインとも相性がよさそうですね。
こちらも色々と研究して自分好みの味を見つけるのもいいかもしれません。

ラッシー風のお酒


ボルス ヨーグルトというリキュールをご存知でしょうか。
読んで字のごとく、ヨーグルトを使用した特殊なリキュールなのですが、実はこれもキャンプにお勧めなんです。
これ自体が15%のアルコール濃度なので、オレンジジュースやマンゴージュースと合わせるとそれだけでラッシー風のお酒に!

キャンプでは定番のカレーですが、カレーと合う飲み物と言えばラッシーですよね。
カレーにも合ってお酒にもなるという事で独断と偏見でオススメとさせていただきました。
ベースがはっきりとした味のリキュールなので、アレンジの幅は狭いですが、フルーツジュースを入れておけば間違いがないというのはありがたいですね。
 

つまみでアレンジ!


アレンジできるのはお酒だけではありません!
アレンジでぐっと美味しくなる上に、気軽に作れるレシピを集めました。

キムチ納豆


 まずは超が付くほど簡単な混ぜるだけのレシピからご紹介です。
レシピと言っても、納豆1パック、小分けパックのキムチ1パック、ごま油少々を混ぜるだけ。このメニューの良いところは、納豆パックがお皿代わりになってくれるのと、一瞬で出来てしまうところ。

1泊2日キャンプだと、初日は設営をしたらすぐに夕食の準備に取り掛からないといけないこともありますが、こういったすぐできる系のメニューだと設営後と夕食前の乾杯のときにサッと作れるのが嬉しいのです。

環境にはあまりよくありませんが、納豆のねばねばは結構しつこいので割り箸を使って。
納豆パックと一緒にゴミに出せるのがベスト。
極力洗い物を増やしたくない冬にもお勧めのメニューです。

コーンバター


 言わずと知れたBBQ芸人、たけだバーベキューさんもお勧めするのがこの「缶のままつくるコーンバター」です。タイトルだけですべて完結しているメニューですが、一応説明をさせていただきます。

まずはコーンの缶詰を買ってきたまま火にかけるのではなく、念のためラベルをはがしておきましょう。
燃えてなくなってしまうのですが、日が上がる可能性があるので念のために外します。中の水分は必要ありませんので捨ててしまってください。

ポイントは完全に言捨てるのではなく、ちょっと残す事。
この後火にかけるので、残っていた方がおいしく仕上がります。
チューブバターとお好みでハーブソルトをサッと振って火にかけるだけで完成!
火は通っているので、全体が温まっていれば食べごろです。

アサリの水煮缶アレンジ


 アサリの水煮缶は通常パスタに入れるなどしてボンゴレビアンコ、ボンゴレロッソにしていただくのですが、缶のままつまみにするアイデアをご紹介いたします。
とはいえこちらもシンプルなレシピで、誰でも簡単にできます。

ふたを開けたら中にある漬け込み液をシェラカップなどに移しておきます。
この液体にはアサリの旨味が詰まっているので後程活躍してもらいます。
若干缶の中に液が残っているくらいがおいしく仕上がるポイントです。
缶の中にオリーブオイル、チューブニンニク少々、乾燥唐辛子をいれて、火にかければ完成です。
こちらも火は通っているので、グツグツしてくれば完成!

半分くらい楽しんだところで最初に避けておいた液を缶に戻して温めてから、メスティンでゆでたパスタに絡ませるだけで手抜きボンゴレビアンコの出来上がり。
缶1つでつまみと主食が出来てしまうのでソロキャンプにもおススメです。
 

コンビーフポテト


 最後はお菓子と缶詰のコラボレーションアレンジで激ウマつまみを作るレシピです。カルビーから発売されているじゃがりこは、お湯でほぐすと簡易的なマッシュポテトになるとして密かに人気があります。
分量は通常サイズのじゃがりこ1箱に対してお湯80cc。
お湯が湧いたらじゃがりこの容器に注ぎ、スプーンなどでマッシュしてください。

あとはコンビーフをほぐし入れてマヨネーズとブラックペッパーで味を調えれば完成。
実質調理っぽいことをしたのは湯を沸かして混ぜるだけの簡単さで、非常にクオリティの高いおつまみに変貌するのです。

出来上がたコンビーフポテトはそのまま食べるのはもちろん、焚火などでトーストしたバケットにのせて食べるのもよし、ご飯のお供にするのもよしの万能選手ですので、お好みに応じて更にアレンジをしてみてはいかがでしょうか。

まとめ


 お酒とおつまみのアレンジ方法をいくつかご紹介してきた私が言うのもなんですが、お酒の飲みすぎにはご注意を!
キャンプという非日常の世界で美味いお酒と美味いつまみがあればついつい飲みすぎてしまうのは必然。
しかし翌朝の撤収作業時に役に立たなくなってしまうと元も子もありません…。

社長
早起きして飲むコーヒーも格別ですから、お酒もほどほどに切り上げましょうね。


ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!