ファミリーキャンプ初心者ともなると、自分や家族の事で頭がいっぱいでルールやマナーについて忘れてしまう事も…。
とはいえ守らなくてはならないものですので、キャンプ前にしっかりと頭に入れておきましょう。
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大人はもちろん、子どもにも守ってもらいたいキャンプマナー
キャンプ場でキャンプをするという事は、大自然の一部を借りてレジャーをするという側面と、他のキャンパーがいる中で時間を過ごすという側面、キャンプ場自体から場所を借りる側面があります。
ファミリーキャンパーのキャンパーマナーについて、ファミリーキャンプを中心に活動するキャンプインストラクターに話を聞いてみました。
キャンプ場としては潤って良いことのように思えますが、それぞれのキャンプ場でファミリーキャンパーさんのマナー違反に悩んでいる事もあるようです。
マナー違反のほとんどはお子さん絡みの案件で、大きなトラブルになるという事は少ないようですが、場合によっては親同士で口論になってしまうという事もあるそうです。
マナーについて良く分からないという方は気軽にキャンプ場のスタッフに聞いてみてください。
スタッフもマナーを守ろうとしてくれるキャンパーさんには特に親切にしてくれると思います」
楽しい思い出になるはずのファミリーキャンプが他のキャンパーさんと口論になってしまっては元も子もありません。
キャンプをする全てのキャンパーさんが気持ちよくキャンプが出来るよう、自分はもちろん子どもたちにもマナーを守ってもらいましょう。
ファミリーキャンプにありがちなマナー違反とは?
特にファミリーキャンプに多いマナー違反について具体的に見ていきましょう。
人が見ていようが見ていまいがマナーは守らないといけませんが、しっかりマナーを守った行動をとっていると周りにマナーを守ることを伝播させる効果もあります。
他人のサイトに立ち入る
他人の借りているキャンプサイトは、ホテルで他の人が帰りている部屋と一緒です。
言うまでもありませんが、ホテル鍵が開いているからと言って勝手に人の部屋に入って良いわけではありません。
キャンプサイトとて同様、少しでも勝手に入ってはいけません。
この概念は大人ならもちろんわかるかと思いますが、子どもにはいまいち理解できないかもしれません。
子どもが夢中になって遊んでいると他のキャンプサイトに入りがちですので、必ず叱って言い聞かせましょう。
最悪のパターンだとお隣さんとトラブルになってしまい、終始険悪なムードになってしまいます。
あまり考えたくありませんが、あまりにもひどい場合はキャンプ場のスタッフから厳重注意を受けるということもあり得ます。
同様のパターンで、ボール遊びなどを自分のサイト内でしていても、何かのはずみで他人のサイトに入り込んでしまうということもあります。
キャンプ場ではそもそもボール遊び自体を禁止しているというところもありますが、そういった遊ぶ道具で迷惑をかける可能性がありますので、親は自分のことばかりに集中せず、子どもの行動に目を光らせておいてください。
共用部や備品の置いてある近くで遊ぶ
他人のサイトに入らなければ共用部で遊んでもいい、と考えている方もキャンプ場にはちらほらいらっしゃいます。
公園のような開けたスペースや、キャンプ場自体が開放している遊ぶためのスペースならまだしも、クルマが行き来するようなスペースや、他のキャンパーが往来するような通路で遊んでいるのは言語道断です。
よく見かけるのは、クルマの為に舗装された通路でラジコンを遊んでいる子どもや、最近はやりのくねくね動くスケボーのようなおもちゃで遊んでいる子どもがいますが、これもれっきとしたマナー違反です。
また、開けた場所であっても脇の方に備品が置いてあったり、炊事場や水道が併設されていたりということがあります。
これらにもアクセスするキャンパーがいる以上は近くで遊んでいては迷惑になりかねないので注意して見ておきましょう。
洗い場や共有スペースの占有
キャンプで汚れた道具や、食事で使った食器を洗うのに子どもと一緒に作業するシーンもあるかと思います。
キャンプは子どもにお手伝いをさせる格好のチャンスですので、ぜひともやらせて上げたいところですが、そればかりに気が行ってしまって洗い場を占有してしまうという事は避けなければなりません。
同様に、子どもがいるからと言って共有スペースを占有して良い理由にはなりません。
いくつかの家族が一緒にグループキャンプをするとなった時に、キャンプ場の中の貴重な遊び場をドッチボールで完全につぶしているというシーンを目にしたことがあります。
子どもたちは悪気があってやっていることではないと思いますが、他の子どもたちが使えなくなってしまうので出来れば避けたいものです。
親として、しっかり教えてあげてください。
どうしても占有しないといけないということがあればキャンプ場に相談してみましょう。
場合によってはセンターハウスの裏側などで対応できる可能性もあります。
設備や備品を雑に扱う
もはや人として当たり前のことですが、キャンプ場に備え付けの設備や、借りられる備品などを雑に扱うのは絶対にやめてください。
一般的に使用する過程で汚れたり、壊れたりというのは仕方のないことですが、自分のものではないという認識をしっかり持って大切に扱うよう心がけましょう。
これは自然に対しても同様です。
桜や植物がいくらきれいだからと言って枝を折ったり、勝手に摘んだりということも絶対にやめてください。
他にもキャンプサイトに穴を掘ったり、サイトに石をもちこんだりというのもNG好意です。
とはいえ、こういった内容は普通の大人であればよほど大丈夫かと思います。
どちらかと言えば、子どもに対して教育する良い場面ですので、雑に扱うとどうなるのかといった因果関係をしっかり教えてあげてください。
大声で騒ぐ
これは大人もついついやってしまいがちなマナー違反です。お酒を飲んだりして楽しくなってしまうと声が大きくなるというったこともあるでしょう。
子どもたちも特別な日ということでテンションが高まり、ハメを外してうるさくなるということも考えられます。
キャンプ場では必要以上に静かにする必要はありませんが、あくまでも節度を守った範囲内で騒ぎましょう。
ただし、キャンプ場で定められている消灯時間以降は絶対に騒いではいけません。
中には小さなお子さんをやっと寝かしつけて晩酌タイムを迎えているというファミリーキャンパーさんもいらっしゃるかと思いますし、普通に寝ているという方もいるでしょう。
そういう方にとっては害にしかなりませんので、消灯時間以降は徹底的に騒がないよう注意してください。
まとめ
キャンプ場でキャンプをする以上、他のキャンパーさんからすればあなたが初心者かどうかは究極関係ありません。
こういったマナーはキャンプをする以上は知らなかったでは済まされませんので、必ず念頭に置いておき、誰もが快適で楽しいキャンプが出来るように配慮しましょう。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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