テント・タープのスタイルでキャンプをしたけど
「虫がたくさんきて困った」
「強い雨がふると、タープのなかにいても濡れてしまった」
こんな残念な経験をしたことはありませんか?
そんな時、おすすめなのが「シェルター」です。
ここ数年、各メーカーから発売されるテントは、シェルタータイプのものが増えてきました。
シェルターの人気が出始めたころは、比較的値段も高く、キャンプ初心者の方がいきなり手を出すには、少しハードルの高い印象がありました。
しかし最近では、良心的な値段のシェルターも登場し、お買い求めやすくなってきました。
今回は、シェルターの良さ、苦手なところを紹介しつつ、最後に私がおすすめするシェルターをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
キャンプで人気!シェルターの良いところ【4選】
まずは、シェルターの良いところ、キャンプでシェルターが使いやすい点を、4つ紹介します。
シェルターは、使う人によって、かなり自由度高く使うことができるので、個性を出していきたいキャンプ好きにはもってこいだと思います!
シェルターは設営・撤収が簡単!
キャンプ場に着くと、準備することはたくさんあります。
その過程もキャンプの醍醐味と言えばそうなのですが、できればなるべくスムーズに設営作業・撤収作業は終わらせたいところ。
一見すると、シェルターは、一般的なテントと比較すると大きいものが多いので、設営と撤収に、余分な時間がかかりそうに見えるかもしれませんが、意外とそうではありません。
テントやタープを設営する場合、風に飛ばされないようにするため、フライシートもインナーテントいずれも地面にしっかりとペグ打ちすることが必須ですよね。
しかし、これだとどうしても時間がかかってしまいます。
一方、シェルターの場合、インナーテントと組み合わせて使用することが多いですが、ペグ打ちがいらない自立型のインナーテントを準備すれば、テント分のペグ打ちの工程をなくすことができ、結果的に時短することができるのです。
シェルターはテントと連結可能で、設営が自由自在
シェルターは、それ単体で使うことももちろん可能ですが、テントと連結させることができます。
テント(寝室)+シェルター(リビングスペース)として、活用することができるので、外に出ることなく、そのまま寝室とリビングを行ったり来たりすることが可能となります。
テントと連結させることはもちろん、最近ではシェルター同士を連結させることのできるタイプのシェルターも販売されています。
おすすめの使い方としては、キャンプ仲間同士で、連結できるシェルターをそろえて購入することで、キャンプ場で連結させて、仲間と同じ空間を共有し、より盛り上がることもできますよ。
【オールシーズンOK】シェルターを駆使して、虫も寒さもシャットアウト!
メーカーや種類によって多少異なるところもありますが、シェルターは、側面部分を
- フルオープン
- フルメッシュ
- フルクローズ
の3通りの使い方ができるようになっています。
シェルターは冬キャンプに向いているとも言われていますが、季節に合わせてパネル部分を調整すれば、オールシーズンのキャンプで活用することができます。
夏はメッシュにして、風を通しつつ虫の侵入を防ぎ、冬はフルクローズで密閉性を高め、スカートがついていればより冷気を遮断し、熱を逃がさない構造にすることができます。
季節に合わせて、使い分けができ、まるでテントとタープのいいとこ取りができるのも、シェルターの大きなメリットの一つと言えます。
【冬キャンプに最適!】シェルターならリビングスペースで暖房が使える!
シェルターが冬キャンプに向いていると言われる最大の理由は、シェルター内で暖房が使えることです。
冬キャンプで大切なのは、何と言っても寒さ対策。
石油や薪のストーブをつければ温かくなりますが、その場から離れれば、たちまち冷えてしまいます。
そんなときシェルターを使えば、リビングスペース内に暖房を設置することができるので、シェルター内全体の空気が温められ、インナーテントで就寝するときも寒さの心配がなくなります。
暖房を使うときは、必ず換気することを忘れずに!
いくら暖かくなるからといって、完全にシェルターを締め切ってしまうと、一酸化炭素中毒になってしまう危険性があります。
必ず空気の通り道を確保するか、定期的に換気することを忘れないようにしてください。
キャンプで人気!シェルターがちょっと苦手としているところ
オールシーズンのキャンプで活躍してくれる万能なシェルターですが、多少ネガティブな一面も持っています。
決して「シェルターはやめた方がいい」というわけではありませんが、最低限の知識として、頭の片隅には入れておくといいと思います。
シェルターのデメリットというか、頭に入れておくべきこと
- コットがなければ、インナーテントが必須
- メッシュ生地がしっかりしているがゆえに、風通しがよくないこともある
- オープンタープのような開放感は味わいにくい
シェルターを使う場合、寝るときにコットがなければ、インナーテントは必須です。
シェルターだけで、寝泊まりするのは難しいので、シェルター買うときに、まとめてインナーテントも買っておきましょう。
その時は、先ほども出てきましたが、「自立式のテント」が組み立て便利で、おすすめです。
また、シェルターをフルメッシュにした時の風通しの具合も、若干シェルターによって変わってくるので、気にしておきましょう。
シェルターで使われているメッシュ生地は、蚊などの虫の侵入を防ぐために強度を高めるので、生地の目が細かくなりがちです。
侵入はバッチリ防げるけど、風通りが少し悪くなってしまうこともあります。
シェルターの入り口とインナーテントの入り口の開け閉めを効果的に組み合わせて、より快適な空間を目指しましょう。
最後の一つは、シェルターの外に出てしまえば問題ないと思いますが、オープンタープと比べると、多少開放感が少なくなってしまいますが、そこまで大きなデメリットにはならないと思います。
厳選!おすすめシェルターをご紹介!
シェルターは、各種メーカーから、かなりの種類が発売されています。
収容人数や素材、組み立てやすさや、値段など、チェックすべきポイントはたくさんあるので、一概にこの商品がベストというものはありません。
人によってベストなシェルターは変わるということを前提にしつつも、今回は最後におすすめシェルターを3つだけ簡単にご紹介しますので、よければ参考にご覧ください。
【少人数キャンプにおすすめ】スノーピーク メッシュシェルター
インナーテントを合わせて使う「カンガルースタイル」のシェルターの中でも人気の商品です。
全パネルがフルメッシュになっていて、中から360度見渡すことができ、就寝時や雨風が強い時には、フルクローズにもできる仕様になっています。
公式サイトでは、対応人数4人となっていますが、インナーテントを使用する場合、少し手狭になってしまうので、1~2人くらいで使用するのが、ちょうどいいサイズ感です。
【インナーテント付きで気軽に始められる】Whole Earth アースデルタネストシェルター
わざわざ追加でインナーテントを購入する必要がないので、キャンプ初心者の方も迷うことなく、気軽に購入することができるのでおすすめです。
標準装備のポールを使ったり、手持ちのポールと組み合わせることで、色々な設営バリエーションが可能となっています。
【コスパ抜群のツインポールシェルター】ニーモ「ヘキサライト 6P」
通常モデルの素材はポリエステルで、5.5キロととても軽量なので、女性にも扱いやすくなっています。
また、ツインポールシェルターの相場は、10万円を超えてしまうシェルターも多くありますが、このシェルターは、ポールも標準装備でついて6〜8万円で購入できるので、キャンプ初心者の方も比較的気軽に購入することができますよ。
【まとめ】キャンプの楽しみ方を倍増してくれるシェルター
組み合わせによって、自由自在にアレンジができるシェルターは、キャンプ初心者からキャンプ玄人まで、全ての人のキャンプライフをより充実したものにしてくれます!
素材やデザイン、機能性、大きさなど、多種多様なシェルターが毎年発売されているので、お気に入りのシェルターを見つけて、素敵なキャンプライフをお過ごしください!
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。
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