キャンプをするためにはテントやタープ、その他あらゆるグッズを持ち出さなければなりません。
しかし、車中泊であればある程度の道具を省くことが出来ます。
今回は車中泊キャンプではどんな道具を持っていけばいいのかまとめました。
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時短キャンプをするためには「車中泊」が正解
第2次キャンプブームの最大の特長である「キャンプスタイルの多様化」を受けて、自然の中で不自由を楽しむというよりは、手間や不自由を省いてキャンプの良さを余すことなく享受するスタイルも人気になっています。
その中でも特に時短効果が期待できるのが車中泊キャンプ。
キャンプにおいて寝床づくりは非常に重要で、時間がかかるもの。
テントを設営し、マットを敷き、寝袋を用意し、使い終わったら寝袋を干し、マットを片付け、テントを乾かして撤収するという非常に多くの工程が必要です。
車中泊を前提としているのであればこれらの作業はほとんど必要なく、浮いた時間を使って存分にキャンプを楽しむことができます。
車中泊キャンプについて、岐阜県のキャンプ場スタッフに話を聞いてみました。
「2020年は2017年ごろと比べると、オートキャンプサイトでテントを張らずに車中泊をするキャンパーさんが増えています。
多くはミニバンや大型のワゴン車ですが、中には軽自動車で車中泊をする方もいらっしゃいます。
近年のキャンプブームの中で、キャンプはやってみたいけど道具をそろえるのがちょっと…という方に向けてレンタルが好調ですが、その背景にある『手軽にキャンプを楽しみたい欲』がたどり着くゴールの一つが車中泊キャンプでしょう。」
車中泊キャンプに必要な道具とは?
それでは実際に、車中泊キャンプに必要な道具をチェックしてみましょう。
普通にキャンプするのとは違った角度でポイントをおさえておく必要がありますので、車中泊キャンプに興味のある方はしっかり頭に入れておいてくださいね。
マット
テントでもそうですが、寝る際に最も重要と言っても過言ではないのがマットです。
車中泊というシーンで使うマットはテントで使うものと同じでもいいのですが、クルマのサイズや車中泊をする人数によってはサイズが合わないという事が多いです。
例えば、横幅が120cmあるクルマに対して、マットが1枚だと70cmと足りず、2枚だと140cmでオーバーになってしまうという事も考えられます。
また、クルマによっては完全にフラットにならず、若干の段差が出来てしまう事もしばしばあります。
この若干の段差というのが意外と曲者で、マットを敷いて寝っ転がると大抵気になってしまいます。
車中泊をご検討されている場合は、クルマのサイズに合ったマットを使い、出来るだけフラットになるようにタオルやブランケットを敷くなど細かい調整をしておいた方が安眠につながるでしょう。
目隠しグッズ
便宜上目隠しグッズと呼んでいますが、目隠しだけが目的ではありません。
秋から冬、春までにかけては夜は冷え込むことが多いのですが、クルマの中で最も冷気を伝えやすいガラスの部分を覆っておくことである程度の冷え込みを回避することが出来ます。
車中泊キャンプを中心にキャンプをするのであれば、クルマの窓のサイズにあった目隠しグッズをオリジナルで作るのが最も効果的です。
素材は段ボールや、プラダンといったかホームセンターでも買えて加工のしやすいものが適当です。
ピッタリサイズに切って外側に当たる部分をスプレー缶などで黒く塗るだけで出来るのでコストもほとんどかかりません。
ポータブル電源
クルマにはバッテリーが搭載されているのである程度の電力は確保できますが、あまり依存しすぎるといざ帰ろうという時にバッテリーが上がってしまう危険性もあります。
それを防ぐためには、車内で電気を使うために別途ポータブル電源を用意しておくのが一番です。
クルマの中で過ごすとなると、夜の明かりやスマホの充電、調理家電あたりが用途として考えられます。
おすすめの車中泊キャンプ道具は?
ポイントをおさえた上で、具体的にどんな道具がオススメかをご紹介いたします。
ご紹介する基準として、エントリーモデルというよりは長く使えるモデルの方をお勧めしております。
万が一スタイルが合わなかったら…と考えず、ブレずにキャンプスタイルを組み立てていきましょう。
コールマン/キャンパーインフレーターマットハイピーク ダブル
これほどの厚さともなると多少の段差であればカバーしてくれます。
車中泊をする際に気にしておきたいのは、荷物を多く持ち出さないという事。
インフレーターマットであれば持っていくときは省スペースで使う時はしっかり大きく使えます。
ダブルサイズを選んだのは、シングル二つだと間に隙間が出来て気になることが多い為です。
ダブルを中央に配置し、端の隙間には荷物やブランケットなどを置いておけば快適にマットを使えるでしょう。
車種別サンシェード
メジャーな車種であればこういった専用採寸されたサインシェードが販売されていますので、コストより手間を省きたいという方には一考の余地があるでしょう。
車中泊キャンプだけでなく、長距離ドライブ時の仮眠の際にも使えますし、車内で着替えをする際にも使えますので、そういった意味ではコストパフォーマンスは悪くありません。
この商品は国内生産で安心ですし、専用のケースもあるので持ち運びも便利です。
Anker PowerHouse 434Wh/120,600mAh
コストパフォーマンスい優れた商品をリリースしていることでも人気があります。
そんなAnkerが手掛けたポータブル電源がこの Anker PowerHouseです。
434whの大容量と、シガーソケット・ACコンセント・USBの3種類の出力に対応しており、キャンプに持っていく様なギアであれば大抵のものは守備範囲です。
公式サイトによると、ミニ冷蔵庫を7時間、キャンピングライトを約100時間稼働させることができ、アウトドアに最適とのこと。
車中泊キャンプで地味に役立つのがミニ冷蔵庫。
いつでも冷たい飲み物が飲めるというのはキャンプにありながらも非常に贅沢な体験です。
まとめ
キャンプをするといってもそのスタイルは千差万別。
時短キャンプを目的として車中泊をするのは亜流ではありますが、グランピングなどに比べれば野趣を感じられる上に快適なスタイルです。
そういった意味では、長年テントやタープを立てたり、サイトを作りこんだりするスタイルを続けてきたものの、そういったキャンプスタイルに疲れを感じるようになったキャンパーさんには特におすすめです。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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