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ナイフに迷ったらまずはこれ!キャンプの定番オピネルナイフ

キャンプで料理をするには包丁やナイフが必須となっていますが、こだわりを持たずに百均の小さい包丁を使っている方をよく見かけます。
食材を切るには十分ですし、不自由なければ問題は無いですが、それらの包丁にはケースが無いので毎回新聞紙やタオルに包んで持ち運ぶ必要があり非常に不便です。
そこで今回はキャンプ・アウトドアで定番となっている「オピネルナイフ」についてオススメのサイズや使用上の注意点、お手入れの方法などを簡単に詳しく紹介していきます。
上級者はもちろん、初心者の方やライトユーザーにも大人気なオススメのナイフです。オピネルナイフをきっかけに、キャンプのクオリティをさらに高めていきましょう。

アウトドア定番のオピネルナイフとは


出典:Opinel 1909 The crowned hand

1890年に作られてから長い歴史を持ち、昔から多くの人々に愛されてきたフォールディングナイフの老舗メーカー「OPINEL(オピネル)」。
フランスでは一人前になった子供にオピネルナイフを与える習慣があるほどシンプルで扱いやすいナイフとなっています。
その扱いやすさからオピネルナイフの使用シーンはアウトドアに限らず、キッチンやガーデンなど様々な場面で多様に使われてきました。
誕生からほとんど形を変えずに今日まで使われてきたオピネルナイフ。

やまひつじ
壊れた場合にも簡単に修理可能で、一生と言われるほど長く使用できますよ。

フォールディングナイフとは

出典:OPINEL Facebook

フォールディングナイフはブレードが収納でき、コンパクトなサイズで携帯しやすいのが特徴です。
サイズにもよりますが、収納時には手のひらサイズに収まります。
現在の形は1955年に発明された仕組みを2000年に改良したもので、今ではより扱いやすい形となりました。
今日においてもこの形が多くの方々に親しまれており、OPINELを筆頭に様々なフォールディングナイフが多くのユーザーから愛されています。

オピネルナイフの種類


出典:OPINEL Facebook

OPINELには様々な種類がありますが、アウトドア用ナイフとして分けると大きく2つの種類に分類されます。
ブレードの素材によって手入れの頻度や切れ味が違うので、それぞれの違いを考慮して自分のスタイルにあった一本を探してみてください。

ステンレススチール

ステンレススチールは錆に強く、硬い素材なので刃こぼれがしにくいです。メンテナンスの頻度も少なく済むので、初心者の方にはオススメです。
しかしカーボンスチールと比べると切れ味に劣る欠点もあります。使っているうちに慣れるものの、研ぐには少しコツが必要です。

カーボンスチール

カーボンスチール(炭素鋼)は硬度が高い上に切れ味が非常に鋭く、劣化しても研ぐ事によって切れ味がすぐに復活するので扱いやすいです。
しかしステンレスと比べると錆びやすい欠点もあり、使用のたびに手入れが必要になってきます。
手入れの頻度が多い分、上級者向けの素材です。

扱いやすいオススメサイズ

オピネルナイフにはNo.6〜No.12のサイズがあり、手の大きさや性別によって使いやすい物を選択できます。
中でもオススメなのが性別を選ばずに誰でも扱いやすいサイズのNo.9です。刃渡り約90mm、重さ約57gと手頃なサイズになっており、メインナイフとしても十分使用できます。
その他のサイズも細かく大きさが分かれているので、自分の手の大きさに合った使いやすいサイズを探してください。

オピネルナイフを使うときの注意点

ここからはオピネルナイフを使うとき、使う前の注意点を詳しく紹介していきます。
いくら使いやすいと言っても刃物であるので危険なのはもちろん、間違えた使い方で簡単に壊れる可能性も。
無理のある使い方をしなければ長く安全に使用できるので、間違えた使い方はしないように注意してください。

ブレードロックを必ずかける

オピネルナイフはブレードロックが付いており、使用中や携帯中の怪我を防ぐことができます。
最近のフォールディングナイフはブレードの出し入れで自動的にロックが掛かるものもありますが、昔ながらのデザインを大事にしているオピネルナイフは自分でロックを掛けなければなりません。
ポケットの中で刃が出ていた場合など、思わぬ怪我につながる可能性があるのでブレードを出し入れする際には必ず自分でロックをかけましょう。

見た目通り強度は高くない

オピネルナイフはシンプルな構造故に強度はそれほど高くありません。
力をかけ過ぎると簡単に壊れてしまうこともあります。
フェザースティックを作る程度なら問題ありませんが、本格的なバトニングには向いていないので注意してください。

木製ハンドルを濡らさない

オピネルナイフの持ち手は木製なので、水に濡れてしまうと木が膨張してブレードが出にくくなります。
これはオピネルナイフの代表的なデメリットです。
ブレードが出にくい状態で無理矢理オピネルナイフを開閉しようとすると壊れたり怪我に繋がったりする可能性も考えられます。
事故を防ぐためにも、オピネルナイフを洗う際は水を使わず布巾などで汚れを拭き取りましょう。
しかし時には間違えて水に濡れてしまう場合もあると思います。その場合にはよく乾かすか可動部分にオイルを指すなどして対応するのがオススメです。

最初は切れ味が悪く刃付けが必要な場合も

オピネルナイフはコスパも良く優秀なナイフですが、購入時の切れ味はそれほど良くありません。
やってみるとそれほど難しくはないので、購入した際には練習だと思って自分で研いでみることをオススメします。

オピネルナイフの手入れ方法


先ほども説明した通り、オピネルナイフを洗う時には他の食器と同じく水洗いするのではなく、布巾などで汚れを拭き取りましょう。
洗剤の使用自体は問題ではないので、布巾に洗剤を染み込ませてよく拭き取ると油汚れも落ちやすくなります。
またステンレススチールでもカーボンスチールでも必ずナイフを研ぐ必要が出てきます。研ぐのは少しコツが必要ですが、ナイフを扱う上では避けられません。
砥石やシャープナーはなんでもいいので、OPINELが推奨している15°〜20°の角度を意識して自分で研いでみましょう。

オピネルナイフをカスタマイズ


オピネルナイフは性能が良く扱いやすい上に他のナイフと比べても安価で購入できるので、自分好みにカスタマイズして愛用しているユーザーも多いです。
黒錆加工をしたり防水として持ち手をオイルに漬けたり、中には色を変えているカスタムをしているユーザーもいます。
多少の失敗も味になるので、オリジナリティを出したい方は思い切って自分流のカスタムを楽しみましょう。

オススメのオピネルナイフ

最後にオススメのオピネルナイフを紹介します。自分の手のサイズや使用頻度、シーンに適したナイフを探してみてください。

OPINEL(オピネル) #9

先ほども記述した通り日本人の手の大きさに最適なサイズとしてオススメなサイズであり、日本では一般的かつベストセラーのサイズとなっています。
手の小さい、大きい方もこのサイズを基準に比較して自分の手の大きさに合ったナイフを選ぶことがオススメです。
ステンレススチール・カーボンスチールのどちらにするかは自分のスタイルに合わせて選択してください。

OPINEL(オピネル) アウトドア #8

こちらは一般的なオピネルナイフの形に様々な機能を搭載したもので、登山やハンティングなどをしている方には特にオススメです。
1本でホイッスル・鋸刃・シャックルロックなど非常時に役立つ機能が備わっているので、持っていて損はないナイフとされています。
調理には不向きですがオピネルナイフよりも頑丈な作りをしており、ハンドルにはプラスチック素材が使われているので水濡れを気にする必要もありません。

OPINEL(オピネル) エクスプローラー #12

オピネルエクスプローラーも多くの機能を搭載しており、特にサバイバルに向いているナイフです。
刃渡りは約100mmと大きめですがその分しっかりしているので非常用としても信頼できます。
ホイッスルの他にファイアスターター、カッティングフックが付属しており、ハンドルは木製ではないので水濡れを警戒する必要もありません。

まとめ

最後に本記事の概要についてまとめていきます。

【オピネルナイフとは】

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【サイズの選び方】

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【オピネルナイフの注意点】

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以上がオピネルナイフについてとオススメのサイズ、注意点でした。
オピネルナイフが気になっていた方は参考になったでしょうか。
今回紹介した注意点は他のフォールディングナイフにも共通する点もあるので、参考にしてみてください。
コンパクトで扱いやすいオピネルナイフでナイフデビューし、今までのキャンプをより一層クオリティの高いキャンプにしていきましょう。

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2021年3月5日

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