Impala Camp インパラキャンプ 車を個人輸入するところから始まるUJack社長のキャンプブログ

キャンプ場で自由研究!テーマやアイデア紹介

小学校や中学校などでは夏休みの必須課題として理科研究を宿題に出される学校も多いと思います。
そこで山や海などに出かけた際にぜひ興味を持ってほしいテーマやアイデアをご紹介します。
お子さんの自由研究も兼ねてキャンプに行かれる方は必見です。

キャンプ場は自由研究に使えるアイデアがいっぱい!

山や海など大自然の中に飛び出せるキャンプ内で見つけたものや体験したことをきっかけに、「なぜだろう~?」といった疑問や、「家に帰ったらこんなこともやってみよう?」など思いつくままに書き出してみると自然に内容が広がっていくものです。

社長
子どもが持つ素朴な疑問をぜひ親子で一緒に考えてみましょう。
やまひつじ
自由研究をきっかけに親子の絆やコミュニケーション幅が広がるかもしれませんね。

キャンプ場に行って準備や観察ができそうな自由研究テーマ

ここでは山(川)・海・食にまつわる題材や研究動機などをざっくりとですが、ご紹介しています。
観察の仕方や実験例は一例ですので、これを参考に実験方法やアイデアが広がれば幸いです。

キャンプ中に終わらせようとしなくても大丈夫

キャンプ中は研究テーマを決めるだけで終わってしまうこともあります。
時間があれば、キャンプ中で得た気づきや動機を家に持ち帰ってそこから本格的な実験・観察を始めてもいいのです。

など焦らず取り組みましょう。
それでは、テーマ例と研究ポイントなどを簡単に見ていきましょう。

山キャンプ編

セミの抜け殻研究


セミの抜け殻は、そのセミが確実にその場所に生息していた証拠になるものです。
山道を歩いているだけでも結構簡単に見つかります。
観察ポイントとしては、

などがあります。

キャンプ場に行って見つけたら写真やメモに残しておきましょう。
セミの殻がつぶれないように持ち運べる箱や空の飼育ケースを持っていきましょう。

万博記念公園 セミの羽化を観察しよう
シゼコン 自然科学観察コンクール

カブトムシの観察


キャンプ場にクヌギの木など雑木林があれば、カブトムシがいるかもしれません。

など調べてみましょう。

早朝や夜間に観察することが多いと思いますので、など都会ではなかなか捕まえられないカブトムシを寄せ付けてその場で観察してみましょう。
観察後はできるだけ元居た場所に逃がしてあげましょう。

社長
ケガや遭難などの心配もあるので必ず保護者同伴で行動するようにしてください。
キッズネット カブトムシの一日観察
こどもエコクラブ カブトムシの観察日記

樹木の葉っぱの違い


山に無数に生えている樹木類。
スギやマツなど「針葉樹」と呼ばれる仲間と、ケヤキやブナなど広葉樹と呼ばれる樹木の葉の特徴や生育する地域などを比較しながら調べてみましょう。

※「単子葉類」「双子葉類」など中学校で習う単元もあります。

葉で調べる樹木の見分け方 著者 林 将之

コケやシダ類


森の中の薄暗い環境の中でよく見かけるコケやシダ。
生息するシダ類などの種類を調べてみましょう。
肉眼では見えにくい部分はルーペを使って覗き込み、どんな色や形をしているのか、どんな器官があるのかなどをじっくり観察してみましょう。

&GP 苔が密かなブーム!?今年の夏は観察セットでミクロの世界を楽しもう
コケの見方 岡山理科大学・自然植物園 西村直樹

扇状地を作ろう


出典:ウィキペディア 扇状地
山のふもとに広がる扇状のような地形を「扇状地」といい、日本全国に存在します。

など実際に扇状地の河川敷にあるキャンプ場では周辺地域の特性などもわかるかもしれません。
また自宅などで砂と水を使ってどのようにその地形がができるのかを実験してみましょう。

キッズネット 扇状地(せんじょうち)をつくってみよう

川の石研究


河原で拾った石をよく観察してみましょう。
川の上流と下流でもずいぶんと大きさや形がずいぶんと違います。
中には変わった色や模様をした石を見つけることもあります。

水に濡らして模様や触り心地はどんな感じでしょうか。
また「礫岩(れきがん)」や「泥岩(でいがん)など石の種類や特徴などについても調べてみましょう。

LIVING 兵庫 理科の自由研究『川の石調べ』
株式会社建設技術研究所 川の上流、中流、下流で河原の石の大きさが異なるのはなぜですか?

山の天気の移り変わり


普段住んでいる場所に比べて、高い山の天気が突然変わることに驚くこともあるでしょう。

などを調べてみましょう。

登山インストラクターの方などに聞いてみるのも一つの方法です。

jRO 雲から山の天気を学ぼう(第15回)
HONDA Kids ふしぎな雲はなんの知らせ?雲から天気を読む方法

海キャンプ編

海水はなぜしょっぱいのか


海水がしょっぱい理由は、塩素とナトリウムが結びついた塩化ナトリウム(塩)なのですが、何故しょっぱい海水ができたのかを地球の歴史をさかのぼって調べてみましょう。
海水浴場の近くに海の博物館や展示場がある場合は、その地域の海に生息する生物や砂浜の特徴などを知ることもできます。
ぜひ積極的に足を運んでみましょう。

参考文献:「海の「トリビア」海のトリビア―この1冊で、あなたも今日から海博士!!毎日1つ、3分でわかる海のネタ本!!」

海洋政策研究所ブログ 海水は何故しょっぱいか?
株式会社加藤建設 海の水はどうしてしょっぱいの?

海藻や貝の観察や標本作り


海水浴場などで拾った海藻を集めて、押し葉を作って標本を作ってみましょう。
海藻のカラフルさやユニークな形に驚くことでしょう。
南の方の海ではきれいな模様の貝殻を見つけることもできます。

やまひつじ
貝殻の模様ができる仕組みなども調べてみるとおもしろいですよ。
日本の海藻-美しく多様な海藻の世界- 〜海藻の押し葉標本を作ってみよう〜
地方独立行政法人北海道立総合研究機構 釧路水産試験場 海藻おしばの作り方
なぜなに学習相談 なぜなに 水の生き物

砂に関する研究


浜辺の砂を知ることで、大昔その地域がどのようにできあがったのかを知ることができます。
また日本には「琴引き浜」「鳴き砂」と呼ばれる音のなる砂浜が存在します。
踏みしめて歩くなど砂に強い力を加えた時に「キュッキュッ」と音のなる砂、これは砂の成分に秘密が理由が隠されています。

琴引浜鳴き砂文化館 全国の鳴砂分布地図
じゃらん 琴ヶ浜(泣き砂の浜)

波に関する研究


海ではなぜ波が発生するのでしょうか。
月の引力によるもの、風によるものなどいくつかの理由があります。
また近年、海水浴場で多発している「離岸流」による事故。
離岸流はどのようにしてできるのでしょうか。
発生しやすい場所や離岸流から身を守るための方法などについて調べてみましょう。

海上保安庁 海の情報 離岸流

海のゴミはどこから流れてくるの?


日本海側の海水浴場でお隣の中国や韓国、ロシアなど外国の文字で書かれたゴミが漂着していることがあります。
なぜそれほど遠くの場所からゴミが流れついたのでしょうか?
そしてそのゴミは最終的にどこにいくのでしょうか。

その他、プラスチック製品やビニール袋など自然に還りにくい海洋ゴミが増えるとどんな影響があるのかなど、環境問題の一環として調べてみましょう。

政府広報オンライン 海のプラスチックごみを減らし きれいな海と生き物を守る!~「プラスチック・スマート」キャンペーン~
愛知県 あいちのうみのこと 漂着ごみはどこからくるの?

キャンプの食材を使った自由研究

火起こし、焚火編


大昔の人々はマッチやライターなどが無くても火を起こしていました。
どのように火を起こしていたのでしょうか。
どうやって火は起きるのかなど火起こしのメカニズムを探りましょう。
また焚火では火がなかなか大きくならないなど苦労することがあると思いますが、それには薪の積み方や薪の温度が関係するといわれています。

Honda キャンプ 炎の勢いをコントロール!薪の組み方を知って焚き火を操ろう
シゼコン 自然科学観察コンクール 火起こし名人になりたい!!~火起こしのメカニズムを探る~

牛乳パックを使ったカートンドック


カートンドッグとは、牛乳パックを燃料にして作るホットドッグのことです。
牛乳パックには表面も内側にも「ポリエチレン」でコーティングされているため、それが着火剤がわりになるのです。
ホットドッグ以外にもおにぎりやサンドイッチなどもうまく焼けるでしょうか?
火のはたらきや危険性について気付き,火を大切に扱うという狙いもあります。

CAMP HACK 試してみたい超簡単キャンプ飯「カートンドッグ」にチャレンジだ!
カートンドッグ づくり

まとめ

キャンプ場で取り組める自由研究テーマをざっと紹介してみましたが、きっとこれ以外にもおもしろい題材が見つかると思います。
一番よいのはお子さんが自ら興味や疑問をもったものを深く掘り下げること。
そうすると、お子さんも楽しみながら取り組めますし、親としてもますますサポートしてあげたくなるものなのです。

キャンプ初心者必見!初心者キャンパー向けのキャンプ用品はこれだけでいい!

2021年3月5日

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