キャンプ場だから安全とは限らない!キャンパーが心がけるべきコロナ感染対策

新型コロナウイルス感染症予防対策にともない、外出自粛中の方も多いのではないでしょうか?
その一方でキャンプ場が混雑するという事態が起きています。
人が多く集まる観光地や飲食店に行くのは不安だけれど、屋外で過ごすキャンプ場なら安全と考える人が多いのでしょう。
しかし、キャンプ場だから安全とは限りません。
キャンパーが心がけるべき、新型コロナウイルス感染拡大防止対策について解説します。

キャンプ場は感染リスクが少ないは大間違い!


屋外で過ごすキャンプ場にも、新型コロナウイルスの感染リスクは潜んでいます。
実際に複数人が屋外でバーベキューをした際に、コロナ感染者と知らずに共有したトングから参加者が感染したというケースも!(この場合キャンプ場の特定はされておらず、キャンプ場だったとも確認されていませんが、屋外でのバーベキューも感染リスクはあります。)
さらにお酒を飲むと気分が緩み、大声で会話したりマスクを外したままになりがちです。

他のキャンプ場では、コロナ感染者と同じテントでキャンプしたキャンパーが感染したというケースも報告されています。
屋外のキャンプ場なら安全と思ってしまいますが、コロナ感染者の中には無症状の人もいるのでキャンプ場でも感染リスクはゼロではないのです。

社長
キャンプ場の共有スペースを利用する際は、屋外であっても密になる場所がありますので注意が必要です。
連休中には大勢のキャンパーがキャンプ場を利用するので、人気のキャンプ場ではトイレの順番を待つ人の行列ができたり、テントが多ければ密になったりしてクラスターが起きる可能性もあるのです。

新型コロナウイルスに伴い閉鎖を余儀なくされるキャンプ場も!


キャンプ場でも安全とは言い切れないため、各キャンプ場でも新型コロナウイルス感染症対策への取り組みがされています。
しかしそれでも完全に防ぐことはできず、利用者に感染者が確認された場合はキャンプ場の休業や閉鎖を余儀なくされることも!

キャンプ場でも受付に消毒液を置いたり、受付時に検温を実施したりしています。

やまひつじ
利用する側もキャンプ場で実施している感染予防対策に協力することが大切ですよ。

キャンパーが心がけたいキャンプ場でのコロナ感染対策


キャンプ場を利用する際に、キャンパーが心がけるべき感染対策を紹介します。

常に自身の健康管理をする

新型コロナウイルスは、感染者と濃厚接触していなくても市中感染の可能性があります。
無症状だからと油断はできませんので、日頃から自身の健康管理を徹底しましょう。
もしも体調不良や微熱がある場合は、キャンプを中止するのが賢明です。

社長
出発当日も家を出る前に検温するなど、自身で健康チェックをしてから出かけましょう。

地元のキャンプ場を利用する

今全国で感染拡大を防ぐという目的から、県をまたがず地元のキャンプ場を利用するよう各自治体が推奨しています。
しかし地域によっては地元にキャンプ場がないこともありますよね。
この場合は目的地であるキャンプ場がある自治体の指示に従いましょう。
自治体によっては、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ目的で、県をまたぐ利用を自粛するよう要請している場合があるからです。
自粛要請が出ている場合は利用を控えてください。

利用可能な場合でも、キャンプ場独自の対策で利用時間が変更になっていたり、レンタル品の提供を一時中止したりしていることがあります。
キャンプ場のホームページで、随時最新情報を確認しておくと安心です。

食材や必要な消耗品の調達は地元で済ませておく

キャンプ場での楽しみとなるバーベキュー用の食材や、薪や炭などの消耗品は地元のスーパーやホームセンターで調達することをおすすめします。
これも感染拡大防止対策につながる大切なことです。

やまひつじ
近くで調達できない場合は、ネットで取り寄せるのもおすすめ!
キャンプ場で炊事場やバーベキューコーナーを利用するのも楽しみの一つですが、密になるので注意しましょう。
炊事場を利用しなくても済むよう、食材は自宅で下ごしらえを済ませておき焼くだけにしておくなどの工夫も必要です。
食べ終わった食器や汚れ物もできるだけ洗い場を利用せず、持ち帰り自宅で洗うなど工夫するといいでしょう。
ちょっとした工夫でも感染拡大防止に役立ちます。

ソロキャンプ推奨

複数人でキャンプすると、どうしても感染リスクは高くなってしまいます。
ファミリーキャンプであれば安心なイメージですが、家族の誰かがキャンプ場で感染すれば家庭内感染の可能性も!
ファミリーは庭キャンプや車中泊を検討してみてください。
家族や同居者以外のグループキャンプは、感染リスクが高いのでおすすめできません。
どうしてもキャンプしたい人はソロキャンプをおすすめします。

ただしソロキャンプでも人が密集している場所に行けば感染リスクはゼロではありません。
隣のテントとは可能な限り距離を置き、密になるのを避けましょう。
ソロキャンプでも共有スペースを利用する際は感染リスクがあります。
やむを得ず利用する場合は、混雑が予想される時間帯を避けるといいでしょう。

キャンプ場のルールはきちんと守る

新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、各キャンプ場でもさまざまな取組を実施しています。
以前とはルールが変わっていることもありますが、キャンプ場が決めたルールは守りましょう。

キャンプ場によっては、オンライン予約やオンライン決済を導入しているところもあります。
オンラインで完結すれば、接触せずに済むのでその分感染リスクは軽減されるのがポイントです。
可能であればオンライン予約やオンライン決済の利用をおすすめします。

大体はキャンプ場のホームページを見ればわかりますが、最小限のスタッフで対応している場合は、電話の応対が難しいこともあるので問い合わせはホームページの問い合わせフォームやメールを利用しましょう。

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キャンプ場でもマスク・手洗い・うがいを徹底!

テント内で過ごすときや周囲に人がいないのならマスクを外してもいいでしょう。
しかし共有スペースを利用するときや近くキャンパーがいる場合は、マスクを着用するのがマナーです。
夏は熱中症のリスクがあるので、適度にマスクを外せる場所に移動するなど調節してください。

キャンプ場の受付や共有スペースには、消毒用アルコールスプレーを設置するところが増えています。
手洗いや消毒は積極的に利用しましょう。
また、自身でも消毒用アルコールウェットティッシュやスプレーを持参して、こまめに消毒することをおすすめします。

ただし消毒用アルコールは引火の恐れがあるので、使用後すぐに火を扱ったり近づいたりしないよう注意してください。

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行きも帰りも寄り道しない

キャンプ場に行く途中も、帰り道もできるだけ寄り道はせずまっすぐ目的地や家に向かいましょう。
観光地やお土産店があると寄り道したくなりますが、どこに感染リスクがあるかわかりません。
普段なら問題ない行動でも、新型コロナウイルス感染拡大防止のためには寄り道をしないことも大切です。

またチェックイン・チェックアウトの時間が決まっているキャンプ場の場合は、締め切り時間の前後は人が集中する可能性があります。
密を避けるために、アーリーチェックイン・アーリーチェックアウトを利用するのもおすすめです。
利用したいキャンプ場が、アーリーチェックイン・アーリーチェックアウトに対応しているかどうかを確認しておくと安心です。

まとめ

新型コロナウイルスの感染リスクはキャンプ場にも潜んでいます。
大切なのは感染予防だけでなく、もしも自身が感染した場合は感染を広げないことです。
日頃から感染対策を徹底して、キャンプ場のルールを守ることで感染リスクを軽減できます。
またキャンプ場ではなく車中泊や庭キャンプ、ベランピングでもキャンプ気分を味わうことは可能です。

社長
どうすれば感染リスクを減らせるか各自で考えてみてはいかがでしょうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!