大自然の恵みを感じながらその一角で野遊びをするのがキャンプの楽しみ方であれば、温泉もまたキャンプの楽しみ方のひとつと言ってもいいでしょう。
今回は、九州でキャンプと温泉が一度に楽しめる施設をご紹介していきます。
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九州に温泉が楽しめるキャンプ場はある？
九州は言わずと知れた温泉大国で、別府温泉（大分県）、由布院温泉（大分県）、霧島温泉（鹿児島県）、嬉野温泉（佐賀県）、指宿温泉（鹿児島県）、黒川温泉（熊本県）と名だたるメンツがそろっています。
九州全体に火山があり、マグマが眠っている地熱豊かな土地ということが関係しているでしょう。
そのことから、有名な温泉地だけでなく小さな温泉地も多く、驚くようなところからも温泉が湧き出てくることもあるとか。
全体を通して自然が豊かですので、キャンプ場も各地にあるのですが、手つかずの森や険しい山が多いせいでそこまで多くはありません。
また、温泉に入れるキャンプ場としても数で言えば本州の関東、関西のエリアの方が多かったのは、観光に出かける人口の多さが影響しているのかもしれません。
九州の温泉が楽しめるキャンプ場はここがおすすめ！
そんな九州地方で、温泉が楽しめるキャンプ場をセレクトしました。
温泉宿も顔負けの素晴らしい温泉が湧いていることもあるので要チェックです。
錦谷温泉せせらぎの郷 華じ花
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大分県中津市耶馬溪町にある秘境感が楽しめるキャンプ場が「錦谷温泉せせらぎの郷 華じ花」。
口コミによると、クルマで入れるのか？と思う道もあるらしく、気を付けて運転しないといけない道もあるようです。
自然が多いキャンプ場ならではの「あるある」ですね。
そういった状況からお分かりかもしれませんが、周りに買い物できる環境はなく、キャンプ場に来るまでに買い物を済ませておく必要があります。
おまけにサイトは非常に硬い芝、土の地面で、鍛造ペグじゃなければ歯が立たないとか。
どうやらここの泉質は非常に珍しいようで「炭酸系モール泉」と言われています。
炭酸成分が強く、ぬるめの湯温ということもあって疲労回復にはうってつけ。
日向サンパーク・オートキャンプ場
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宮崎県日向市の「日向サンパーク」という複合施設の中にあるキャンプ場です温泉やレストラン、道の駅にテニスコート、アスレチックなどが施設内にあり、やることが多すぎて時間が足らない！なんてこともある様です。
しかし敷地があまりに広いので、キャンプ場からアスレチックまで徒歩で行くのも結構大変だとか…。
敷地内の温泉「お舟出の湯」は、ナトリウム-塩化物泉でアルカリ性単純温泉。
ジェットバス、サウナ、洞窟風呂、電気風呂、洞窟風呂が備えられているので、こちらものぼせるまでに全部回れるかどうかというほどたくさんのお湯が用意されています。
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりに効果があるとされているようです。
オートキャンプ竜門
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大分県玖珠郡九重町にある、キャンプ場内に温泉とプールを備えたオートキャンプ場です。
近くのインターから15分で、街まで近いこともありスーパーなどのアクセスも良好。
とはいっても炊事場にクワガタが飛んでくるほど大自然の中にあるということは変わりなく、アクセスの良さと自然の多さのバランスがとれた使い勝手の良いキャンプ場です。
「龍門の滝」のすぐそばにあり、夏は清流、秋は紅葉が楽しめます。
併設している良仲湯は、貸切風呂が4室もあり、プライベートな空間で温泉を満喫することが出来ます。
泉質はアルカリ性単純温泉でメタケイ素と弱ラドンを含んでおり、ぬるりとした肌触り。
北薩広域公園オートキャンプ場
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鹿児島県薩摩郡さつま町の北薩広域公園の中にあるオートキャンプ場で、土日は予約でいっぱいになってしまうほどの大人気キャンプ場です。
利用付きの2か月前の1日からネット予約が出来るのですが、予約開始の1日8時30分になった瞬間にいっぱいになる事もあるとのことですので、ご検討はお早めに。
公園の中には大型の遊具があったり、ワークショップが開催されていたりと子供に大人気なのも人気の理由でしょう。
泉質は炭酸水素塩泉で、関節痛、うちみ、くじきによく効きます。
露店の岩風呂もあるので、大自然の中星空を眺めながら温泉に入るという贅沢な時間を過ごすことが出来ます。
何と言ってもバンガローの各棟に露天風呂が備え付けられているので、自分たちだけの温泉でゆったり過ごすことが出来るのがうれしいポイントです。
木魂館キャンプ場
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標高1500mの小国富士を目の前に構える「木魂館キャンプ場」は熊本県阿蘇郡小国町にある大自然に囲まれたキャンプ場です。
キャンプ場にレストランを併設しており、小国町で育った「あか牛」を生産者から直接一頭購入して調理するこだわりを持っています。
サーロインステーキ250ｇで2,970円と良心的な金額なので、ちょっと奮発して贅沢ＢＢＱを楽しんでもいいですね。
こちらのキャンプ場に付帯している温泉はレストランの上にあり、炭酸水素塩泉で神経痛、肩こり、皮膚病に効果があります。
シャンプーやボディソープ完備な上に利用料も300円と非常にリーズナブルです。
キャンプ場はふかふかの芝生でペグも刺さりやすく、子どもが転んでも安心ですが、車の乗り入れが出来ないのでキャリーワゴンなど荷物を運ぶグッズを忘れないようにしましょう。
蔵迫温泉さくら コテージ＆キャンプ
熊本県阿蘇郡南小国町にある、源泉かけ流し温泉の露天風呂が自慢の「蔵迫温泉さくら コテージ＆キャンプ」。
温泉好きにとってうれしいのが、共同温泉の内湯と露天風呂がいつでも入浴可能ということ！
泉温が59.7℃と高温で湧いているのも特徴的です。
サイトから見える阿蘇の景色が良く、きれいに清掃されており、なによりリーズナブルということに定評がある様です。
1点気になるのが、温泉にドライヤーがないという口コミを見かけたところ。
髪の長い方はご注意ください。
源じいの森
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源じいの森がある福岡県田川郡赤村は蛍が生息するほど美しい自然が残っているエリアです。
その中でキャンプ場や、冷暖房・バストイレ付きのバンガロー、お食事処もあり、大自然の中でも快適にアウトドアを楽しむことが出来ます。
特産物センターでは、地物野菜や近隣から仕入れたお肉がそろっており、地元調達派には嬉しいポイントです。
ここの温泉はアルカリ性単純温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性などに効果があるベーシックな温泉です。
露店岩風呂もあれば露天ジャグジー風呂もあり、ゆったりと様々なお湯を巡るのがオススメ。
まとめ
温泉が多いエリアなので、温泉そのものを楽しめるような施設が多い印象です。
キャンプ場でアウトドアをそこそこに楽しんだ後は、しっかりとレジャーとして温泉を楽しんでキャンプ場に戻り、お酒を飲む、といった過ごし方がいいかもしれませんね。
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佐藤和樹(Kazuki Sato)
株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。
趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。
本社は千葉県にあり、
キャンプ用品をメインに取り扱っている。
製品の設計や開発なども独自に手掛ける。
UJack(ユージャック)は
universal jack(世界に浸透する)を意味し、
文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。
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