一生の思い出間違いなし!キャンプ場でのイベントに参加しよう!

子どもだけでなく、大人にとってもキャンプは非常に思い出深いものです。
記憶に残っていなくても、焚火の匂い、寝るときに聞こえる川のせせらぎ、しっとりとした朝露がついた天幕など、体が勝手に覚えているほど。
ただでさえ思い出になるキャンプ体験ですが、キャンプ場が独自で実施しているイベントに参加すると、更に良い思い出になること間違いなし。
こういったイベントは高規格キャンプ場で実施していることも多く、お子様連れのキャンパーさんには特におすすめです。
この記事では、キャンプ場で実施しているイベントを集め紹介しています。
近場で同じようなイベントを実施していることもありますので、思い出作りの参考にどうぞ!

年間行事に合わせたイベント


 年間を通して、イベントが行われやすい時期は決まっています。
こういったイベントはお子様を対象としていることが多く、楽しそうにしている子どもを肴にお酒を飲むのいいものです。
年間行事の中で、イベントが行われやすい時期と、行われるイベント内容について見ていきましょう。

夏休みイベント


 小学生の年間最大のイベントと言えば夏休み。
多くのファミリーキャンパーが夏休みのキャンプ場へ行くべく、予約の争奪戦が行われるほどです。

そんな夏休み中にも、子どもたちに最高の夏休みの思い出を提供すべく、キャンプ場も趣向を凝らしたイベントを開催しています。

天体観測会

 夏休みである8月は、旧暦で言うところの七夕が近く、夜空を見上げると肉眼でも天の川が見える地域もあるほど。
キャンプ場は山や川など、人口的な灯りが少ない所にあることが多いため、天体観測のイベントを実施している所は多いようです。

本格的なところだと、「星のソムリエ」、「星空案内人」の資格を持った方がレクチャーをするなど、夏休みの自由研究にも活かすことが出来ます。

キャンプファイヤー

 キャンプファイヤーを夏にやらなければならないという法律はないのですが、なぜか夏にキャンプファイヤーイベントが多くなっています。
野外学習はたいてい夏にあり、野外学習といえばキャンプファイヤーをやったことがある、ということが紐づいて印象強くなっているのかもしれません。

また、8月はお盆がある月でもあるので、先祖の霊を迎える「迎え火」と、見送るための「送り火」が日本人の文化的慣習の中に息づいており、8月に火を焚く文化があるという説もあります。

いずれにしても、子どもにとって大きな炎は心象風景にも残るような出来事ですので、一度体験させてあげるのもいいのかもしれませんね。

ハロウィーン


 ハロウィーンとキャンプは一見すると全く関係ないように見えますが、実は相性がいいのです。
ハロウィーンはもともと、子どもたちが近所の家庭を巡り、「トリックアトリート」と掛け声をかけるとお菓子をもらえるというもの。

ご近所付き合いが希薄になってきている昨今、ご近所のインターホンを押してトリックオアトリートはさすがにできませんが、キャンプと言う非日常の空間と、イベント実施日という前提で参加しているということもあり、キャンプ場でならその文化を体験できる余地があるのです。

ハロウィーングリーティング

 あらかじめハロウィーンの近い土日にグリーティングを行うことをアナウンスして、サイトに訪れた子どもたちにはお菓子をプレゼントしてあげてください、とお願いされることもあります。

やまひつじ
この時だけの思い思いのコスプレをして写真に残すのもいいですね。

ハロウィーンコスプレコンテスト

 ハロウィーングリーティングに付帯して、特にお子様の来場者が主役となってコンテストが行われることもあります。
中にはこの日のために3か月前から衣装を作って用意してくる、という本気のママもいらっしゃるとか。

普段はコスプレを嫌がるお父さんでも、この日だけは家族おそろいの衣装を着て参加していることもあるので、家族一緒の思い出を作るにはうってつけです。

クリスマス


 クリスマスの時期、キャンプ場によっては厳しい寒さになるためそもそも営業していないところもありますが、だからこそ子どもたちを含めたファミリーキャンパーを呼び込もうと独自でイベントを開催している所もあります。

この時期はファミリーキャンパー自体が少ないので、イベント規模としてはそこまで大きくありませんが、それゆえ参加密度が高く、より深い楽しみ方が出来るのが特長です。

プレゼント交換会

 子ども時代、友達の家にそれぞれの買ったクリスマスプレゼントを持ち寄り、交換会をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
他人とコミュニケーションがとりづらくなってきている昨今、こういったイベントは子どもの社交性を高めるためにも効果的です。

プレゼント自体はそこまで高価なものであることは無く、1,000円くらいまでの物だったりするので参加するハードルも高くありません。

サンタクロースグリーティング

 サンタクロースがサイトに着てクリスマスプレゼントをくれるイベントを実施している所もあります。
実際はキャンプ場の職員ですが、子どもによっては本当のサンタさんだと思う子もいるかもしれません。

社長
余談ですが、夜の見回りをサンタのコスプレをして行うキャンプ場もありますよ。
やまひつじ
イベントにはなってなくても、そういった遊び心を垣間見れるだけでもほっこりしますね。

年越し/お正月イベント


 厳しい寒さの大晦日から正月にかけてですが、実はこの時期キャンプ場は賑わっているのです。
ファミリーキャンパーにとって、家族の休みが合う日がキャンプに最適の日。
年の暮れから年明けまでは、そういって意味でもちょうどいいタイミングなのです。

それに加えて、年中行事としてなにかやりたいというマインドと、年明けのめでたい雰囲気を非日常空間で過ごすという要素が合わさって、人気イベントになっています。

カウントダウン

 大晦日といえば新年までのカウントダウンイベント!この日だけはちびっこも夜更かしOKということで、深夜のキャンプ場でも盛り上がります。
手打ちそばを使った年越しそばの振る舞いや、炭火で焼いたお餅のぜんざいの振る舞いなど、温まる特典があるところも!

また、お正月に食べる用のお餅を大晦日に作るイベントもやっていたりと、こちらも普段できない体験を楽しむことが出来ます。

初日の出

 せっかく屋外にいるからには、キャンプ場から初日の出を拝みたいものです。
静岡県の竜洋海洋公園オートキャンプ場は海沿いにあるということもあり、初日の出ツアーを実施しているようです。

お正月ということもあり、凧揚げや羽子板といった伝承遊びの体験会や、お年玉抽選会といったユニークな企画まで、キャンプ場によって個性が出るところもおもしろいですね。

人気過ぎて参加できないことも!スペシャルイベント


 年中行事の他にも、キャンプ場やブランドが独自で実施しているイベントも見逃せません。
こういったイベントはお祝いや、ファンの交流といった側面が強く、同じ趣向を持った友達を探すにもうってつけです。

周年イベント


 キャンプ場によっては、毎年オープンした日の付近を「〇〇周年祭り」といってお祝いイベントをする所があります。
この周年イベントの際にはいつもでは体験できないプランや、豪華なゲスト、特別なワークショップなど、魅力的なコンテンツが見られます。

場合によっては通常料金より割高になってしまいますが、普段とは違う体験が出来るという意味では参加するのも楽しいですよ。

ブランドユーザー限定イベント


 いわゆる「オフ会」的なノリに近いのですが、同じブランドのテントのユーザーが集まって行うファンイベントが行われることもあります。
時にはキャンプ場を貸し切ってイベントをすることもあり、同じブランドのテントが並ぶのは圧巻です。

ノルディスクオーナーズミーティング

 ノルディスクのおしゃれなテントが立ち並ぶ「お祭り」的なイベントです。
ただ同じメーカーのテントが並んでいるわけではなく、バーが登場したり、雰囲気を盛り上げるステージがあったりと、まさにフェスのような雰囲気。

ノルディスク本社の社長が「ノルディスクオーナーのみなさまに日頃の感謝の気持ちを伝えたい」という思いから立ち上がったイベントということもあり、ノルディスクオーナーにたいしてのおもてなしの心が感じられるイベントです。

まとめ

さて、キャンプ場で参加できるイベントについて紹介してきましたが、どれもこれも日常生活ではなかなか体験できない事ばかりです。
普通のまったりキャンプもいいですが、たまには色々なことが体験できるキャンプイベントに参加するのも、メリハリが出て楽しくなること請け合いです。

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2021年3月5日

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ABOUTこの記事をかいた人

Kazuki

佐藤和樹(Kazuki Sato) 株式会社UJackの代表取締役社長。現在26歳。 趣味はキャンプと車弄りと映画鑑賞。 本社は千葉県にあり、 キャンプ用品をメインに取り扱っている。 製品の設計や開発なども独自に手掛ける。 UJack(ユージャック)は universal jack(世界に浸透する)を意味し、 文字通り世界中の人々にユージャッカーになってもらうことが目標。 あなたのアウトドアライフにさらなる”喜び”を。 Twitter、インスタグラム、Youtubeなどでも活動中!